ケース・ファーストで学ぶ “ジョイントケース検討会”
【この研究会は終了済です】
- 開催地域
- 神奈川県
- 日程
- 2020/2/22(※要申込:2020/2/21まで)
- 主催
- 神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
- 講師
- 広瀬宏之先生(横須賀市療育相談センター 所長・小児精神神経科医)
原田剛志先生(パークサイドこころの発達クリニック 院長・児童精神科医) - 参加対象
- 幼児・保育/小学校/中学校
- ジャンル
- 特別支援教育/その他
2月22日(土) セミナーコード910 / 研修室121−123(12階) 実践ワーク
ケース・ファーストで学ぶ “ジョイントケース検討会”
午前の部 10:00-10:10 オリエンテーション
10:10-11:30 レジュメのない事例検討会(ケース検討1: コメンテーター 広瀬先生)
11:45-12:30 原田先生からのツッコミと質疑応答
<昼休み>
午後の部 13:30-14:50 レジュメのない事例検討会(ケース検討2: コメンテーター 原田先生)
15:05-15:50 広瀬先生からのツッコミと質疑応答
15:50-16:30 総合討論
<17:00-18:30 懇親会: お二人の先生を囲んで> ※別途、要申込(2000円)
Invited Speakers 広瀬宏之先生(横須賀市療育相談センター 所長・小児精神神経科医)
原田剛志先生(パークサイドこころの発達クリニック 院長・児童精神科医)
広瀬先生・原田先生からのメッセージ
発達支援に正解はありません。正確に言うと、唯一の正解はありませんが、正解に近い答えはいくつもあります。臨床の現場では、どの答えが正しいかではなく、どのやり方がケースにとって役に立つか、という視点が大事です。いくら理論的に正しいやり方であっても、現実のケースでそれが実現不可能であれば、結局は役には立ちませんから、絵に描いた餅でしかないのです。
さて、ジョイント・ケース検討会は、一つのケースに対して、様々な考え方を提供する格好の場になります。もしかしたら、正反対のコメントが出てくるかもしれません。どっちが正しいかは、支援をやってみてどれくらい効果があったか、つまり、どれくらい役に立ったか、それが唯一の指針です。“ケース・ファースト”なのです。
ちょっと心配なのは、講師の二人が親友であることです。普段の会話では「だって発達系だよね!」「だよね〜」で終わってしまいます。今回の検討会でも二人で自己完結する心配がなくはありませんが、そこはお互いに意識して、あえてツッコミのジャブを繰り出してみたりもしたいなあと考えています。が、こんなことを書くとケースを出してくださる先生がビビってしまうので、以上の発言はなかったことにしていただけると嬉しいです。
ともあれ、二人の掛け合いをお楽しみくだされば、これに勝る喜びはありません。
【広瀬宏之先生のプロフィール】1995年に東京大学医学部卒業。同小児科・大学院、国立成育医療センターこころの診療部、米国フィラデルフィア小児病院などを経て、2008年より現職。2015年から放送大学客員准教授兼務。医学博士、小児神経専門医、子どものこころの専門医。著書に『発達障害支援のコツ』、『もしかして、アスペルガー?と思ったら読む本』『発達・子育て支相談のコツ』、『自閉症のDIR治療プログラム』(翻訳)、『こころの病への発達論的アプローチ』(監訳)、『発達障害とのかかわり』(共著)など。
【原田剛志先生のプロフィール】福岡大学医学部卒業。専門は児童精神医学。福岡大学病院精神神経科に入局、同大学病院、鹿児島県伊敷病院などの勤務を経て、2011年に児童精神と発達障害を専門としたパークサイドこどものこころクリニックを福岡県博多市内に開設。現在、同クリニック理事長兼院長。2016年に現在の名称に変更。クリニックのスタッフと共に子どもから成人期までの診察に携わるほか、県内外での講演活動も行う。訳書に『対象関係論の基礎 -クライニアン・クラシックス』(共訳、新曜社、2003年)など。
【事例の募集】
1.応募いただける方は、当協会の正会員・賛助会員(所属先登録のある会員の方)となります。
2.応募を希望される方は、当協会セミナー事務局までメール(kanald@246.ne.jp)にてお問合せ下さい。
3.今回の事例検討会では、「レジュメ(資料)なし」のため、事例に関する配布資料はありません。
【ご参加にあたって】
