総合的学習を創る 2000年7月号
総合的学習らしい実践記録の書き方

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総合的学習を創る 2000年7月号総合的学習らしい実践記録の書き方

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ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2000年6月
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

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特集 総合的学習らしい実践記録の書き方
総合的学習らしい実践記録とは―と聞かれたら
四領域六項目を明記し、追試できる形の実践記録を書け
澤田 好男
興味・関心をどう組み立てるか
安野 信人
「子供のこころ・指導者の心」を伝えたい
山内 隆之
総合的学習らしい実践記録―私がここを推薦する理由
全体像と細部が生きる工夫
高階 玲治
実践記録は教師のポートフォリオ
村川 雅弘
ドラマ風に書く
寺本 潔
子どもと教師の成長に寄与する実践記録
奈須 正裕
「この子」への育ちの洞察力を高める・社会科初志をつらぬく会の実践記録
藤井 千春
総合的学習らしい実践記録を求めて
カリキュラム編成―こう書く・こう読む
松永 洋介
年間計画―こう書く・こう読む
岸本 裕希
単元構成―こう書く・こう読む
渡辺 惣吾
授業のシステム―こう書く・こう読む
野口 政吾
指導案・活動案―こう書く・こう読む
伊藤 秀一
展開の記録―こう書く・こう読む
岡崎 聡
授業評価―こう書く・こう読む
鈴木 佳樹
総合的学習の実践記録―AよりBが何故よいか
「子供・地域の実態」の書き方
上保 文子
「活動のねらい・つけたい力」の書き方
谷 和樹
「教材との出会い」の書き方
古田 靖志
「活動・追究の姿」の書き方
足立 登志也
「教師の出方」の書き方
田中 力
「成果とまとめ」の書き方
立花 充
〈私のマル秘メモノート公開!〉授業以前の準備はここがポイント
素材探し―取り組み記録のメモノート
高橋 重人
教材研究―取り組み記録のメモノート
神戸 佳子
子供へのアプローチ―取り組み記録のメモノート
齋藤 淑江
活動のイメージづくり―取り組み記録のメモノート
香田 静夫
インターネットの活用―取り組み記録のメモノート
伊藤 亮介
ここを変えたい!総合的学習の実践記録=私の提言
実践記録の書き方で総合的学習が変わる
片上 宗二
「矛盾」と「解決」の対話データを
豊嶌 啓司
テーマ学習・地域や学校の特色を生かした活動の記録を!
神津 厚子
生きる―人間らしく積極的に
高塚 存英
〈読者発=総合的学習の実践記録〉ここをもっと書き込んで欲しいのNo3
どうやったらこの授業ができる?
駒井 隆治
ナンバー1は授業実践の結論
石井 研也
現代的課題に対応した内容を具体的に
樋口 正和
日本中、なぜカレーの実践ばかりなの?
小松 裕明
我が校の総合的学習の時間ハイライト
大久保 雅高橋 康夫荻野 嘉美豊嶌 啓司長江 佳子
イラストで総合的な学習 (第4回)
共通体験で意欲を高める
前田 康裕
教科に挿入する総合的学習の単元づくりインデックス (第4回)
インタラクティブな学習の可能性を広げる「Eメール」学習
河田 孝文
ドイツの総合的学習現場レポート (第4回)
博物館と子どものための催し
寺尾 慎一
総合的学習でする―英語活動“おすすめスポット” (第4回)
地域の人材の活用
影浦 攻
〜福岡県小郡市立東野小学校〜
スーパー校長が創る総合的な学習 (第4回)
福井県上中町立三宅小学校/前田 勉先生を訪ねて
田中 博之
特色ある学校の創造
前田 勉
ポートフォリオが育てる新しい能力・評価 (第4回)
プロセス・スキルの評価@
鈴木 秀幸
環境体験活動のワールドカップ (第4回)
あなたもグリーンコンシューマー?
大曲 美佐子
編集後記
樋口 雅子
総合的な学習の時間で使えるインターネット情報・アラカルト
環境教育の教育素材・学習情報
成田 雅博

編集後記

○…実践記録というと、いわゆる子供と教師のやりとり、すなわち、教師の発言、T「……」、子供の発言、C「……」という形で記述したものも少なくなかったように思います。(もっとも、最近はかなり少なくなりましたが。)

 私など想像力が貧困なのか、このような記録からは、どうも授業の実像や成り行き、ねらいなどがよく見えてこないのです。

 それはそうとして、新設の総合的学習である故かも知れませんが、実践記録はもう、それこそ山のように出されています。それらを拝見して気付いたことは、他の教科のそれよりも、地域や子供の実態を記述してから始める…、というものが多いような気がしました。 ただ、子供や地域の実態がこのようなことだから、このような活動を組織したのだ…というような結びつきがあまり感じられないような気もしないでもありませんが。

 もちろん、子供に即して…という活動は、ともすると、書いた人以外はわからなくてもやむを得ない…というような気にさせられることもあります。そして、仮に書かれるほうの方が、そのようなことを思っていたとしたら、読み手の側としては、伝わるものが少ない…といっていいのかも知れません。

 本号は、読み手がそこから何らかのヒントをつかめるような書き方をするには、どんなところにどういう配慮をしていけばよいのか―ご教示いただければと願いました。

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