著者インタビュー
新刊書籍の内容や発刊にまつわる面白エピソード、授業に取り入れるポイントなどを、著者に直撃インタビューします。
プリントにちょっと添えるだけで子どもたちがたちまち笑顔に!
大阪府立学校美術科教諭・イラストレーター・デザイナーモリジ
2018/3/9 掲載
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モリジもりじ

1989年、大阪府生まれ。大阪教育大学大学院美術教育専攻修了。
在学中にイラストレーション、グラフィックデザインについて学ぶ。
授業力&学級づくり研究会所属。

―教師向けのイラストカット・テンプレート集はたくさん出ていますが、本書のウリをズバリ教えてください。

 現役の教師がすべてつくっているというところでしょうか。制作にあたっては、たくさんの同僚から意見をもらいましたので、実際の学校現場のさまざまなシーンで“カユいところに手が届く”ものになっていると思います。
 また、イラストは手書き風でシンプルな絵柄になっていますので、学校で使われるプリントにばっちり合うはずです。カラー版も収録されていますので、パソコンで作るスライドショーにもおすすめです。私も実際に学校で毎日のように使っています。

―先生はイラストレーター・デザイナーでありながら美術の先生でもありますね。学校ではどのような授業をされているのでしょうか。

 どの校種の授業でも一貫して大切にしていることは、図工・美術が苦手という子どもでも楽しく、学びのある授業をつくるということです。
 “つくること”と同じぐらい“みること”を大切にして、鑑賞の時間を多く取るようにしています。美術作品だけでなく、子どもたちにとって身近な乗り物・玩具・ファッションなども鑑賞の題材として扱います。
 苦手意識を持たずに、色々なものを美術的な視点で見られる感性を養ってほしいと思っています。

―イラストレーター・デザイナーとしては、これまでどのような活動をされていますか。また、今後どのような目標をお持ちでしょうか。

 小さい頃から絵を描くのが好きで、高校生のときに美術の教師を志しました。大学生のときから少しずつイラストやチラシ制作などの仕事をいただくようになりました。路上で似顔絵を描いて生活費を稼いでいたこともあります(笑)
 現在は初めての書籍を出せたことだけで感無量なのですが、これから2冊3冊と続けて出版していけるように頑張りたいです。また、装丁や挿絵のご依頼もお待ちしています!

―先生は以前、子どもの似顔絵を描くための講座を担当されていますね。似顔絵を描くための超カンタンなコツを、少しだけ教えていただけますか。

 実は、一番大切なのは“似せようと思わないこと”です!(笑)
 特徴を掴んで顔を描くのは難しいですが、かわいい顔を描くのはそれほど難しくありません。まず、輪郭はまんまる、目は黒い点ふたつ、口はニッコリ、とシンプルに顔を描きます。その子の個性は髪型や服装、持ち物などで表現する程度にすると、子どもが喜んでくれるかわいい似顔絵になります。
 “かわいさ>似ていること”の優先順位で、まずは気軽にプリントの隅にでも描いてみてあげてください。

―最後に全国の先生方へメッセージをお願いいたします。

 子どもたちは、先生のつくったプリントを隅までしっかり見ています。しかし、たくさんの仕事に追われてそこまで気が回らない……という気持ちもとてもよく分かります。
 そんな先生方はぜひ本書を手に取って、付属のCD-ROMのデータからまずはひとつ、明日配布するプリントの隅に使ってみてください。もしかしたらそれだけで「おっ!」と子どもたちの関心をひきつけることができるかも……!
 日々がんばっている先生方に、この本が少しでも役立てば幸いです。

(構成:木村)
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