授業力&学級統率力 2014年12月号
学期末を乗り切る!担任の“危機管理力”

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授業力&学級統率力 2014年12月号学期末を乗り切る!担任の“危機管理力”

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2014年11月6日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 学期末を乗り切る!担任の“危機管理力”
トラブル発生!忘れられないヒヤリ・ハット体験
油断の油はアルコール?
三井 竜彦
「隙間」の時間こそ注意!
松岡 博志
いつも何があるか身構えていた若い日。物に動じないフリをしていた私のヒヤリ・ハット体験
高木 友子
ビギナー必見!「危機管理」にまつわる基礎知識
まさかこの時期に発生?!“なれあい型”学級崩壊―学級状態の把握が危機管理の基本―学級崩壊に至るパターンの打破―
小野寺 正己
“いい雰囲気”が壊れた時の回復ワザ
赤坂 真二
“かくれたカリキュラム”発見と改善スキル―「かくれたカリキュラム」が招いたヤマを発見・改善する四つの取組
横藤 雅人
“シルバーの三日間”が続かない?!中だるみ改善のポイント―「予防」「報・連・相」「初期対応」
中村 健一
“ハインリッヒの法則”と教師のKYT―ヒヤリハットを危機管理に生かす
村越 真
学期末を引き締める!学級崩壊のサインを見逃さない眼&対応術
机・ロッカーの整理整頓
佐藤 翔
下駄箱の靴
草野 剛
教室のゴミ
大谷 公人
朝礼の整列
堀田 知秀
校内の落書き
野口 博明
備品の破損
垣内 秀明
学期末に“荒れの黄信号”が出たら…改善のアドバイス
授業中のおしゃべりが増えてきた
森口 美佳
授業中の立ち歩きする子どもが出てきた―立ち歩きのメカニズムを診断し、最適な治療を―
大谷 雅昭
授業中にやる気がなくなった―子どものやる気は授業構成を考えるだけで復活する―
平野 次郎
授業開始に揃わなくなった
桐山 勉
忘れ物が増えてきた
中雄 紀之
宿題忘れが増えてきた―学級目標を使ってクラスの宿題モチベーションがアップ!―
浅野 和久
係・委員会活動をさぼるようになった
森竹 高裕
教師への言いつけが多くなった
坪田 吉巨
けんかが増えてきた
西村 純一
失せ物が増えた―学級全体に納得感を形成する―
積山 昌典
言葉づかいが荒れてきた―慌ただしい「「学期末」だからこそ「こだわりたい」ポイント―
中村 裕幸
服装の乱れが気になる
大野 孝之
男女の仲が悪くなった―一人一人の思いに寄り添う指導で、学級を成長させるチャンスに!―
八田 和久
子どもを守る!“その時どうする?!”の初動マニュアル
“いじめ”発見―その時どうする?!
松下 崇
“いじめ”発見―その時どうする?!
三島 浩路
“不登校”発生―その時どうする?!
佐藤 謙二
“不登校”発生―その時どうする?!
佐々木 清
“児童虐待”発生―その時どうする?!
中村 和寛
冬休み前に行いたい!ネットモラルの指導ポイント
スマホ低年齢化の波―親子で話し合いの機会を!―
竹内 和雄
ネットの功罪
八島 禎宏
児童の欲求をとるか安全をとるか
橋 直登
スマートフォンの問題
三宅 健次
保護者とのトラブル―予防と対策
小学校/クレームの背景を考える
飯村 友和
小学校/保護者対応の三原則―「組織的対応」「保護者への丁寧な聞き取り」「保護者の内面の理解」
山田 俊之
小学校/信頼関係のリスク回避
中島 晶子
中学校/保護者の味方に寄り添う心で
石川 和代
中学校/扉を開こう―顔が見える関係を築いていこう
生稲 勇
小特集 “師走”は忙しい!教師の年末時短術
忙しい時こそ「隙間時間」と「黄金時間」をフル活用!
渡辺 志穂
時と事を見える化して実行することが基本
山中 伸之
ムダを省いて時間をつくり出す
中嶋 郁雄
ICT活用で資料の仕上がりもバッチリ!―個人面談・通知表・研究記録―
倉澤 昭
仕事完成度0%を30%にしておく―「あとは追加するだけ」のススメ―
杉本 直樹
時短 成績処理と教室の片付け
水野 宏也
活躍を振り返って見取る術
山下 幸
わがクラスの“知的財産づくり” (第9回)
楽しい学力向上システム
松本 真一郎
私たちの指導でオリンピック選手をめざそう (第3回)
4つのキーワードで夢を叶えよう
青柳 徹
子どもに暗唱させたい!名文・名句 (第9回)
映画『チャップリンの独裁者』の演説
西野 宏明
問題解決学習は不滅か? (第9回)
「意味理解志向」を促し、応える問題解決的な学習(2)
佐々木 昭弘
授業の醍醐味は課題や展開を“仕組む”こと
左巻 健男
校内研修のイノベーション (第9回)
【河野順子先生が推す研修内容&研修システム】共有化を基盤に連続性・発展性を意図した校内研究の進め方
佐藤 俊幸
【校内研修改革・どこがポイントか】実践家と研究者の協働による授業研究への挑戦
河野 順子
〜「根拠・理由づけ・主張の3点セット」を中核にして〜
子どもに“論理的思考力”をつける!教え方ガイド&トレーニングワーク (第3回)
空間配列のルールで対象を描写する
三森 ゆりか
“子どもの願い”を実現!学級経営の工夫点 今月のポイントは“ここ” (第9回)
小学1年/五色百人一首を始めよう
小林 節生
小学2年/寒い日々こそ、セロトニン5で子どもたちを癒す
大恵 信昭
小学3年/パーティーで2学期を締める
堂前 直人
小学4年/子どものアンケートを使って学級懇談会
三浦 弘
小学5年/知的な授業をすることが「魔」を追いはらう
並木 孝樹
小学6年/子供の心をがっちりつかむ学級経営の6つのポイントC「3.洗練」
千葉 康弘
中学/具体的な手立てを示す
水谷 美穂子
中学/受験に向けて、生徒のやってきたことがつながる
山田 高広
音読実践「読む―1グランプリ」へのロード―「声づくり」で「学級づくり」― (第3回)
「飽き」を打破する!音読継続のための三つのアイデア
山田 将由
教育ニュース“深読み・斜め読み” (第3回)
教育委員会制度改革
小松 郁夫
〜戦後教育行政改革の転換〜
若手が書いた“文書”ビックリ例!―書いていいこと・悪いこと (第3回)
ちょっと気になる『文章表現』
稲垣 孝章
編集後記
木村 悠
教室のやりくり 使い回しと合わせ技 (第9回)
「試行錯誤」の繰り返しが「プレゼン」力を高め、「プレゼン」が「試行錯誤」力を育てる!1
齋藤 隆彦

