研究会情報
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言語・コミュニケーション発達スケール(LC-R)の概説と指導の実際
開催地域
オンライン
日程
2025/7/22(※要申込:7/20まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
大伴 潔 先生(東京学芸大学 名誉教授)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/学級経営/学校経営

会場

名称
Zoom

<講師からのメッセージ>
乳児期から幼児期にかけて、ことばは多面的に発達していきます。「語彙」の獲得に始まり、二語文や三語文から格助詞の理解と使用にかかわる「語連鎖・統語」、複数の文のつながりを理解する「談話」、場面に合った適切なことばを使う「コミュニケーション」といった側面があります。

LC-R(改訂版LCスケール)ではこれらの領域を考慮に入れ、子どもの生活年齢に照らした場合の遅れの有無や、遅れの程度・特徴について判断します。このセミナーでは、言語・コミュニケーションの発達にかかわる研究知見を交えて、子どもの長所や課題のとらえ方、評価のあり方を解説します。そのうえで、子どものプロフィールに沿った支援のあり方について考えていきます。

【お知らせ】
このセミナーで取り上げるLCスケールの対象年齢は「0〜6歳」です。小学生以降は、同日午後の「LCSA」セミナーで解説いただきます。なお、ことばの発達水準がゆっくりで、典型的な発達の6歳以下の水準にある児童生徒には、LCスケールを用いることができます。

<担当講師>
大伴 潔 先生(東京学芸大学 名誉教授)

▼講師プロフィール
国際基督教大学を卒業後、米国イリノイ大学修士課程・ワシントン大学博士課程を修了(言語聴覚学)。東京都神経科学総合研究所を経て、1992年より東京学芸大学に勤務。言語聴覚士。著書に、『言語・コミュニケーション発達の理解と支援(改訂新版)―LC-Rを活用したアプローチ―』(学苑社, 2025)、『人とのかかわりで育つ言語・コミュニケーションへのアプローチ―家庭・園・学校との連携―』(学苑社, 2021)、『アセスメントにもとづく学齢期の言語発達支援―LCSAを活用した指導の展開―』(学苑社, 2018)などがある。

内容や申込方法などの詳細はこちらをご確認ください。
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2025_information