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「生きる力」を育成 学習指導要領改訂案を公表―文科省
kyoikujin
2008/2/15 掲載
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  • 学習指導要領・教育課程

 文部科学省は15日、幼稚園教育要領、小学校及び中学校学習指導要領の改訂案を公表した。基礎・基本の知識や技能の習得を重視するとともに、これらの力を活用する能力の育成を目指し、国語、社会、算数・数学、外国語など主要教科の授業時間数を増加する。

 また、教育再生会議が目指した道徳の教科化は見送られるものの、学校全体での道徳教育を推進する道徳教育推進教師を任命するなど教育活動を充実させる。小学校高学年で外国語活動が始まり、言語や文化に対する理解を深めるとともに、コミュニケーション能力の育成を図る。

 改訂案は1月17日の中央教育審議会の答申を受けたもので、今後は3月16日まで意見公募を行い、3月末の告示を予定している。

 小学校は平成23年4月から、中学校は平成24年4月に完全実施の予定だが、平成21年から移行措置期間に入り、算数・数学、理科などは先行実施が見込まれている。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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