教育マグマ日記
明治図書出版教育書編集部の樋口雅子編集長が、日々の雑感を赤裸々に綴ります。
それにつけても。。
明治図書出版編集長樋口 雅子
2014/4/7 掲載

 

「この土曜、ある研究会に出かけたら、
<教育界では、どんなテーマにも、“指導の工夫”とつけると、実践的になる〜>
と聞いたんだけど、そういう
<何につけても本体がグレードアップする言葉>
って、あるわよね」
「そういえば〜。
どんな歌も風雅にしてしまう下の句―って、いうものがあるそうだ。
“〜と言ひし昔のしのばる々かな”。
でも、優雅な歌人の世界はともかく、下々・庶民の歌にふさわしいのは、
“それにつけても金の欲しさよ”なんだって。
この逸話、室町時代の話らしいけど、どの句にもぴったりハマりそう。。」

新学期。
書店には、学級経営関係の書籍がたくさん並んでいますが、有名な“黄金の3日間”にあやかったような書名が氾濫していてビックリです。
ある社の月刊誌、4月号の特集タイトル、
「学級づくり“最初の3日間”の鉄則」(“最初の3日間”の文字はデカかったなあ〜)
でした。
あらまあ、ここでも、“黄金の3日間”をパクっているなーと思ったのですが、よく考えると、中身の方は、“月と○○○○”の感が。。
だって、最初という言葉、それ以上でも以下でもないわけでしょ。。
でも、「黄金」は、その3日間は、
<ちゃんと教師の方を向いている―その輝いている大事な時期に、打つ手・するべき事を提案>
しているので、教育へのミッション・コンセプト、全然違う―と思いました。
そういえば、ヨーロッパでも、
“神様がプレゼントしてくれる3日間”といわれているのだ―そうです。

先週お会いした教育関係の要職にある某先生から、
「“日本の学習指導要領は、ガラパゴス”っていわれている〜」
とお聞きし、なるほど、そういえば〜とか、つい便乗して、賛同!っていってしまいました。
“ガラパゴス”という単語も、あれこれ?使えそう。。
いまや、世をあげてイノベーション時代。
学習指導要領改訂が一年前倒しになるようですが、どんなコンセプトで指導要領の
イノベーションが達成されるのか、気になります。
今回のそれは、どんな下の句―じゃなくて、上の句がつくのでしょうか。

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