授業力&学級統率力 2014年4月号
“黄金の3日間”持続!教室経営のシナリオ

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授業力&学級統率力 2014年4月号“黄金の3日間”持続!教室経営のシナリオ

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2014年3月6日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 “黄金の3日間”持続!教室経営のシナリオ
“黄金の3日間”を365日にする決意!=子どもにこう語る
学校は「お勉強するところ」「仲よくするところ」で一年間通す
笠井 美香
数字を入れて具体的に語る
小松 和重
子どもの名前を覚えて教師の決意を語る
割石 隆浩
“子どもの願い”を実現する=教室習慣づくりの布石
勉強が好きになりたい
よいイメージをもたせ、「教えてほめる」で学習のシステムを入れ込む
西尾 豊
友だちがたくさんほしい
毎日のふれあい活動がクラスに一体感をもたらす
光村 拓也
授業でいっぱい手を挙げたい
挙手している子を見つめて微笑んで
鈴木 文男
きれいな字を書きたい
教師の声かけで丁寧に書く子が育つ
波多野 陽
努力のツボを知りたい
「努力のツボ」をいっぱいにする体験を
宮崎 京子
忘れ物をしないようにしたい
一年を貫くことができる方法を考える
小室 由希江
ケアレスミスをなくしたい
ノート指導を新年度一時間目から始める
中地 直樹
運動が上手くなりたい
四月の授業参観で全員を跳ばせる衝撃
根津 盛吾
先生と一緒に遊びたい
遊びの時間を週予定に組む
山下 理恵
男女仲良くしたい
「男女一緒」を日常化させる
末廣 真弓
“黄金の3日間”が続く教室経営=スタート台で準備すること
出会う前の準備 外せないポイントはここ
大石 哲久
不安を感じさせない1日目のシナリオ―365日への布石
信藤 明秀
友だちが気になる2日目のシナリオ―365日への布石
久野 歩
勉強を楽しみにする3日目のシナリオ―365日への布石
小塚 祐爾
黄金の3日間が持続!教室経営の土台づくり
教室のルールとモラル指導 ポイントはここ
教師の願いから始める
水出 正一
教室環境づくり ポイントはここ
落ち着いていて、知的な雰囲気の環境を
永山 祐
必要な教室備品 ポイントはここ
言ったことを通すための教室備品
平山 靖
席次の決め方とルール ポイントはここ
1年の基本方針を決める3つのポイント「趣意説明」「了承」「主導権」
津下 哲也
学力の実態把握 ポイントはここ
実態調査は自分を守るためにやらないといけない
小松 裕明
当番・日直・係の決め方とルール ポイントはここ
当番は機能的活動で、係は文化的活動である
澤田 好男
給食・掃除の決め方と仕事ルール ポイントはここ
ズルを生まないシステムをつくり、「教えて、ほめる」スタンスを1年間貫く
塩谷 直大
朝の会・帰りの会の指導 ポイントはここ
趣意説明と確認の原則で、黄金の3日間が1年間続く
山口 俊一
黄金の3日間が続く“子どもへの要求”―やるべきこと・ダメなこと
学用品の指導 やるべきこと・ダメなこと
全員の前で宣言する。宣言したらやり抜く
藤井 達也
話し方・聞き方指導 やるべきこと・ダメなこと
まずは聞き方の指導を徹底する
山ア 雄史
話合いの指導 やるべきこと・ダメなこと
教師と子供たちのやりとりで、話合いのイメージをもたせる
山口 收
ノートの指導 やるべきこと・ダメなこと
やるべきことは、「型を示し妥協しない」こと、ダメはことは、「型を示さない」こと
鬼頭 衛
グループ学習の指導 やるべきこと・ダメなこと
明確な役割分担を教師が告げてやる
小林 幸雄
テスト対応への指導 やるべきこと・ダメなこと
手がかりに印・区切って提出
山川 亨
友だちへの対応指導 やるべきこと・ダメなこと
学級は、友だちと楽しく仲良く過ごす場所である
有村 紅穂子
家庭学習の指導 やるべきこと・ダメなこと
「毎日やるのが当たり前」を貫く
三浦 弘
“黄金の3日間”が365日持続!シナリオと布石の打ち方
小学1年/黄金の3日間持続のシナリオと布石
河田 孝文
小学2年/黄金の3日間持続のシナリオと布石
手塚 美和
小学3年/黄金の3日間持続のシナリオと布石
石坂 陽
小学4年/黄金の3日間持続のシナリオと布石
山口 浩彦
小学5年/黄金の3日間持続のシナリオと布石
片桐 功
小学6年/黄金の3日間持続のシナリオと布石
松崎 力
中学1年/黄金の3日間持続のシナリオと布石
星野 優子
中学2年/黄金の3日間持続のシナリオと布石
福井 慎
中学3年/黄金の3日間持続のシナリオと布石
風林 裕太
黄金の3日間が持続する教師力トレーニングのヒント
視線に死角をつくらない トレーニングのヒント
算数の時間に子どもの書く数字が見えますか。どの子の数字も見るという覚悟が必要である
甲本 卓司
子どもの声を聞く力 トレーニングのヒント
「放課後の孤独な作業」でメタ認知する
齋藤 一子
ほめ方・叱り方 トレーニングのヒント
ほめることを見つける目を鍛える
大坪 順
発言を促す発問づくり トレーニングのヒント
究極は、教室の意見が真っ二つにわかれる発問である
福田 辰徳
板書の仕方 トレーニングのヒント
「書く行為」を細分化して練習し続ける
辻 拓也
赤ペンの入れ方 トレーニングのヒント
三つの注意点で、初任者の先生でも生徒と心の交流ができるようになる日記への赤ペンの入れ方
郡司 崇人
友だち関係づくりの指導 トレーニングのヒント
「ほめ続ける」決意を記すことから始める
阿妻 洋二郎
集団の中での個別指導 トレーニングのヒント
子どものプライドを大切にする
本吉 伸行
特別支援の子との関係づくり トレーニングのヒント
ほめるスキル、ユーモアのスキルが必要である〜特別支援の子に信頼される基本トレーニング
五十嵐 勝義
黄金の3日間が続く保護者対応のシナリオ
学級通信発行の工夫点はここ!
桑原 泰樹
保護者会開催の工夫点はここ!
伊藤 道海
授業参観開催の工夫点はここ!
太田 政男
黄金の3日間=トーン落ちが懸念される問題への対応策
スキマ時間の効果的活用のヒント
楽しいゲームの引き出しを用意する
荒川 拓之
学校行事とのかかわらせ方のヒント
一つ一つの行事を意味づけし、趣意を語る
東條 正興
遊び・イベント活用のヒント
一人ぼっちの子への対応
芹沢 晴信
スマホ依存からの脱却指導のヒント
学校と家庭が協力して、学校でのスマホの使い方を教える
佐藤 泰弘
小特集 “教務手帳”―私の“カスタマイズ”ポイント
子どもの成長が見える記録を心がけたい
山下 真一
鍵はアイデア+体力+想う力
関塚 滋
「仕事の見通し」と「子どものよい行動」を記録
谷岡 聡美
これ一冊で足りるものにする
松野 孝雄
教務手帳に貼りたい・挟んでおきたいおすすめ情報
赤井 真美子
モバイルでチョッと確認
高木 友子
スピードが命です!!大胆に!大雑把に!おしゃれに
堀川 真理
TOSSノートで教務手帳をつくる
渡辺 大祐
わがクラスの“知的財産づくり” (第1回)
卒業し、大人になっても語り継がれるクラスの知的財産“五色百人一首”
新村 勲
コーディネーション運動 (第1回)
低学年向きのコーディネーション運動(その1)
東根 明人
子どもに暗唱させたい!名文・名句 (第1回)
藤川 和也
問題解決学習は不滅か? (第1回)
「問題解決学習」を、多様な「問題解決的な学習」の総称と考える
佐々木 昭弘
校内研修のイノベーション (第1回)
【尾崎正彦先生が推す研修内容&研修システム】超一流の指導者で校内研修を変える
見原 仁
【校内研修改革・どこがポイントか】継続指導と伝統継承が変化をもたらす
尾ア 正彦
未来を見据えた“学習スタイル”のイノベーション (第1回)
革新ではなく充実を目指す
小島 史子
「革新」を急がない
堀田 龍也
“子どもの願い”を実現!学級経営案の工夫点 今月のポイントは“ここ” (第1回)
小学1年/ほめてほめてほめまくる4月
小林 節生
小学2年/優しくするのはいつでもできる。まず規律を確立する
大恵 信昭
小学3年/子どもの実態を把握することからスタートする
堂前 直人
小学4年/具体的かつ明確な子どもの姿を描いた学級目標を設定しよう
三浦 弘
小学5年/黄金の3日間を教えてほめるで徹底させる
並木 孝樹
小学6年/学級経営案は、3月の「イメージ」をもって作成する
千葉 康弘
中学/最終イメージをもつ
水谷 美穂子
中学/中学3年生に1年間を過ごす2つの原則を示す
山田 高広
【人生相談ページ】臨床心理学でスッキリ処方!学校教師のメンタルヘルス (第1回)
File 1 教師2か月目。音楽授業では私語がやまず、書類作成もミスが続き自信がなくなっています。
川島 眞
体罰は本当に効果的か―歴史を知れば真実が見えてくる (第1回)
『体罰の社会史』の視点から
江森 一郎
〜江戸時代の子ども観と体罰〜
編集後記
樋口 雅子
教室のやりくり 使い回しと合わせ技 (第1回)
「ポケット掲示板」と「4つの約束」で新クラスのスタート
齋藤 隆彦

