- 特集 特別支援の最強ツール “ふれあい囲碁”
- 特別支援の最強ツール“ふれあい囲碁”
- 五色百人一首・ふれあい囲碁は、すごい教材だ。
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- ふれあい囲碁の革命的効果
- ふれあい囲碁は教室の子どもたちを革命的に変える。
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- ふれあい囲碁を誕生させて
- 「命を救う」から「生きる幸せ」に感謝できる、ふれあい囲碁へ
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- ふれあい囲碁をTOSSと結びつけて
- ふれあい囲碁との出会い
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- ふれあい囲碁とその指導法
- 発達障がいの子どもたちが「友達とかかわる力」を伸ばすふれあい囲碁
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- ふれあい囲碁と教材開発
- ふれあい囲碁の導入に最適「囲碁マスター」
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- ふれあい囲碁の実践(低学年)
- 短い時間でも楽しい実践「ふれあい囲碁」
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- 一年生も熱中したふれあい囲碁の威力
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- ふれあい囲碁の実践(中学年)
- やってみてよかった! 魔法のツール
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- みんながすぐに打ち解けるふれあい囲碁
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- ふれあい囲碁の実践(高学年)
- 負けを認める場面に遭遇
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- ふれあい囲碁で地域とつながる
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- ふれあい囲碁の実践(中学・高校)
- 知的なゲームだからふれあえる
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- 「ふれあい囲碁」のもつ可能性にかける
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- ふれあい囲碁の実践=特別支援教室
- 簡単なルールで広がるふれあい
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- 勝ち負けよりもふれあいが楽しい
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- ふれあい囲碁の実践(クラブ活動)
- ふれあい囲碁は教育界の新しい教育ツールとなり大きな成果を得る
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- ふれあい囲碁で変わる子どもたち
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- ふれあい囲碁を実践して
- 人とつながる楽しさを子ども達に
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- 特別支援学級の子が大活躍
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- ふれあい囲碁は、高学年の子どもたちの輪を作る強烈な教材だ
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- 負けても投げ出さないふれあい囲碁
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- ミニ特集 ときめく“ラブレター”が届く私の教育実践
- 感動の便りが届く教育活動
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- 「体の芯が痛くなるほど泣きました」
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- 一番苦手の音楽で感謝の便り
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- きっかけは五色百人一首だった
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- 毎日の学校が楽しいから手紙が届く
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- 学級を安定させることが一番大事だ
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- 一筆箋で起きるドラマ
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- 全国ペーパーチャレラン (第222回)
- 問題A「◇(ひしがた)10こ チャレラン
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- 問題B「ひき算チャレンラン」
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- ルール・応募方法
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- ランキング
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- 編集前記
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- グラビア
- 発達障害の理解が普通学級の授業を変える TOSSサマーセミナー2010
- 学級の荒れを克服する
- 子どもたちのマイナス発言をプラスに転化する
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- 楽しい国語の授業
- 縦書き横書きの謎解き
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- 伝統文化の国語の授業
- 誰でも簡単に『神話』の授業ができる!
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- うまくいった算数の授業
- 算数は、教科書を使って、教科書のとおりに教えるのがよい
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- 最新調べ学習 観光立国
- 「越前和紙の里」の魅力を観光ミニコミ誌にまとめる
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- 子どもが感動する理科授業
- 新しい学習評価につながるキーワード「理科は書くことだ!」
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- 熱中して楽しくできる英会話授業
- 食べ物の話題で教室熱狂
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- 挑戦 TOSS型音楽授業
- GO/NOGO課題を音楽授業に組み込む
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- 発達障害の子が熱中する授業・教材
- トラブルを乗りきれ
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- 最近の教育系大学生 (第8回)
- 大学生の授業評価から何が見えるか
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- 教育の根本を考える (第8回)
- 自己肯定感A
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- 授業を創る
- 緊急の最先端課題HPVを授業する@
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- 新しい環境教育
- 環境教育をまちづくりに生かす
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- 生きものにふれる(わくわく図鑑の奇跡)
- オール フォー ワン ワン フォー オール
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- 食育と食卓教育
- 米作り
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- 分析批評の国語授業入門
- 教材を批判的に見る
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- TOSS学生 授業検定に挑戦
- とにかく挑戦し続ける!
