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特別支援学級・特別支援学校における自立活動の実際 −情緒的な側面に焦点を当てた目標設定と指導のアイディア−
開催地域
神奈川県
日程
2020/8/1(※要申込:7/31まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
小田浩伸先生(大阪大谷大学教育学部長 教授・同大学附属特別支援教育実践研究センター長)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/指導方法・授業研究/その他教育

8月1日(土) ★セミナーコード301★ / 研修室121−123(12階) きほんのき講座


特別支援学級・特別支援学校における自立活動の実際 
                     −情緒的な側面に焦点を当てた目標設定と指導のアイディア−


10:00-11:15 講義   自立活動の基本的な考え方と意義 −6区分27項目を関連付けた指導計画−
11:30-12:45 ワーク1 複合化した多様なニーズのあるこどもの実態把握とその手続き
13:45-15:00 ワーク2 目標設定の方法と指導プログラムの考え方
15:15-16:30 ワーク3 共感性・想像力を育む指導のアイディア


Invited Speaker 小田浩伸先生(大阪大谷大学教育学部長 教授・同大学附属特別支援教育実践研究センター長)


小田先生からのメッセージ

 障がい等によって日常生活や学習場面において様々なつまずきや困難が生じる児童生徒には、小中学校等の教育における心身の発達の段階等に即して系統的・段階的に教育していくだけでは十分とは言えないことから、特別支援学級・特別支援学校では、個々の障がいによる学習上又は生活上の困難を改善・克服するための指導として、自立活動の指導領域が位置付けられています。この自立活動の指導にあたっては、的確なアセスメントのもと、個々のニーズに応じた指導目標を決めて、指導内容を6区分27項目から選定し、それらを相互に関連付けて具体的な指導の内容・方法・手続き等を示した個別の指導計画を作成して展開することになっています。しかしながら、全国的にみても、地域や学校間における自立活動の捉え方や教育課程上の位置付け方の違いが大きく、実際の自立活動の展開は模索状態になっているところが多いものと思われます。

 今回のセミナーでは、前職で知的障がい特別支援学校で自立活動を長年担当してきた経験を踏まえ、自立活動の基本的な考え方と意義を解説し、6区分27項目を関連付けた目標・内容設定から、個別の指導計画の作成までの実践ワークを通して進めていきます。特に、発達障がい等による情緒面の指導、社会性を高める指導のアイディアも紹介したいと思っています。この夏も、皆さんと一緒に学びを深めながら、自立活動の学び直しと新しい展開に向けた一助になればと願っています。よろしくお願いします。

【小田浩伸先生のプロフィール】特別支援教育士SV、学校心理士SV。心理リハビリテイションSV、兵庫教育大学大学院学校教育研究科(障害児教育)修了。大阪府立支援学校に勤務。その後、大阪府教育センター指導主事を経て、現職。専門は、特別支援教育、発達障害、自立活動、授業改善。大阪府教育振興基本計画審議会委員、大阪府内外の教員研修会び学校巡回相談などの講師。主な著書に、『高等学校における特別支援学校の分校・分教室』(ジアース教育新社)他、著書論文多数。

※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/