●編集後記

今や普通名詞になったのではないか?と思われる黄金の3日間≠フフレーズ。

取り組んだ方の声の中に、

・3日間に打つべき手法はほぼ知れ渡り、先達の叡智を追試すれば、誰でもそれなりの手応えを感ずる成功を収めることができる。

・しかし、そのあと362日にわたり、3日間の効果をキープするのは、なかなか大変。

・3日間のプログラムには、当然、年間持続のコンセプトは含まれているのだと思うがもう少し、そのあたりを鮮明に意識した取り組みを紹介していただけないか。

というような痛切なるものがありました。

たしかに、年間持続を意識した3日間―となると、そこには習慣化への見通しがあるということではないか?とも思われます。

そう考えると、逆に?教師のスケジュールというか、〈かくあるべし〉と願う教室運営の理想像だけでは、持たない?のではないか?という突っ込みを入れてみたくなりました。

つまり、教師の願いの中に、〈子どもの教室生活への願い・願望〉を、キャッチするアンテナとそれをどう経営シナリオに取り込んでいけばよいのか。そこがこの点に迫るカギになるのではないか?と考えました。

本号は、こういう見通しを含んだ、黄金の3日間≠フシナリオを、どう作成していけばよいのか、新学期出発にあたっての留意点や工夫点を、関わりのある問題のあれこれについて、ご提案をいただきたいと願いました。

(樋口 雅子)

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