子どもが光る学級づくり 学級担任ハンドブック 小学校 中学年
教師の役割・責任をはたすために

子どもが光る学級づくり 学級担任ハンドブック 小学校 中学年教師の役割・責任をはたすために

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豊富なイラストで子どもが光る学級経営のポイントを解説。

中学年の子どもは、身体的・精神的な節目にあたります。いろいろな活動場面で一人一人の子どもの「よさ」を見つけ、認め、伸ばすための工夫を子どものタイプ別に示しました。また、学習・生活面での安定的成長を図る参考となる内容・方法をイラストで解説しました。


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ISBN:
4-18-265856-6
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 120頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

はじめに
1.2学期制の実施
・学校行事計画の例
・2学期制の校時表例
・夏季休業中の補習授業
・9月に前期始業式を?
・第1学期の始業式までに
2.保護者とのかかわり
・中学年保護者会の話題とアイデア
・上手な面談の仕方
・保護者とのトラブル解消
・授業参観・保護者会への参加をうながす工夫
・連絡帳の工夫
・中学年の学級通信のアイデア
・評定などの説明責任
3.教室の環境整備
・学級文庫
・季節ごよみをつくる
・障害のある子のいる教室環境づくり
・学期の思い出の壁面設営
・公平で美しい掲示
・背面黒板の活用と掲示の仕方,はずし方
・動植物飼育のポイント
・廊下の掲示の仕方
4.日直,係への取り組み
・学級でみんなが協力してやる仕事
・日直
・係
5.コンピュータを活用しよう
・はじめのメニュ−画面から
・フォ−ム集を活用しよう
・学習にコンピュターを活用します
6.今の子どもの生活と学習のしつけ
3年生の学習に関すること
・体育の授業の受け方
・ノ−トの取り方,使い方
・楽器を楽しむ,笛を吹く
・計算力・漢字力を付ける
3年生の生活に関すること
・お楽しみ会をしよう
・食べ物の好き嫌いをなくす
・お手伝い
・お小遣いの額と使い方
4年生の学習に関すること
・転入生,帰国児童と仲よく
・社会科見学で学ぶ
・毛筆習字を有意義に
・休日,長期休暇の過ごし方
・読書を好きになろう
・図書館の利用
4年生の生活に関すること
・生活,学習に目標をもつ
・家庭学習の習慣
7.学力向上のためのアイデア
・かけ算九九を楽しむ
・社会・理科がスタ−ト
・中学年で確実に身に付けさせたいスキル
・ポ−トフォリオを使って
8.行事に参加してクラスの結束を高める
・運動会(3年生)
・クラスのまとめ方
・宿泊行事(4年生)
9.英語に親しもう
・英語活動を楽しみます
・ALTと一緒に交流します
10.ゲストティーチャーを迎えて
・保護者の方をゲストティーチャーに
・市役所の人をゲストティーチャーに
11.ボランティア活動に参加しよう
ボランティア活動とは何かをおさえておきます
中学年にどんなことができるか話し合わせます
・身近な人にかかわること
・物にかかわること
・お金にかかわること
・地球環境にかかわること
12.こんな子どもをどう指導する?
・責任感のない子
・集中力のない子
・言いなりになる子
・多動性のある子
・感情を表情に表さない子
・よく考えないで発表する子
・協調性のない子
・いじめっ子,いじめられっ子
・きまり,ル−ルを守れない子
・悪口,かげ口を言う子
・宿題をやってこない子
・少し難しいと投げ出す子
・神経質な子・男女の協力ができない子
13.障害のある子どもとともに
・交流の段取りを考える
・仲よく交流する
14.研究授業,授業参観
・研究授業は何のために
・研究授業の準備
・研究授業中,児童への配慮
・授業参観は何のために
・参観したことをどのように活用するか
15.「心のノート」を活用しよう
・子どもの心をはぐくむ「心のノート」
・「心のノート」は,こんなノート
・人間として大切にして欲しいこと
・「心のノート」活用のQ&A
・「心のノート」を活用した道徳授業
・学級活動,他教科での活用
セーフティ教室
・セーフティ教室の目的
・セーフティ教室の計画を立てる
・学校,保護者・地域の方,関係機関(警察署)の方との意見交換会

はじめに

◎ 小学校教育をとりまく環境が,激変しています。

◎ 日ごとに,新しい変化と,改革の波がおしよせ,先の見通しもつかない状況になっています。

◎ 英語教育の導入,ゆとり削減,2学期制への移行,スーパー教師の導入,6・3制の見直し,教員公募制の導入,教員免許の更新制,教育行政権の地方移転,教育基本法の改定などなど,「いったい,この先どうなるの?」と,不安がつのります。

◎ 加えて,児童にかかわる事件は多発し,現場の混乱に拍車をかけています。


◎ こんなとき,わたしたち教師は,何をよりどころにすれば,よいのでしょうか?

◎ それは,ただ一つ。

◎ 教師としての力量と信念を身に付けることです。

◎ どんなに時代が移り教育の内容が変わっても,現場の根本は変わりません。

◎ 「子どもを愛し,子どものために一身を捧げる」それが,使命です。

◎ 力量を備え,子どもへの愛に根ざした教育の実行者であれば,何がどう変わっても,恐れることはありません。


◎ そのため,本書は,先生方に新しい力量の形成と信念を培うための材料を提供し,「児童への対処法や考え方」「指導の技術,環境の設定」などを,イラストも交えて,具体的にご案内いたしました。

◎ ここにあるようなきめ細かな指導一つ一つの積み重ねによって児童が光り輝きます。

◎ それが,ひいては,教師の信頼につながり,さらに,学級の教育が前進いたします。


◎ 本書を参考にされ,ますます立派な教師を目指し,ちからと技量の習得に精進されますよう祈念いたします。


  2005年3月

   東京都学級教育研究会 名誉 /中嶋 公喜

   同  会長 東京都墨田区立中和小学校長 /菊地 英

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