1.このセミナー(ジョイントケース検討会)への参加は、「守秘をお約束いただける方」に限らせていただきます。
2.守秘義務厳守の理由により、当日受付にて、誓約書に署名していただきます。
※誓約書の内容はこちらからご確認いただけます。
※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/
ケース・ファーストで学ぶ “ジョイントケース検討会”
午前の部 10:00-10:10 オリエンテーション
10:10-11:30 レジュメのない事例検討会(ケース検討1: コメンテーター 広瀬先生)
11:45-12:30 原田先生からのツッコミと質疑応答
<昼休み>
午後の部 13:30-14:50 レジュメのない事例検討会(ケース検討2: コメンテーター 原田先生)
15:05-15:50 広瀬先生からのツッコミと質疑応答
15:50-16:30 総合討論
<17:00-18:30 懇親会: お二人の先生を囲んで> ※別途、要申込(2000円)
Invited Speakers 広瀬宏之先生(横須賀市療育相談センター 所長・小児精神神経科医)
原田剛志先生(パークサイドこころの発達クリニック 院長・児童精神科医)
広瀬先生・原田先生からのメッセージ
発達支援に正解はありません。正確に言うと、唯一の正解はありませんが、正解に近い答えはいくつもあります。臨床の現場では、どの答えが正しいかではなく、どのやり方がケースにとって役に立つか、という視点が大事です。いくら理論的に正しいやり方であっても、現実のケースでそれが実現不可能であれば、結局は役には立ちませんから、絵に描いた餅でしかないのです。
さて、ジョイント・ケース検討会は、一つのケースに対して、様々な考え方を提供する格好の場になります。もしかしたら、正反対のコメントが出てくるかもしれません。どっちが正しいかは、支援をやってみてどれくらい効果があったか、つまり、どれくらい役に立ったか、それが唯一の指針です。“ケース・ファースト”なのです。
ちょっと心配なのは、講師の二人が親友であることです。普段の会話では「だって発達系だよね!」「だよね〜」で終わってしまいます。今回の検討会でも二人で自己完結する心配がなくはありませんが、そこはお互いに意識して、あえてツッコミのジャブを繰り出してみたりもしたいなあと考えています。が、こんなことを書くとケースを出してくださる先生がビビってしまうので、以上の発言はなかったことにしていただけると嬉しいです。
ともあれ、二人の掛け合いをお楽しみくだされば、これに勝る喜びはありません。
【広瀬宏之先生のプロフィール】1995年に東京大学医学部卒業。同小児科・大学院、国立成育医療センターこころの診療部、米国フィラデルフィア小児病院などを経て、2008年より現職。2015年から放送大学客員准教授兼務。医学博士、小児神経専門医、子どものこころの専門医。著書に『発達障害支援のコツ』、『もしかして、アスペルガー?と思ったら読む本』『発達・子育て支相談のコツ』、『自閉症のDIR治療プログラム』(翻訳)、『こころの病への発達論的アプローチ』(監訳)、『発達障害とのかかわり』(共著)など。
【原田剛志先生のプロフィール】福岡大学医学部卒業。専門は児童精神医学。福岡大学病院精神神経科に入局、同大学病院、鹿児島県伊敷病院などの勤務を経て、2011年に児童精神と発達障害を専門としたパークサイドこどものこころクリニックを福岡県博多市内に開設。現在、同クリニック理事長兼院長。2016年に現在の名称に変更。クリニックのスタッフと共に子どもから成人期までの診察に携わるほか、県内外での講演活動も行う。訳書に『対象関係論の基礎 -クライニアン・クラシックス』(共訳、新曜社、2003年)など。
【事例の募集】
1.応募いただける方は、当協会の正会員・賛助会員(所属先登録のある会員の方)となります。
2.応募を希望される方は、当協会セミナー事務局までメール(kanald@246.ne.jp)にてお問合せ下さい。
3.今回の事例検討会では、「レジュメ(資料)なし」のため、事例に関する配布資料はありません。
【ご参加にあたって】
1.このセミナー(ジョイントケース検討会)への参加は、「守秘をお約束いただける方」に限らせていただきます。
2.守秘義務厳守の理由により、当日受付にて、誓約書に署名していただきます。
※誓約書の内容はこちらからご確認いただけます。
※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/