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大学生の就職内定率57.6%、過去最低に
kyoikujin
2010/11/17 掲載
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  • 生活・生徒・進路指導

 16日、文部科学省と厚生労働省は10月1日現在の平成23年3月大学等卒業予定者の就職内定状況の調査結果を公表した。大学(学部)の就職内定率は、昨年同期比4.9ポイント減の57.6%で、「就職氷河期」と言われた平成15年(60.2%)を2.6ポイント下回り、過去最低となっていることがわかった。

 大学(学部)以外の状況は、短期大学が22.5%(昨年同期比6.5ポイント減)、大学等(大学、短期大学、高等専門学校)全体では56.0%(同5.0ポイント減)、専修学校を含めると54.0%(同5.1ポイント減)となっており、短期大学の減少幅が最も大きい。

 また、大学(学部)のうち、国公立大学(63.2%)は、私立大学(55.8%)と比べて就職内定率が高い一方、昨年からの減少幅については8.1ポイント減と、私立(3.8ポイント減)と比べて大きい結果となった。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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