- 特集 視覚支援 パーフェクト図鑑
- 特集について
- 今すぐ,わかりやすい視覚支援を!
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- 構造化された視覚支援を!
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- 見える化!視覚支援
- (1)「場所」が見える視覚支援
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- (2)「時間」が見える視覚支援
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- (3)「気持ち」が見える視覚支援(ソーシャルドローイング)
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- (4)「すること」が見える視覚支援
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- (5)「記憶」が見える視覚支援
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- (6)「したい」が見える視覚支援 絵カードやシンボル
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- 教室の中の視覚支援アイデア
- (1)朝の支度 自分で朝の会を進めよう
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- (2)朝の支度 顔を洗おう
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- (3)生活 持つ位置が自分でわかる支援
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- (4)生活 使い方が,見てわかる小便器
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- (5)掃除 掃き掃除の流れを見える化するアイデア
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- (6)掃除 机拭きの動線を見える化するアイデア
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- (7)給食 給食係のお約束
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- (8)給食 いろいろ食べて元気になっちゃおう!
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- (9)レクレーション ルールの視覚支援で協働的な学び
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- (10)レクレーション 遊びと学びがつながる協働的活動
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- (11)授業 物の置き場を定め自己管理を促す
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- (12)授業 持ち物管理の課題を視覚化
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- (13)授業 多様な学習の進め方を視覚化
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- (14)授業 周囲の状況と自分の行動を視覚化
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- (15)授業 走る速さ10段階
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- (16)授業 ヨガカード
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- (17)コミュニケーション 表情から気持ちを読み取ろう
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- (18)コミュニケーション 言い方を考えよう うみかぜ劇場
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- (19)行事 宿泊学習 準備・見通し
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- (20)行事 運動会 みんなで応援
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- 【特別寄稿】AIと特別支援教育
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- アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法
- カメラアプリで広がる表現の指導
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- みんなでサーカス団の旗を作ろう!〜「できる」「楽しい」を生み出すスイッチ教材〜
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- 子供イキイキ・学習活動
- 【道徳】役割演技を通して楽しく学ぶ「ありがとう」のキモチ
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- 【造形】クラスのまとまりを高めるための共同制作活動
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- トピックス (第104回)
- 今後の教育課程,学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会 他
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- 発達障害のある子もない子も安心して学べる学級環境づくり〜いじめ予防先手の支援〜 (第2回)
- いじめるつもりはなくても,お互いがマイナスの刺激になる場合
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- 「ことばの教室」の担当になったら 「吃音指導」基礎基本 (第2回)
- 吃音のある子供の環境調整
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- 強度行動障害に向き合う特別支援教育 (第2回)
- 強度行動障害を「作り出す教師」と「背景を理解する教師」
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- 1人1台端末時代の情報モラル・マナー (第2回)
- 防災とSNS
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- 〜正しい情報を得るために気をつけることを考えよう〜
- 子供を育む「手づくり教材」アイデア (第2回)
- [生活動作]マジックテープ遊び/[指先の動き]りんご食べちゃった
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- 特別支援学級の教室づくり&アイテム (第2回)
- 子供たちとつくる四季を感じる教室環境
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- 知的障害教育における単元づくりと学習評価 (第8回)
- [実践]各教科等を合わせた指導(作業学習)
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- 〜すずかけ祭りに向けて〜
- 特別支援学校の校務分掌 虎の巻 (第2回)
- 進路開拓担当の仕事術
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- 〜生徒の就労基盤の構築と,卒業後の未来に向けた進路選択のために〜
- 写真で見る 工夫がキラリ★教室環境づくり・校内環境づくり (第38回)
- 「がんばった!」がたまっていくスケジュール環境の視覚的構造化
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- 特別支援教育最前線―紹介します,わが県のホープ&エース (第38回)
- 埼玉県
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- 編集後記
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編集後記
現在,知的障害に関わる特別支援教育を行っている学校では,自閉スペクトラム症(以降,自閉症)の児童生徒の割合が高い傾向があります。知的障害教育を進める中では自閉症教育は欠かせない教育となっています。自閉症の児童生徒には様々な特性がありますが,「聴覚優位」と「視覚優位」に大きく分かれます。そして,多くの自閉症の児童生徒は「視覚優位」の傾向にあります。今回の特集では,視覚優位な自閉症や知的に障害のある児童生徒への「指導」「支援」「コミュニケーション」を行うときに必要な「視覚支援」について,具体的にわかりやすく整理し,教育実践に役立つ内容をご紹介しました。
視覚優位な児童生徒の教育は,言語による指導を補うために,具体物,写真,絵,シンボルなどの「視覚支援」が効果的であるということは周知の事実です。紙媒体による視覚支援やタブレットなどの情報端末を視覚支援の教材として,授業や日常的な指導の中で適切に活用することが,学習内容の理解へと進んでいきます。令和の時代に,視覚優位な児童生徒が「個別最適な学び」や「協働的な学び」を進めるためには,「視覚支援」は必要不可欠な教育方法です。
昨今,視覚支援を活用した教育は各校で進められ,充実しつつあると思います。しかし,視覚支援の教材を作成し活用したが,児童生徒は学習内容を理解することができず,混乱してしまうケースもあるのではないかと思います。視覚支援は教材を作成することが目的ではありません。児童生徒の障害特性や発達段階など実態に合った視覚支援の教材を作成し,指導方法を工夫することが大切です。ユニバーサルデザインの視点で環境を整備することや,学習環境を構造化することによって,視覚支援の教材が生かされていきます。スケジュール表などの「時間の構造化」,活動場所をわかりやすくする「物理的な構造化」,一人で活動できる手順表などの「活動の構造化」などの方法が有効となります。児童生徒が理解できる言葉による指導を進め,加えて,視覚支援の教材を適切に活用しながら,学習環境をユニバーサルデザインの視点による整備や構造化することによって,児童生徒の主体的な学びが進み,学力や生活力の向上につながります。
今回の特集では,「授業」「場所」「活動の流れ」「時間」「コミュニケーション」「気持ち」「記憶」などの視点で視覚支援の見える化を図りながら,学校生活で使える事例を紹介します。読者の皆様が目で見てわかるように,絵や写真などを数々お示しし,教育活動にすぐに活用できるアイデアを揃えました。
今回の特集をとおして,自閉症や知的障害のある児童生徒への教育活動がさらに充実することを期待しています。
/是枝 喜代治・村山 孝
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- 明治図書
- 担当しているクラスですでに取り組んでいる視覚支援や、知らなかったアイデアが紹介されており、参考になりました。Drop tapは使用を検討していたので解説がありがたかったです。2024/6/2950代・男性