向山型算数教え方教室 2008年10月号
文章題を好きにする“面積図”導入スキル

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向山型算数教え方教室 2008年10月号文章題を好きにする“面積図”導入スキル

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ジャンル:
算数・数学
刊行:
2008年9月8日
対象:
小学校
仕様:
B5判 92頁
状態:
絶版
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目次

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特集 文章題を好きにする“面積図”導入スキル
〈巻頭特集論文〉教師が自分で解いてみること。基本原理を教え,「よさ」を体感させること
/谷 和樹
面積図は,問題をイメージ化させる超強力アイテムである。使いこなせるようにさせたい!
/河田 孝文
簡単な問題から導入し,学んだことを活用させる
/赤石 賢司
「イメージ化できない」のを面積図で解消する
/小野 隆行
5年「百分率とグラフ」簡単な問題で面積図を教え,ステップアップ
/横崎 邦子
5年「割合と百分率」での授業
/折本 ちはる
面積図で難しい文章題も解ける
/小室 由希江
面積図が有効な難問に挑戦させよ
/根本 直樹
ミニ特集 2学期の「荒れの芽」を算数授業で発見し,つみ取る
向山型算数で「荒れ」を防止する
/大関 貴之
教科書を使い,確認とほめることで2学期算数授業を安定させる
/溝端 達也
小さなほころびを広げない
/上杉 圭子
「先生の言っている通りにやっていれば必ずできるようになる」
/川原 雅樹
1回目を見逃さずに優しくつみ取る
/金子 明弘
温かく,毅然と,指導を徹底する!
/野口 幸嗣
グラビア
「算数的活動」は問題解決の能力をつけるためのものでは
/村田 斎
若葉印教師のための向山型算数基礎基本イラスト事典
赤鉛筆ならエラーレス・ラーニングができる
/小倉 郁美
向山型算数キーワード
『授業の腕をあげる法則』・100版
/木村 重夫
巻頭論文 算数授業へのこだわり
ペーパーチャレランをもっともっと活用し,研究しよう
/向山 洋一
学年別10月教材こう授業する
1年・ふえたりへったり
例題の「基本型」
/柿崎 厚子
「練習問題・スキル」と教材教具
/川西 良治
2年・かけ算
例題の「基本型」
/松本 隆行
「練習問題・スキル」と教材教具
/大沼 靖治
3年・あまりのあるわり算
例題の「基本型」
/浅尾 真治
「練習問題・スキル」と教材教具
/山岸 修
4年・分数
例題の「基本型」
/田村 治男
「練習問題・スキル」と教材教具
/小西 亮人
5年・小数のわり算
例題の「基本型」
/杉原 進
「練習問題・スキル」と教材教具
/岩井 俊樹
6年・分数のわり算
例題の「基本型」
/赤塚 邦彦
「練習問題・スキル」と教材教具
/小井戸 政宏
中学難教材こう授業する
3年/平方根の値
/渡邉 �酷�
中学校からの発信!「向山型数学」実践講座 (第103回)
向山型は「学習内容」だけでなく「学習方法」も蓄積される
/井上 好文
向山型算数に挑戦/論文審査 (第107回)
地図をながめさせ,道のり・距離の定義を教え,キロの意味を示す
/向山 洋一
向山型算数実力急増講座 (第109回)
「型の習得」から「型の活用」へ―算数的活動「説明する」が争点になる―
/木村 重夫
向山型算数WEBサロン (第103回)
正方形の1辺の長さを求める知的なチャレンジ教材を授業する
/赤石 賢司
向山型算数をDEEPに学ぶ女教師たち
教材研究をするとは,教材の細部までしっかり見ること
/白井 朱美
“問題解決学習”隣の教室の実態ルポ
自分に甘く,子どもに優しくない
/媛山 愛子
問題解決学習で子どもは育たない!
/西岡 剛
〈教室の障害児と向山型算数〉特に気になる『あの子』への向山型アプローチ
「教科書を見る」指導がA君にやる気をおこした
/梅垣 紀子
もう一つの向山型算数 難問良問1問選択システム (第109回)
低学年
/菊地 亨
中学年
/東 邦彦
高学年
/千明 浩己
ビギナー専科=向山型算数ココが授業の勘所
1年/短いパーツの組み合わせで―百玉そろばん,計算スキル―
/井上 和紀
2年/筆算 くり上がりは下に,くり下がりは上に書いて区別する
/夏目 雅子
3年/子どもたちも保護者も熱中する難問の授業
/上木 信弘
4年/ほめてほめてほめ続ける向山型算数
/小林 節生
5年/安心して補助計算ができるようにする
/星原 一宏
6年/もう一歩の詰め
/石本 康一郎
“若葉印”教師が向山型算数でダッシュするとき (第43回)
トレース修業を楽しみ,教室風景が見えるようになったらダッシュ!
/青木 勝美
向山型算数への苦言・提言・辛口応援歌
修業の原理「よき師・よき友・よき書物」
/野口 芳宏
向山型算数セミナー
夏のセミナーアンケートから
/板倉 弘幸
腹の底からの実感!向山型算数を知る前と後
教材・教具のよさを授業に
/早崎 敦子
効果はすぐに表れた
/宮崎 道久
問題解決学習が起こした悲劇
/柏木 麻理子
論文ランキング
7月号
/木村 重夫
実物ノートと指導のポイント
きれいに書くからできるようになる「2年生筆算の指導」
/上木 朋子
読者のページ
圧巻まるごとペーチャレ特集
編集後記
/木村 重夫・赤石 賢司
TOSS最新情報
/赤石 賢司
向山型算数に挑戦/指定教材 (第109回)
/向山 洋一

