平成18年に教育基本法が改正され、それをもとに教育三法が改正されました。さらに、今年4月からは小学校で、来年度からは中学校で、新しい学習指導要領が施行されます。指導内容はもちろんのこと、3月11日の東日本大震災を受けて社会も大きく変化していく中で、教師には多くの課題に対応する力が求められています。
　『現代教育科学』2011年7月号では、そのような「いま求められている新しい教師力」を、教育三法、特別支援教育、国と郷土を愛する態度、国旗・国家、伝統文化の心、指導力不足教員という様々な観点から取り上げました。
　なんらかの発達障害をもつ子どもがクラスに10％はいるとも言われ、ますますその重要性が叫ばれている「特別支援教育」や、昨今話題となっている「国旗・国家をどう扱うか」など、タイムリーな話題も満載です。
　初任の先生にとっても、ベテランの先生にとっても、明日からの実践の「糧」となる充実の1冊となっています!!