数理的思考の重要性が高まっている一方で、「数学嫌い」という言葉に象徴される数学が苦手な層が一定数いることも確かです。この現状を乗り越えて、高校数学において社会で有効に活用できる数学力を生徒が身に着けるために、数学の授業ができることは何でしょうか?
数学教育の意義から改めて振り返りながら、実際に「誰も取り残さない数学授業」を実践する方策について探究します。
<共催>
モノグサ株式会社
<開催日>
6月17日(土)
<スケジュール>
・13:30−14:00
特別招待講演:誰一人取り残すことのない数学教育の実現を目指して−高校数学の意義と可能性−
小林廉 先生(国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官)
・14:00−14:30
講演@:「誰も取り残さない」数学教育の実践
山田邦彦 先生(静岡サレジオ小・中・高等学校 研究部長)
・14:40−15:10
講演A:
竹内孝太朗 様(モノグサ株式会社 代表取締役CEO)
・15:20−15:50
鼎談:誰も取り残さない数学授業の探究−高校数学の学びを社会で活用できる人をより増やすには−
小林廉 先生 × 山田邦彦 先生 × 竹内孝太朗 様
<講演者プロフィール>
・小林廉 先生(国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官)
国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官
(併)文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官
東京学芸大学附属国際中等教育学校教諭を経て令和4年度4月より現職。博士(教育学)。専門は数学教育学。第70回読売教育賞算数・数学部門最優秀賞。平成30年・令和2年日本数学教育学会学会賞(実践研究部門)。
・山田邦彦 先生(静岡サレジオ小・中・高等学校 研究部長)
静岡サレジオ小・中・高等学校教諭。カレッジステージ研究部長、数学科主任。筑波大学修士課程教育研究科数学教育コース修了。