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既出の文章の再利用を解禁―大学入試センター試験
kyoikujin
2008/8/6 掲載

　5日に公表された大学入試センターのプレス資料（PDF）によると、過去の入試センター試験や各大学の入試で出題された文章を素材とすることも今後はあり得るとのこと。これまでは公平性等の観点から、かつて入試問題で使用された文章や教科書掲載の文章を利用することはしていなかった。

　大学入試センターは、文章の再利用を解禁する理由として、入試の素材に相応しい文章は限られており、再利用を認めないと良質な問題づくりが難しくなってきたことをあげている。

　公平性の維持と良問の作成、どちらも重要な課題なだけに難しいところだが、同じ素材文であっても設問が十分に練られることで公平性が維持されることを期待したい。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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