目指せ!オールイングリッシュ授業 教室英語とっさのひとこと
英語の授業は英語で行うことが基本…でも、どんな英語を使えばいいの? 教室ですぐに使えるとっさのひとことを場面別に紹介!
目指せ!オールイングリッシュ授業(11)
授業で英語を使いこなす!授業開きの行い方
山口県山口市立鴻南中学校又野 陽子
2018/4/5 掲載
  • オールイングリッシュ授業
  • 外国語・英語
  • コメント(1)

 授業開きでは、「英語の授業は英語で行う」「先生だけではなく生徒もたくさん英語を話す」「リズムとテンポが大切」といった英語の授業スタイルを体得させたいと考えています。生徒一人ひとりが自信を持ち、これから始まる英語学習への希望や憧れを抱くような授業スタートにしていきましょう。
 Everyday Classes in English!

今月のひとこと@先生の自己紹介

  1. こんにちは、みなさん!Hello, everyone!
  2. 今日が初めての授業ですね。This is our first class.
  3. 自己紹介をしたいと思います。I’d like to introduce myself.

 まず、リーダーの生徒に英語による授業開始の号令を予め指導しておき、実際に皆であいさつを行います。起立するときは静かにさっと立つこと、大きな声でそろって言うことなどを意識させます。
 しっかりできるまで繰り返します(Try again! )。
 その後、教師の自己紹介も明るく笑顔で行います。
 フレーズ1、2、3の後、Listen! と呼びかけて注目させます。
生徒の理解を助ける絵やジェスチャー等も用いて、生徒の表情をしっかり見ながら、やさしい英語で聞かせていきます。
 自己紹介が終わると、生徒の理解を確認した後、Nice to meet you. Nice to meet you, too. のあいさつを交わします。

今月のひとことA教室英語の使用

  1. 教室で使う英語に慣れましょう。Let’s learn the English we’ll use in class.
  2. 指示にしたがって、やってみましょう。Let’s practice following directions.
  3. 授業中はみんなも英語を積極的に使っていこうね。Let’s all try to actively use English in class.

 教室英語を絵やジェスチャー等も用いながら紹介し、実際に指示に従って動いてみるように促します(フレーズ1、2)。
 その際に、動作にともなう授業規律も合わせて指導します。
 例えば、Raise your hand. では手はまっすぐ高く挙げることを約束とします。Let’s read together. では教科書を両手で持ってよい姿勢で読むことを確認します。Repeat after me. Say that again. も実際にモデルを示して発話をさせます。
 Pardon me?What’s noto in English? などの生徒の教室英語も積極的に促します(フレーズ3)。教師に呼びかける際のExcuse me. などは、実際に演じながら発話することにより、楽しく練習します。
 最初の授業から先生の英語を理解して行動できた、英語で発話できた、といった喜びと自信を次時からの英語学習につなげていきたいものです。

 

又野 陽子またの ようこ

山口市立鴻南中学校教諭。山口県生まれ。山口大学教育学部卒業。山口大学大学院教育学研究科修了。広島大学大学院教育学研究科文化教育開発専攻博士課程後期修了。博士(教育学)。
<著書>A study on the acquisition of English function-chains: A focus on Japanese EFL learners. Hiroshima: Keisuisha. 2007.
<論文>“Analysis of junior high school students’ performance in function-chain recognition using factor analysis and Hayashi’s quantification model V.” ARELE (全国英語教育学会紀要), Vol.11, pp. 71-80. 2000年8月. 他多数。

(構成:広川)
コメントの一覧
1件あります。
    • 1
    • 中島 淳
    • 2018/4/5 20:01:57
    英語を楽しく学ぶ工夫をされている熱意が伝わってきました。私は高校の化学授業で生徒実験を重視し工夫を積み重ねてきました。つまり理科が好きになることが大切だと思ったからです。2年前に現場を離れましたので,若い先生方が奮闘されていることに,拍手を送りたいと思います。
    これからも頑張ってください。
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