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学校関係者評価、公立校の約8割で実施―文科省調べ
kyoikujin
2010/6/30 掲載

 文部科学省は、30日、平成20年度間の学校評価等実施状況調査結果を公表した。調査結果から、公立学校の約8割が学校関係者評価を実施し、そのうち、ほとんどの学校で、評価結果が学校運営の改善に役立ったと評価していることがわかった。

 この調査は、学校評価や学校の情報提供、学校評議員の現状と課題を把握し、改善や充実を図ることを目的として行われている。なお、今回公表されたのは平成20年度間の調査のもの。前回の調査はこの2年前の平成18年度間に行われた。

 調査結果の概要は以下の通り。

学校評価

 学校関係者評価を実施した公立学校は、前回より31.9ポイント増の81.0%。そのうち、99.0%の学校が、評価結果が学校改善に「大いに役立った」「ある程度役に立った」と回答した。
 評価結果の保護者等への公表については、学校便り等を利用する方法が最も多かった。

外部アンケート

 前回より6.1ポイント増の95.0%の公立学校で実施。アンケート項目は学校教育活動への満足度、学校行事、授業方法などが多かった。

情報提供

 学校に関する情報提供の方法は、学校便り等に掲載する、ホームページに掲載する、保護者等に対して直接説明する機会を設けるなどが多く、内容は、年間の行事予定、学校の教育目標、PTAの情報と回答した割合が高かった。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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