授業力&学級経営力 2022年6月号
こうすれば「話し合い」がもっとうまくいく!

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授業力&学級経営力 2022年6月号こうすれば「話し合い」がもっとうまくいく!

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PDF
ジャンル:
授業全般
刊行:
2022年5月9日
対象:
小・中
仕様:
A5判 132頁
状態:
在庫なし
出荷:
未定
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 こうすれば「話し合い」がもっとうまくいく!
特集扉
まるっとわかる! 超解説 話し合いの技法
チャンクダウン
丸岡 慎弥
スライドアウト
丸岡 慎弥
ホワイトボード・ミーティング(R)
阿部 隆幸
スリーステップインタビュー
阿部 隆幸
ワールドカフェ
上島 響
ロールプレイ
深見 太一
KJ法
森竹 高裕
NM法
森竹 高裕
エレベータートーク
玉置 崇
オープンカンニング
玉置 崇
ピア・フィードバック
有馬 佑介
シンク・ペア・シェア
鈴木 健史
コンセンサスゲーム
鈴木 健史
ジグソー法
島 智彦
ホップ・ステップ・クラス
島 智彦
バズ・セッション
松村 詠美
センド・ア・プロブレム
松村 詠美
ホット・シーティング
橋本 慎也
メタ・ディスカッション
橋本 慎也
ストーリーテリング
有福 英幸
フィッシュボウル
有福 英幸
“ファシグラ”で,話し合いの「見える化」に挑戦!
石橋 智晴
授業がうまい先生が使っている 教科別 話し合い「コーディネート」術
国語
高橋 達哉
算数
瀧ヶ平 悠史
社会
横田 富信
道徳
有松 浩司
英語
胡子 美由紀
確かな学びにつなぐ! 話し合い活動のフィードバックスキル
葛原 祥太
プロジェクト学習による「ハイブリッド型」の話し合いデザイン
坂本 良晶
アプリ・ツールの活用で,話し合いはここまで進化する!
Google Workspace for Education
浅見 和寿
Microsoft Teams
天野 翔太
ロイロノート・スクール
田中 栄太郎
デジタル教科書×ブレイクアウトルーム
鈴木 秀樹
テキストマイニング
東口 貴彰
とっておき!学級経営ネタ&アイデア (第3回)
6月
低学年/自信をもって「日直」の仕事に取り組ませるアイデア
辰巳 明子
中学年/学級目標から具体的な行動を決める
高橋 朋彦
高学年/温かい雰囲気をつくる「誰でしょうクイズ」
飯村 友和
中学/「クラス全員遊び」でつながりを強める
藤永 啓吾
レベル別全解説 教師のほめる技術 (第15回)
「成長ノート」でほめる
菊池 省三
教育問題24時 (第3回)
教育虐待の危険性
藤川 大祐
プログラムデザインで考える“逆向き”学級経営学 (第3回)
トップダウンの学級目標とボトムアップのビーイング
青山 雄太
トラブル防止につながる! 保護者の信頼をつかむあんしんフレーズ (第3回)
連休明け,不登校の兆し!?
林 真未有田 りりこ
仕事を“楽”にするチートスキル ICT裏ハック (第3回)
ファイル共有作業での削除事故ダメージ減
前多 昌顕
教師のための著作権講座 (第3回)
そもそもなぜ著作権というものがあるのですか?
宮武 久佳
名著を読む―教師人生を変える1冊 (第3回)
『教えるということ』大村はま著(筑摩書房)
山中 伸之
通常学級での特別支援Q&A 困っている子に寄り添う授業・学級づくり (第3回)
困っている子に寄り添う板書のポイント
菊池 哲平
二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース 言葉の力が育つ! 今月の国語授業ネタ (第3回)
音読
低学年/動きをつけて音読しよう
佐藤 拓
中学年/音読に相づちを打とう!
藤井 大助
高学年/バラエティ音読クイズをしよう!
佐藤 司
算数の個別最適な学びと協働的な学び (第3回)
ICTを活用した個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実
山本 大貴
第52回「博報賞」受賞文部科学大臣賞
岐阜県岐阜市立岐阜小学校/よりよい社会の実現を目指す子が育つ「ふるさと学習」
岐阜県 岐阜市立岐阜小学校
〜子どもが社会とつながるカリキュラム・マネジメントを活かした授業を通して(後編)〜
博報賞について
編集後記
新井 皓士
1人1台端末を活用した図工授業のニューモデル (第3回)
スイミーが見たセカイ(第2学年)
岩本 紅葉

編集後記

 授業でのペア・グループワークや,学級内でのクラス会議など,話し合い活動を積極的に取り入れられている先生はたくさんいらっしゃると思います。周囲の人と「対話」し「協働」するというのは,たしかに,1人の社会人として自分自身の生活を振り返ってみても,チームで協力する,あるいは議論するといった機会は多く,非常に重要な能力だと感じます。

 一方,今までの経験上,そこで行われている「話し合い」が,全員にとって意味のあるものになっているのか,ということを疑問に感じることもあります。(もちろん自分の問題と捉えてもいますが,)私自身,会議のその場にはいるものの,積極的に参加し,発言できているかというと… ということも,少なからずあるというのが正直なところです。

 大人ですらそのように感じていると考えると,具体的な手立てなしで,子どもたちに「話し合ってみよう」と指示をしたとしても,意味のある話し合いになるかといえば難しいのだと思います。「活動あって学びなし」という言葉もありますが,本当に学びのある話し合いを行うためには,子どもが参加したくなるような話し合いの手法,子どもたちから出た意見をわかりやすくまとめる方法,友達と協力して考えたくなる発問や学習課題の工夫…などなど,細部にまで気を配った適切な指導が必要なのだと思います。

 そこで今号では,具体的なファシリテートスキルやグループ技法の活用方法から,学びの振り返りを行うための教師のフィードバックまで,「話し合い」を成功に導くための工夫やアイデアを多数ご紹介いただきました。教科の学習や学級会等の日常場面での指導において,ぜひ参考にしていただければ幸いです。


   /新井 皓士

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 話し合いの授業を展開していく中で、技法を学んだことがなかったので、細かく丁寧な解説だったので、明日の授業から使える内容であった。
      2023/1/1540代・小学校管理職
    • それぞれの技法を使ってどのように進めていくか具体的に書いてありとても参考になりました。
      2022/10/2720代・小学校教員
    • 主体的で対話的な深い学びに欠かせない話し合いの学習について、ヒントや実践例が参考になった
      2022/6/2130代・中学校教員
    • 授業者がいかに授業に話し合いを仕組んでいくか、そしてそれをいかに上手に整理できるかが話し合いのある授業の鍵だと思った。
      2022/6/2040代・小学校教員

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