- 特集 子どもの成長過程で節目イベント─子ほめ条例、1/2成人式、立志の式
- 学校発! 生命力を育てる三大イベント 子ほめ条例、1/2成人式、立志の式
- セルフ・エスティーム(自己肯定感)を育てることこそ教師の最も大切な仕事である
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- 子ほめ条例のドラマ
- 子ほめ条例のドラマ〜子ほめ運動の現場から〜
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- 1/2成人式のドラマ
- 二分の一成人式を全国に広めるための動きをつくろう。
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- 立志の式のドラマ
- 絶対にあきらめないという決意
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- 地域が育てる教育への期待
- 「地域」の範囲を確定しないと地域の教育力は何もかも分からない
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- 子ほめ条例とその方法
- 自己肯定感を高める子ほめ条例
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- 子ほめ条例は、子どもに何を与えたか
- 子どもの小さな成長を見逃さない大人が増えて、ほめられて自信を持つ子どもが増える
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- 子どもたちの自己肯定感を高める
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- 受賞者はもちろん、クラス全体が温かくなる子ほめ条例
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- 1/2成人式とその方法
- TOSS二分の一成人式10000人プロジェクト! サマーセミナーで1000人が感動し、涙した二分の一成人式のオフィシャルHPも完成
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- 1/2成人式は、子どもに何を与えたか
- 子どもが涙、涙で素直に手紙を読む「二分の一成人式」
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- 二分の一成人式は「感謝」「夢」「自己肯定感と意欲」を与えた
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- 教師の企画力、総合力があってこそ感動が生じる二分の一成人式
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- 立志の式とその方法
- 継続したていねいな指導が生きる立志式
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- 立志の式は、子どもに何を与えたか
- 成長の起爆剤、立志式
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- 自分の生き方を決める立志式
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- 体育館に響く伸一の声
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- 学校でしかできない三大教育イベント
- 自己肯定感を高める教育イベント
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- 「1/2成人式」は、志を立てる節目の一つである
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- KGYプロジェクトへの取り組み
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- 子ほめ条例で自尊感情を育てる
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- 全員に賞状を渡すシステムを作る
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- ミニ特集 地域を発信する子どもたち
- 子どもの発信する力に初めて出会ったとき
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- 子どもたちが夢中になって取り組む「Doodle」
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- 地域を調べ発信することで子どもが変わり、学級が一つになっていく
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- 子ども観光動画は、TOSSが創った子どもの文化だ
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- わたしのまちの宝物
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- 語り尽くせぬエピソード
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- 第2回観光立国全国大会
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- 全国ペーパーチャレラン (第221回)
- 問題A「やじるしめいろチャレラン」
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- 問題B「ロケットチャレラン」
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- ルール・応募方法
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- ランキング
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- 編集前記
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- グラビア
- 発達障害の子が参加する国語・算数の授業とは ほか
- 学級の荒れを克服する
- 「発問」と「作業指示」をセットにする
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- 楽しい国語の授業
- 森と林の違いから環境学習へ
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- 伝統文化の国語の授業
- 短歌と俳句を続けて授業し、千年の時を超える。
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- うまくいった算数の授業
- 黒板8等分システムのドラマ
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- 〜算数が得意な子にも苦手な子にもやる気を起こさせるシステムである。〜
- 最新調べ学習 観光立国
- 観光立国の授業で自分のまちが大好きになる
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- 子どもが感動する理科授業
- 実験での特別支援を要する子への対応
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- 熱中して楽しくできる英会話授業
- 日頃子ども達が体験していることを、英語で表現する
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- 挑戦 TOSS型音楽授業
- お手合わせ→ダンス→創作で、楽しく拍感を養う
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- 発達障害の子が熱中する授業・教材
- 暗唱テストを使って、失敗を受け入れた事実を創る
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- 最近の教育系大学生 (第7回)
- 教員志望は変わらず熱い
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- 教育の根本を考える (第7回)
- 自己肯定感 誰に褒められたいか 何を褒められたいか
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- 授業を創る
- 「直写ノート」でスケッチを描く
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- 新しい環境教育
- 環境教育を変える「生物多様性」の授業
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- 生きものにふれる(わくわく図鑑の奇跡)
- 自然に描く力がつく「わくわくずかん」
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- 食育と食卓教育
- 牛乳教育テキストで栄養士さんと連携
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- 分析批評の国語授業入門
- 問題児が活躍する授業
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- TOSS学生 授業検定に挑戦
- 「あたたかな表情・対応」を24時間意識する
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- 平均点 奇跡のアップのシステム
- 教科書チェックで「詰め」をシステム化する
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- 成功体験の授業
- 実感があるから、子どもに届く!
