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小中学校の暴力行為、過去最高―文科省問題行動調査
kyoikujin
2009/12/1 掲載
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  • 生活・生徒・進路指導

  11月30日、文部科学省は平成20年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の結果を公表した。

  調査結果(PDF)によると、小、中、高等学校での暴力行為の発生件数は約6万件で3年連続の増加。小、中学校では過去最高の発生件数となった。また、今回はじめて調査された暴力行為の被害者が病院で治療を受けた件数は約1万件で、これは発生件数全体の25%を占める。

 一方、小・中・高・特別支援学校における、いじめの認知件数は約8万5千件で、前年度より約1万6千件減少し、2年連続の減少。昨年、増加傾向にあったネットいじめも今年は下の表のように、小、中、高等学校ともで減少する結果となった。

ネットいじめ発生(認知)件数
19年度 20年度 増減数
小学校 536件 457件 -79件
中学校 3,633件 2,765件 -868件
高等学校 1,705件 1,271件 -434件

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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