Eduマガのヨミカタ
毎月発行される教育雑誌の中から、その時期にぜひ読んでほしい厳選記事をご紹介するコーナーです。
震災の体験と教訓を、共有して未来に残す
教室ツーウェイ 2012年2月号
教育zine編集部五十嵐
2012/1/12 掲載

 『教室ツーウェイ』2012年2月号の特集は、「SNSから学ぶ千年残る震災風土記」。本特集では、昨年、東北地方に大きな爪あとを残した東日本大震災をきっかけとして、向山洋一先生を中心に編まれた「震災風土記」が掲載されています。これは、全国から、過去に起きた災害も含め、地域の災害に対する教育実践を集めようという試みです。日本全土に刻まれた災害の記録と記憶をもとに、何年も先の未来に向けて防災教育をつくりあげようという、先生方の高い志が感じられます。
 釜石市の防災教育、新幹線の地震対策、阪神大震災や伊勢湾台風からの復興の軌跡など、様々な角度から防災教育のヒントやアイデアが紹介されています。
 どの先生も、今回の震災での経験を次の世代に語り伝え、未来へ向けた教育を行おうとしています。前向きな力強さを感じられる特集になっていますので、ぜひ、ご一読ください。

コメントの受付は終了しました。