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- 特別支援 奇跡の教育
- ギフテッドの時間「名人タイム」
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- 学級崩壊を救った五色百人一首と五色かるた
- 教室で簡単にできる五色百人一首ミニ大会
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- 中学校の教育 (第7回)
- 特別支援教育こそ中心であるB
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- 酒井式2010 (第4回)
- 花いっぱいになあれ
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- 続・向山洋一を追って (第74回)
- [第57巻]『プロを目指す人のプロ教師修業論』(2)
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- 〜「技術」から「技能」へ・「向山式跳び箱指導法」で問われるもの〜
- 向山実践の原理・原則 (第199回)
- TOSSの平和教育
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- 新任当時の挫折をこう乗り越えた
- 教師人生をしあわせにしてくれたTOSSとの出会い
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- 人生を変えるほどの出会い
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- TOSS教材のドラマ
- 【なわとび級表】なわとびが大好きになるなわとび級表のドラマ
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- 【計算スキル】ミラクルは突然に!〜計算スキル、大スキル〜!〜
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- 研究授業講座
- 【教材研究のしかた】授業作りに格闘する(3)〜画像へのこだわり〜
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- 【指導案の書き方】教育界への新鮮で骨太な問題提起
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- やってはいけないこんな指導
- 自信をもたせるための到達目標
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- やってほしいこういう指導
- 自分の悪かったところを少し認めさせること
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- TOSS・前進中
- 学生サークル/一歩一歩、前進する。
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- TOSSサークル紹介/より楽しい教師人生を過ごしませんか
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- TOSSサークル紹介/私の教師人生を変えた地元のサークル!
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- TOSSランド案内/子どもたちが熱中する社会科授業
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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編集前記
▼学校は子ども達に「生きていく力」を育てるべきである。
では「生きていく力」とは何か。どこが最も大切なのか。これについては、ほとんどバラバラだ。
それぞれの教師が、勝手に、自分なりの解釈をしているのだ。
▼医師にとっては、明確なことである。
精神科学を専門にする医師や、小児神経科の医師達がいうことは、みんな同じだ。
東大、慶応、東邦医大、山口県立大学、千葉大学などのドクターの話は、みんな共通していた。
▼子ども達に「生きていく力」をつけるには「セルフ・エスティーム」を育てることだという。
「自己肯定感」「自尊感情」である。
これを育てるのが、すべてに優先するという。授業の中で、すべての子どもにこれを育てたいという。
▼逆に、やっては駄目なことは、「自己肯定感」をこわすことである。絶対やってはならないという。
▼自己肯定感を育てるのは、「教えて、小さな成功をさせて、ほめる」授業をすればよい。慶応大学医学部の根本医師は「エラーレス・ラーニングが基本です」という。失敗をさせない授業である。
▼逆に駄目な授業は「教えないで、成功体験を味わわせないで、ほめない」授業である。これが駄目な授業だ。
どのくらい駄目かというと、子ども達のおよそ三割の子の精神をこわしてしまうのだ。
▼毎日毎日の授業で、すべての子が、小さな成功体験をして「分った」「できた」と思い、先生から何回もほめられる─このような授業こそ「生きていく力」を育てるのである。
▼以上の私の主張に反対の方は、ぜひ「反対意見」を投稿していただきたい。多くの医師の方を含めて「論争」をしたいと思う。
▼セルフ・エスティームを育てるには「学校としてのほめるシステム」も必要である。本号に特集したのは、TOSSが昔から実践してきたシステムである。
(向山洋一)
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- 明治図書