教育マグマ日記
明治図書出版教育書編集部の樋口雅子編集長が、日々の雑感を赤裸々に綴ります。
どっちに説得されます?
明治図書出版編集長樋口 雅子
2013/12/16 掲載

「今朝、NHKニュース拝見しました。赤いセーターがよくお似合いでした。
あのニュースと、只今いただいた、連載原稿、結びつきました。
確かに、英語嫌いも増産されそうな気がします。
学習動機が、国際的に活躍する人材だとすると、「俺、そういう事、考えていないから」と降りる生徒もありそうです。
先生が懸念されている視点、義務教育でもっと共有?されるべき検討課題だと感じました。」

「うん、もう、どうしてくれる…」って気分で出勤前に偶然拝顔し、カリカリしていたところへ原稿が届いていて、一転、気分も軽やかに?大津由紀雄先生に御礼メールしたって訳です。
実は、英語教育で著名な大津先生に「国語教育」誌で連載をお願いしたことがどう受け止められているのか?連載の反応はさておき(本当はここ一番が大事なんですけど)不安な日々でもありました。。。
ところで、英語が小学校からになる教育施策に、英語人として、“異議あり”を唱える大津先生があげられる理由の一つが、「学習の意義が希薄だと習得出来ないのではないか」という趣旨があり、私にとっては説得的でした。。
小学生で立派な英語嫌いになって中学に送り込まれるのではないか?という危惧も聞かれ、「ありだよなー」って気分でいたところへ、江副先生の原稿が届き。。
江副論文は、「人口からいっても、次の世紀は北京語が国際語?っていう意見もあるけど、ありえないのではないか」という趣旨です。なぜなら、
・最早、IT社会からわれわれは逃れられない。
・北京語はIT言語にはなりえない。
・だから英語は世界言語になっていくのだ。
というものです。
だから、英語教育への傾斜は必然?だと?
これって、「国際社会で活躍するために英語習得が必要」より10倍は説得力がありますよね?
だっていまや、ITから逃れられる人間などいる訳がないですもの。
日本語教師である江副先生は、
・日本語は1億数千万人が使う大言語だから、IT語もすぐ翻訳される。
・そういう市場を支える知的物的財産が日本にはある。
でも、そうでない国は、英語で直接IT語を学ぶ。ますます英語の世界語人口が増えるーという状況だと。
うーん、説得力ありですよね。「ツーウェイ」編集会議で、江副論文掲載を強力に推挙した甲斐があった。。
大津先生の続きは「国語教育」誌で、江副先生の続きは「ツーウェイ」誌で読んでくださいませ。共に2月号、1月10日発売です。

国語教育 教室ツーウェイ
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