研究会情報
全国の研究会開催スケジュール満載!最新の教育技術をライブで体験して、授業力アップにお役立てください。
子どもの性被害の理解と対応の基本(後半)
開催地域
神奈川県
日程
2025/8/9(※要申込:8/7まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
野坂 祐子先生(大阪大学大学院人間科学研究科 教授)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/学級経営/学校経営

会場

名称
ゆめおおおかオフィスタワー12階 ウィリング横浜・研修室125-127
HP
https://www.yokohamashakyo.jp/willing/access/

<講師からのメッセージ>
性別や年齢を問わず、性暴力に遭う子どもは少なくありません。子どもは自分の身に何が起きたのかわからなかったり、 おとなに被害を打ち明けられなかったりすることが多いので、身近な教員が子どもの異変に気づき、子どもが話しやすい 関わりをする必要があります。

そのためには、子どもの性暴力の特徴と影響について理解し、教員・支援者自身が対応の準備性(レディネス)を高めておかなければなりません。また、性被害を受けた子どもをさらに傷つけることなく安全に関わるには、トラウマインフォームドケアと呼ばれる“トラウマを理解した支援”が有用です。

このセミナーでは、子どもの性被害の理解と基本的な対応について、教材『マイステップ』を用いながら、心理教育の実際を演習形式で学びます。(使用する教材はコピーして配布しますが、『マイステップ』をテキストとしてお持ちいただくことを推奨します)

教員・支援者自身が安心感をもって性被害の支援や性教育等を行えるよう、不安や気になることをざっくばらんに話し合える研修にしたいと思っています。一緒に、回復を支えるアプローチについて体験しながら学びましょう。

【ごあんない】
@このセミナーは、同日午前に開催する「子どもの性被害の理解と対応の基本(前半)」とのセット受講が必要です。
A使用する教材は、コピーして配布しますが、『マイステップ』(誠信書房)をテキストとしてお持ちいただくことを奨励します。(こちらをクリックすると書籍案内へ飛びます)

<担当講師>
野坂 祐子先生(大阪大学大学院人間科学研究科 教授)

▼講師プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士課程修了。臨床心理士・公認心理師・博士(人間学)。大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンターを経て、2013年に大阪大学大学院人間科学研究科准教授、2023年より現職。性暴力等のトラウマに関する研究と臨床が専門。教育現場や児童福祉分野で「被害−加害」への支援を行う。主な著書は、『トラウマインフォームドケア:“問題行動”を捉えなおす援助の視点』(日本評論社)、『マイステップ:性被害を受けた子どもと支援者のための心理教育』(誠信書房)他、著書論文多数。「子どもの性の健康研究会」ホームページにて、心理教育教材を公開中。http://csh-lab.com/

内容や申込方法などの詳細はこちらをご確認ください。
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2025_information