教育マグマ日記
明治図書出版教育書編集部の樋口雅子編集長が、日々の雑感を赤裸々に綴ります。
消滅させたい“モノ”
明治図書出版編集長樋口 雅子
2014/3/31 掲載

「浦和レッズの事件って、なんか、敵がいないと元気が出ない男子が、身内で美酒に浸りたいっていう、本能?発動の行為じゃないの?」
「あれで思い出したんだけど、アメリカの日本人学校に勤務している人が、“福笑い”っていうお正月の遊びをやったら、アメリカ人教師からすごい剣幕で怒られたんだって。変な顔をつくって皆で笑うなんて、許される行為じゃないーと。人権教育をどう考えているのかーってわけよ」
「その話、前にも聞いたような〜。今じゃ、どういう遊びか知らない人も増えているかも。もう消滅した感じだよね」

ま、逆に、<片足前に>は×で、片方の足とか、左右の足に書き換えさせられる?という「本気かよ?」という実態もあるやに聞きます。<問題視されなければいい>という根性がいやしい?な、という気がしますが。
消滅といえば…。
<酒井式描画法が今次学習指導要領に合わないとの意見が出て,最終的にそのような描画法は学校現場から排除しなければならないとの雰囲気になった…>
ある美術団体でのお話を伝えたレポートを読み、考えさせられました。
ま、以前から酒井式をめぐっては、出たり引っ込んだりしてるご意見ですが、民間の研究・実践団体を、<排除しなければならない対象>にするなんて、Jリーグより人権感覚が欠如している感じ。。
その理由も、今次学習指導要領に合わないという意見なれど、どこが?かが不明。。
そういえば、指導要領改訂が前倒しになるとかいう噂もありますが、指導要領が不可侵のものという思考回路もなんかなあ。
だったら、<改訂作業なんて、ありえないはずでしょ、当たり前の話だけど〜>と言いたくもなります。
そういえば、酒井先生の描画指導の真髄は、
<子どものうちに“丁寧さ”を身につけさせることにある>
とお聞きしています。
たしかに、幼児にお母さんの顔を描かせると、丸描いて目鼻をつけるー大半がこんな感じです。
酒井式は、十分に観察させて、鼻の穴から、ゆっくり、ゆっくり、丁寧に描かせるを信条にしているようです。だから、“雑に描く”の消滅を目指しているのだとか。
そういえば、観察スキルを入れないで描かせると、目の前にいる蟻を描かせても、頭に胴体だけ?な上に、4本肢だったりする子が結構いるようです。
ある超有名な老舗出版社の入社試験では、校正が満点でも、早く終了した人は落とすのだとか。丁寧さがないーと仕事に支障をきたすからだそうです。
たしかに、大人になってしまうと、30回噛めといわれても、なかなか〜。私など、いまだに10回もいいところで、いつも胃が“嘆き節”でかわいそう。。

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