教育マグマ日記
明治図書出版教育書編集部の樋口雅子編集長が、日々の雑感を赤裸々に綴ります。
喜税>納税>節税
明治図書出版編集長樋口 雅子
2015/2/2 掲載

「あのさ、中国の所得格差って、凄いといわれているけど、原因はなんだと思う?」
「・・・」
「東大卒だと、こうやって、指名されて、いじられちゃう機会って多いでしょう?」
「・・・」

昨年暮れ、忘年会での話を思い出したのは(ちょっと旧聞で恐縮。といっても、たかだか1カ月前ですが)トマ・ピケティ氏の来日で「21世紀の資本」が国会でも話題になっているからでもあります。
「社会科教育」誌でもピケティ著を早々?と取り上げましたが、(何せ月刊の悲しさ、後塵を拝しています)縮めていえば、資本主義の下では、必然的に起こる所得格差。
その、<所得格差をどうするか>の処方箋を提案しているーということになるかと思います。
結論は、“税金徴収の仕組み”問題に落ち着く?ようです。
日本で今一番の税金問題といえば、税制改革がなされた“相続税”。
というわけで、相続税の話題を3つ。。
@2001年、ブッシュ政権の相続税廃止に猛然と反対したのがビル・ゲイツだったーとか。。
どうしようもない?金額の蓄財を減らすべく?慈善事業に尽力しているという話ですが、<山を築く作業と、山を崩す作業>。いったい、どっちがご本人にとっては達成感があるのでしょう?
A鉄鋼王のカ―ネギ―は、莫大な財産を築きながら、
「富裕のままで死ぬ者は、不名誉のままで死ぬことだ」
という名言(誰です?一回でもつぶやいてみたいという人は・・)を吐いていて、ビル・ゲイツもこの名言を実行しているようです。
が、山はどれぐらい低くなっているのでしょう。。。
B冒頭の話。
中国では、一党独裁下、相続税という仕組みがない(本当かな?)から、極端な格差が放置されたままなのだとか。
ま、「司法の独立」もないのですから、相続税云々以前の話でしょう。。
―資本主義の欠陥?より、社会主義の欠陥の方が偉大?
こうして、考えると、税制は、その社会のありようを反映していて、本当に面白いというか、社会の仕組みを知る大きな窓です。
ところで。
<税金を納めるのは義務ではなく、権利だ!>という考えもあるって、ご存知でした?
「え、そんな権利は要らない?」
―ま、そうですよね?
でも。これ、結構、深堀りすると、面白い話がザクザク・・。
―そういえば、年度末、確定申告の時期でした。。

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