<巻頭論文>算数授業へのこだわり ペーパーチャレランをもっともっと活用し,研究しよう

向山 洋一


 「どうして,もっと早く教室でペーパーチャレランをしなかったのか後悔している」という便りをもらいました。

 発達障害の子が熱中したり,不登校気味の子が,「学校が楽しくなった」というとのことでした。

 『教室ツーウェイ9月号』。ペーパーチャレランが特集され,そこには,慶応大学医学部精神神経科学教室の根本ドクターが,ペーパーチャレランのすばらしさを語ってくれています。

 日本中の「学習ゲーム」の中で,唯一「ペーパーチャレラン」のみが,「統合失調症」の「訓練プログラム」に適していたというのです。

 精神分裂症とかつていわれていた「統合失調症」の患者さんの「訓練プログラム」として活用できたわけです。そして,その研究報告は日本一の座に輝いたのです。

 そうであるならば,教室の「発達障害」その他の,子どもたちの「教育」にも大きな効果があるはずです。

 いや,ペーパーチャレランをやった教師はそのことを実感していたはずです。

 (1) 熱中する

 (2) 持続する

 (3) 家に持ち帰ってやってくる

 (4) 友人とのコミュニケーションが始まる

 (5) 負けることを受け入れる

 これらのことは,慶応大学医学部の研究でも見られたことでした。

 教室での「研究」をすすめ,「報告書」にまとめるのは,「教師」の仕事です。

 医学の世界の研究に続いて,「ペーパーチャレランによる発達障害の子どもの改善」などの研究報告が,各地で生まれるのを期待しています。

 医学界で,日本一になった「ペーパーチャレラン」を使っての,「発達障害」(発達失調症)の教育です。絶大な効果があるはずです。

 教育技術・方法を学ぶとき,「すぐれた先人の仕事」から学ぶのは大切です。

 「型」ができるまで学ぶことが大事です。

 「技術」や「知識」を使いこなす「技能」にまで修業を通して身につけるべきです。

 しかし,それがすべてではありません。

 目の前の子どもの事実に学び,「工夫」していくのも教師の大切な仕事です。

 先人からの学びが7割,自分の場での工夫が3割というところでしょうか。

 もちろん,初心者のうちは,先人からの学びが9割,自分の工夫が1割ぐらいでしょう。

 しかし,初心者といえども,自分の目の前の子どもに,「工夫」を加えていくことは大切です。

 ペーパーチャレランが,「教師の世界」では研究的に取り上げられず,「医学の世界」で研究されたことに,「教育界」の「学としての後進性」を感じました。

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