- 特集 なぜか学級がうまくいく最強心理術
- 特集扉(特集について)
- 達人が実は使っている,学級がうまくいく心理術
- チャレンジの勇気を引き出す安全基地となる
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- 学級経営で大切にしている3つの心理術
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- 子どもの気持ちを考えて,教師の行動を変えていく
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- 傾聴の次は対話。健康なココロには対話が必要!
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- 気質タイプ別 言葉かけの心理術
- 風と土と火と水。子どもたちが輝く4つの心理術
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- 方法×場面別 なぜか学級がうまくいく最強心理術
- 学級経営
- 初頭効果×学期始め
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- 宣言効果×朝の会
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- ピークエンドの法則×帰りの会
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- 自己有用感×係活動
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- モデリング×掃除
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- ベビーフェイス効果×学級通信
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- ミラーリング×学級あそび
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- 生活指導
- カクテルパーティー効果×挨拶
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- 自己開示の法則×関係づくり
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- ウィンザー効果×ほめる・叱る
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- ピグマリオン効果×ほめる・叱る
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- 学習指導
- レストルフ効果×板書
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- クローズドクエスチョン×発問
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- ハーディング効果×発表
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- スモールステップ法×テスト
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- アンダーマイニング効果×自主学習
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- プライミング効果×やる気の喚起
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- トラブル
- ソリューション・フォーカスト・アプローチ×ケンカ
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- ロールプレイング×いじめ
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- 保護者対応
- 順序効果×保護者面談
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- リフレーミング×保護者面談
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- スティンザー効果×保護者面談
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- リカバリー・パラドクス×クレーム対応
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- コロナ禍の子どもの心を軽くするメンタルヘルス
- リラクゼーション セルフコントロール アンガーマネジメント
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- 四天王のエンタメ授業術 (第10回)
- 今月のお題:低学年と高学年,「笑いのある授業」ではどんな違いを意識する?
- 【俵原正仁先生の回答】ストレートかストレートでないか
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- 【土作彰先生の回答】低学年には感覚アピール! 高学年にはベタを教える!
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- 【中村健一先生の回答】低学年経験がない私には,意地悪なお題です。仕方ないので想像で言うと,切り替えが大事な気がします。
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- 【金大竜先生の回答】自分の判断で笑えるように
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- クラスがまとまる! 笑顔が広がる! 今月の学級経営ネタ (第10回)
- 低学年/いよいよ,1年の終盤に向かってまだまだ楽しもう。
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- 中学年/「絵本読み聞かせ会〜私の特別な一冊〜」であたたかい気持ちに!
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- 高学年/放課後の教室で学級がわかる
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- 中学/掃除で深める学級の絆
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- 田中博史の「授業・人」塾 新発想の授業づくりでコロナに対応する (第5回)
- 若手教師からの投稿レポートに応える
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- 菊池省三監修 困った場面で効果抜群!叱らず伸ばす学級経営 (第10回)
- 今月の困った場面:子どものマイナスの部分ばかり見てしまう
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- 〜教室の空気をプラスに変換する「十割ぼめ」」に挑戦しよう〜
- ○○先生のクラス覗いてみた (第10回)
- 学ぶ意欲で溢れる教室 学びを創る子どもたち
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- NG指導&OK指導でわかる特別支援教育 (第10回)
- 感覚が敏感な子どもには…
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- 〜我慢することを強いるのではなく気持ちに寄り添った対応をする〜
- お悩みズバリ解決!学級担任のための小学校英語授業Q&A (第10回)
- 指導と評価の在り方@
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- 日本初のイエナプランスクール 大日向小学校のチャレンジ (第10回)
- 大日向小学校の学びの環境@
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- 普通の小学校でもここまでできる!プログラミング教育スタートガイド (第10回)
- プログラミングで授業しよう!(振り返り編)
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- その生徒指導大丈夫?先生のための法律講座 (第10回)
- 生徒が事件を起こしてしまった場合,学校としてはどのような対応が必要でしょうか
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- 二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース 言葉の力がぐんぐん伸びる!みんな大好き『漢字の学習』 (第10回)
- 低学年/この漢字,どちらかというと…
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- 中学年/4つの漢字の共通点を見つけよう!
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- 高学年/プログラミングで,漢字の成り立ちを楽しく学ぼう!
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- 盛山隆雄&志算研プロデュース 教科書アレンジで,学びに向かう力を育てる! (第10回)
- しきつめることができる四角形は何種類?[迷う場面にする]
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- 〜5年/図形の角〜
- 隠れた数はいくつといくつ?[隠す][きまりを仕組む]
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- 〜1年/おおきいかず〜
- 編集後記
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- 季節を彩る今月の学校かざり (第10回)
- 新年の書き初めを「絵かき初め」に
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編集後記
突然ですが,体調を崩して病院に行って,下記のように言われたらどちらが安心できるでしょうか。
【医者A】よく話をうなずきながら聞き,「ただの風邪なので,全く心配ないです。よく寝て栄養を取ってください」
【医者B】ほとんどこちらを見ようともせず「おそらく風邪だと思います。大丈夫でしょう」
両者とも「心配ない」という趣旨のことを言っていますが,当然,ほとんどの方が医者Aに診てほしいと思うのではないでしょうか。実際,どちらの医者にもあたったことがありますが,話をきちんと聞いてくれ,「心配ない!」と太鼓判を押してくださる先生の方が安心できました。このように,一つの事象でも,「話し方・聞き方」「話す順序」「身振り手振り」等によって,相手が受ける印象は大きく異なります。
医者Aのような行為が,どんな心理術とつながっているのか分析するのは難しいですが,よく話を聞くという行為は,心理学でいう「傾聴」と言えるのかもしれません。
学校現場においても,日頃から行っている指導や言葉かけが,心理術とつながっているということは多いのではないでしょうか。「傾聴」などは,意識されている先生も多いと思いますし,子どもとの距離を縮めるために,「自己開示」を大事にされている先生もいると思います。
一方で,このような心理術や心理テクニックは,「心を操る」というような負のイメージも持たれがちですが,経験則に基づく授業技術や言葉かけを心理学的に裏付けることで,より効果的な指導につなげることができるのではないかと感じます。また,様々な心理術を学び,指導の中に取り入れることで,よりよい言葉かけや関係づくりにつなげることができると思います。
そこで,今号では,様々な場面で生かせる心理術を紹介し,日々の言葉かけ等に役立てていただきたいと願いました。また,同じ心理術であっても,子どもの性格によっては,マイナスに働く可能性もあると思います。そこで,子どもの性格タイプ別による言葉かけの方法についても,取り上げ,ご解説いただきました。
/茅野 現
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