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ノーベル賞受賞者と対話―アジアサイエンスキャンプ2009
kyoikujin
2009/3/10 掲載

 昨年、日本人4人が同時受賞し大いに話題となったノーベル賞。そんなノーベル賞受賞者たちと学生の交流を目的としたサイエンスキャンプが、今年8月につくば市で開催される。

 このキャンプ、ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊氏らの発案のもと2007年台湾から始まって、2008年インドネシア、そして今回の日本開催が3回目となる。平成基礎科学財団、高エネギー加速器研究機構、東京大学素粒子物理国際研究センターの共催で、講師にはこれまでの日本人ノーベル賞受賞者たちが数多く参加する。

講師
Rajagopala Chidambaram (インド主席科学技術顧問)
江崎 玲於奈(1973年ノーベル物理学賞受賞者)
小林 誠(2008年ノーベル物理学賞受賞者)
小柴 昌俊(2002年ノーベル物理学賞受賞者)
Yuan T. Lee(1986年ノーベル化学賞受賞者)
野依 良治(2001年ノーベル化学賞受賞者)
田中 耕一(2002年ノーベル化学賞受賞者)
Samuel C.C. Ting(1976年ノーベル物理学賞受賞者) 交渉中
Chen Ning Yang(1957年ノーベル物理学賞受賞者)

 応募資格はキャンプが開催される2009年8月2日現在で高校3年生以上、大学、大学校に在籍する学生であること。8日間の全日程に参加でき、英語での議論等が行えることなどが条件。応募時に、このキャンプに期待することなどを英語でレポートにまとめて提出する。締め切りは5月8日。多くの学生がチャレンジし、活発なキャンプになることを期待したい。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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