総合的学習を創る 2000年6月号
授業参観ハンドブック―見るポイント25

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総合的学習を創る 2000年6月号授業参観ハンドブック―見るポイント25

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ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2000年5月
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 授業参観ハンドブック―見るポイント25
役に立つ授業参観のノウハウ―と聞かれたら
「この続きはいつするの」が出る授業
明石 要一
どの学習も「運動量」がポイント
木村 重夫
子どもの学び方のとらえがノウハウの基本
新見 謙太
総合的学習の授業を見る「新しいモノサシ」―私の提言
地域と共に育てる「豊かな心と生きる力」
谷川 和重
生活者として経験的に学ぶ感覚が磨かれているか
高橋 勝
批判的精神と制度の充実
池田 幸夫
教師がやるべきことをしているか
大森 修
授業を公開する側からの発信―ここを見て欲しい「総合的学習の公開授業」
<仕掛=構造>を見る
松本 博史
子ども一人一人の課題追究の姿
林 修
どう「総合」させ、子どもたちはどう「総合」しているか
宗我部 義則
子供の心が開かれているか
倉沢 均
総合的学習の研究冊子:どこを見るか
「生きる力」の源泉は「生きる喜び」の実感にある
佐藤 宏武
先進校の研究プロセスに学ぶ
米澤 孝雄
自校ならではの教育プログラムに生かす「見方」や「考え方」を探ろう!
石堂 行文
総合的学習らしい授業の見方を求めて
“子ども”のどこを見ればよいか
宇田川 浩樹
“教材”のどこを見ればよいか
勝見 健史
“カリキュラム”のどこを見ればよいか
田中 耕治
“年間計画”のどこを見ればよいか
出口 和生
“単元構成”のどこを見ればよいか
北 俊夫
“学習活動の流れ”のどこを見ればよいか
辻 延浩
“教師の指導”のどこを見ればよいか
佐藤 祐一郎
全国の最新情報・必ず学べる総合的学習の授業:わが県の一押しはここだ!
北海道
新保 元康
青森県
今 勝康
岩手県
佐藤 壽朗
宮城県
大風 秀康
秋田県
藤田 静作
山形県
長南 博昭
茨城県
藤井 千春
栃木県
奥井 智久
群馬県
岩永 健司
埼玉県
若手 三喜雄
千葉県
多田 元樹
東京都
廣嶋 憲一郎
神奈川県
古川 鉄治
新潟県
齋藤 勉
富山県
水上 義行
石川県
黒川 晴夫
福井県
森 透
山梨県
守木 貴
長野県
布谷 光俊
岐阜県
村井 敏幸
静岡県
馬居 政幸
愛知県
寺本 潔
三重県
山根 栄次
滋賀県
清水 毅四郎
京都府
加藤 明
大阪府
森 一夫
奈良県
川本 憲司
島根県
秋田 健一
岡山県
家光 大蔵
広島県
片上 宗二
徳島県
久保 修
香川県
池田 孝徳
愛媛県
加藤 寿朗
福岡県
井上 正明毛利 祐子
佐賀県
新富 康央
長崎県
小澤 明
熊本県
前田 康裕
宮崎県
柏田 尚登
鹿児島県
山口 幸彦
総合的学習を参観して―巷にあるブーイングと私の意見
美しく整えようとしてはいけない
小貫 義智
やり過ぎて迷惑?!―英語活動の授業を参観して―
末永 澄子
我が校の総合的学習の時間ハイライト
井上 和夫古川 光弘高野 富胤
イラストで総合的な学習 (第3回)
「授業の名人」は古いか?
前田 康裕
教科に挿入する総合的学習の単元づくりインデックス (第3回)
挿入単元は、教科再編への指針となる!
河田 孝文
ドイツの総合的学習現場レポート (第3回)
子供理解―それは別の教え方を学ぶこと
寺尾 慎一
総合的学習でする―英語活動“おすすめスポット” (第3回)
英語の表現をきちんと身につける
影浦 攻
〜香川県仁尾町立仁尾小学校〜
スーパー校長が創る総合的な学習 (第3回)
横浜市立本町小学校長/佐藤恭子先生を訪ねて
田中 博之
21世紀に向けて学校づくり
佐藤 恭子
ポートフォリオが育てる新しい能力・評価 (第3回)
評価の枠組み
鈴木 秀幸
環境体験活動のワールドカップ (第3回)
台所の食材で草木染めに挑戦!
大曲 美佐子
編集後記
樋口 雅子
総合的な学習の時間で使えるインターネット情報・アラカルト
国立大学附属教育実践研究指導センター等の総合的な学習関係情報
成田 雅博

編集後記

○…総合的学習の公開授業は、他の教科の授業を圧倒し、多くの参観者を集めています。私も何回か直に拝見したのではありま

すが、どうもどこをみてよいのやら、右往左往している間になんか終わってしまう…そんな経験ばかりといっていいような有様です。

 よく言われるように、今までの授業とは違うスタンスで見なければならない…と思ってはいるのですが、如何せんどうもその“モノサシ”が身についていない、いやよくわからない!というのが正直な実態です。

 新設されたばかりですから、“とりあえず見ておこう”という流れはわからないではありませんが、このようなままで推移していくと、“総合的学習なんて言ったって、なんぼのものじゃ”と言う意識が蔓延する?そんな危機感さえ感じてしまうのは私ひとりではない…という気がします。

 では、どうすればよいのか。私は、“どのような観点から総合的学習の授業を見ていけばよいのかについて、具体的な提案をしていくことがやはり早道―ではないかと思う。

 もちろん、あのような授業が新しい授業と言えるか―というような、根本的な問題というか、肝心かなめの問題が先にあるとも言えるかもしれません。が、それにしても、新しい授業の具体的なイメージが掴めていないことには、検討のし様そのものの座標軸がないともいえるのではないでしょうか。

 そのような状況の中では、私のように、従来型の授業観から、“よい悪い”と判定?し、それが世論をリードすることになっては、元も子もない―そんな気がしてなりません。本号は、新しい皮袋、モノサシづくりの手がかりを探れればと願い、特集を企画いたしました。

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