日時:令和7年2月6日(木)、7日(金)
研究開発学校3年目としての成果を発表する予定
参加費:3000円(現地現金支払い・対面のみ)
申込:本校HPより申込
本校では、教科学習において知を創造するためには、「経験」と「学問」を組み換えながら学習するプロセスが必要だと考えている。子どもたちは、概念や知識を累積的に学ぶのではなく、学問知と生活知の関係を調節し、組み換えつつ学ぶ存在であると捉えており、このようなサイクルが重要であると考えている。
そこで本校では、経験領域(異学年集団)を創設した。1つ目は多様な「ひと・もの・こと」と出合う経験を通して、学問につながる個の経験を豊かにする「はっけん」の時間である。この時間で獲得した生活知と教科学習における学問知を組み換えながら学習するプロセスを通して、知の創造を目指す。また、2つ目は「ちょうせん」の時間である。この時間は、実社会とつながるプロジェクト活動を通して、様々な達成感やうまくいかなさを味わう経験をする時間であり、生き方・在り方につながる個の経験を豊かにする。さらに「じぶん」の時間は、経験領域での質の高い経験をもとに、同学年集団で議論を深め、子どもたち自ら変容し、成長するプロセスを通して、価値の創造を目指す。経験と知、経験と価値を構造化した教育課程を実現することにより、「自律的に学ぶ力」「関わる力」「創造する力」を育成し、人格の完成を目指す
研究発表会では、このカリキュラムにおける「教科学習」、「じぶん」の時間、「はっけん」の時間、「ちょうせん」の時間の授業を公開し、分科会を行う。