編集後記

突然ですが、「KY訓練」とは何かご存知でしょうか。もちろん「空気読めない′P練」ではなく…、「危険予知′P練」のことを指すそうです。「Kiken Yochi Training」の頭文字をとり、「KYT」とも呼ぶそうです。

『学校マネジメント』二〇〇四年九月号の西穣司先生の記事によりますと、危機管理に該当する英語には、「クライシスマネジメント」と「リスクマネジメント」の二つがあり、「クライシス〜」は軍事用語、「リスク〜」は企業用語の起源をもつそうです。

学校経営における「危機」に関して、引き続き同原稿からまとめますと、学校経営における危機には次の二つの領域があるとのこと。@自然災害や社会変動によって生じるもの、A日常活動において生じる危機。さらにAは、a:学校全体の秩序や多数の児童・生徒の健康被害等の大規模な危機、b:学校に対する不信や不満を引き起こす危機(トラブル等)に細分できる、とのことでした。

今回特集テーマにしたのは、前記Ab、すなわち学校生活の中で、日常において発生する危機に関してですが、なぜ、二学期も終わりのこの時期にトラブルが発生するのでしょうか。実は、この時期ならでは発生してしまう危機もあるようです。これまでうまくいっていたと思っていたのに急に崩壊してしまう、一学期から少しずつ少しずつ積もってきた問題がこの時期に表面化する、など…。

そこで本号では、そんな危機を防いで無事学期末を迎えられるよう、トラブルの兆候の発見方法や、トラブルを早目に対処する方法、あるいはトラブルが発生してしまった時に、できるだけ最悪の状況にしないためにはどうすればよいか、など、学校生活場面における危機管理力を身につける様々なスキルをご紹介いただきました。


/木村 悠

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