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- 平均点 奇跡のアップのシステム
- ライブで学び、我流を排する
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- 成功体験の授業
- 成功体験を積み続けることで自尊感情を高めることができる
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- 特別支援 奇跡の教育
- 子どもの世界に入ってあげる
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- 学級崩壊を救った五色百人一首と五色かるた
- かるたが大好き! かるたでお年寄りとのふれあい体験
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- 中学校の教育 (第8回)
- 「ユニバーサルデザイン教育」の推進
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- 佐藤式工作法 (第52回)
- 何ができるかな?くねくねダンボール
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- 続・向山洋一を追って (第75回)
- [第57巻]『プロを目指す修業論』(3)
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- 〜プロ教師への道・その修業経験の三条件〜
- 向山実践の原理・原則 (第200回)
- 遠き日の足跡
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- 新任当時の挫折をこう乗り越えた
- やんちゃなAくんの大きな成長
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- 〜「好き好きビーム」で、皆で育てる〜
- TOSSが教師人生を変えてくれた!
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- TOSS教材のドラマ
- 【ペーパーチャレンラン】システムが子どもを変える
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- 【昔話・神話スキル】国語の読解が好きになる「昔話・神話スキル」
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- 研究授業講座
- 【教材研究のしかた】学校の研究と授業技量検定をリンクさせる(1)
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- 【指導案の書き方】何を授業するのか〜「自分の強いところで闘え」囲碁の定石を生かす〜
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- やってはいけないこんな指導
- 自己肯定感を高める 褒めて褒めて褒めまくる
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- やってほしいこういう指導
- 代教に入った学級でペーパーチャレラン
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- TOSS・前進中
- 学生サークル/子どもも学生も成長する場を設ける
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- TOSSサークル紹介/前に立つことが病みつきになるサークル
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- TOSSサークル紹介/参加すれば元気になるサークル活動
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- TOSSランド案内/どの子も熱中する! 200字作文ワークのコンテンツ
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編集前記
▼大学時代に「授業のやり方」についてほとんど学ばないで教師になる。
大学時代に「手術のやり方」についてほとんど学ばないで外科医になったらどうなるだろう。患者に次々と訴えられるだろう。
▼「発達障がいの子」についての「知識」「対応」を知らないで教師になったらどうなるだろう。子どもは反発し、荒れ、反抗するようになる。そして、「社会生活ができない状態」になっていく。教師が「子ども」「家族」を破壊しているのである。
▼発達障がいの子は、およそ一割近く。つまり、ほとんどの教師は、これまでの教え子の一割の子を、破壊してきた。
▼「発達障がい」の子どもの本を、十冊ぐらい何度も読み込めば、最低の知識は得る。
一冊の本を五回は読まねばならない。
▼「どのように対応するか」という、イラスト入りの本を十冊、何度も読めば「対応」のしかたが分ってくる。
▼「専門家のドクターのセミナー」に、十回以上参加すれば、基本的なことが分る。
▼「発達障がいの子への模擬授業」(一回十五分くらい)を、十回すれば、対応方法の最低は分るだろう。
▼以上すべてをやって、教師としての最低の知識と対応方法を身につけたことになる。
それをしてない教師は、「我流」「自己流」でやっているのであり、子どもを「悪い方へ」と追い込んでいく。子どもは荒れ、クラスが崩壊することもまれではない。
すべて、教師の責任である。不勉強のためそうなるのだ。
▼反対に、きちんと学んだ教師は、発達障がいの子も熱中するクラスを作っていく。
「手術のやり方を学ばなかった外科医」のような教師から、脱出することが大切だ。
▼「すぐれた医薬品」と同じように「すぐれた教材」も開発されてきた。
▼五色百人一首、五色名句かるたで、クラスをまとめている教師は一万人を越える。
「負けを認める」「ふれあう」「ルールを守る」ことを体験させられる貴重な教材だ。
▼「ふれあい囲碁」も、クラス作りに悩む教師に、おすすめだ。医師がすぐれた医薬品を使うように、教師もすぐれた教材、教具を使うことが重要だ。教師が助けられるからだ。
(向山洋一)
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- 明治図書