1.対象: 特別支援学校教諭、肢体不自由及び知的障害の児童生徒を担当している教諭
2.福岡大学人文学部
教育・臨床心理学科 徳永 豊 研究室 Mail: ytokunaga*fukuoka-u.ac.jp
(*に@を入れて下さい)
3.参加費(テキスト別)等:3,000円 定員:約80名
4.申込方法:
・メール又はファックスで、「福岡セミナー」と明記の上、申し込み下さい。
申込締切は、令和2年1月6日です。定員に成り次第、締め切ります。
・参加費は、当日会場でお支払い下さい。
・プログラムの内容や講師等は変更となる場合がありますので、ご承認ください。
・ 休日のため食堂はお休みです。昼食は、ご持参いただきたくお願いいたします。
特別支援学校の授業研究においては、児童生徒の実態把握、適切な目標設定が課題となっています。しかしながら、障害が重複している児童生徒の場合、実態把握においては、行動観察やさまざまな発達指標を活用するなどの幅広い取組があり、学年や学部で共通理解が難しい状況にあります。さらに、目標設定や学習評価の記述については、同じ目標や評価が繰り返されている現実があります。この原因のひとつに、系統的かつ段階的な視点の欠如があると考えられます。
そこで、このプロジェクトでは児童生徒の実態把握、目標設定、学習評価について、国語などの教科の観点を活用する形式で整理し、段階的かつ系統的な視点を導入します。そうすることで、学部や学年、指導する教員間で共通理解できる評価の枠組み(Sスケール、学習到達度チェックリスト)を開発することを目的とします。さらに、この視点から目標設定を見直し、目標に対応する手だてを吟味し、授業展開を改善していくことが可能ではないかと考えています。
これらのことについての提案を踏まえ、協議するセミナーを計画しました。どうぞ参加いただきたくお願いいたします。
9:30〜 受付
10:00〜10:10 セミナーの開催にあたって
10:10〜11:10 Sスケールと目標設定、学習評価 徳永 豊(福岡大学教授)
11:10〜12:00 発達段階の意義
吉川知夫(国立特別支援教育総合研究所総括研究員)
12:00〜12:30 協議
(12:30〜13:30 休憩:昼食)
13:30〜16:00 Sスケールの使い方・演習
古山 勝(千葉県立香取特別支援学校教諭)
徳永 豊(福岡大学教授)
16:00〜16:40 全体協議