- 特集 学力テスト漢字40点差・計算30点差の聞き取り調査
- 学力テスト漢字40点差・計算30点差の聞き取り調査
- 算数の問題解決学習は学力が低かった。漢字を宿題にしている教室は悲惨な結果だった。
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- 第2回中学入学時学力調査…漢字は平均40点の差
- 日本の子どもたちの基礎学力低下の原因の一つは「教師の教え方」の拙さにある
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- 中学教師、小学校の指導法の徹底聞き取り調査…漢字
- 「漢字スキル」を使った指導法の優位性が示された
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- 「身につく漢字練習の仕方」を教える必要がある
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- 授業から漢字練習を消滅させた2つの原因
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- 同一教材のユースウエアは、十人十色
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- 適切な筆圧で丁寧に書かせよ
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- 中学教師、小学校の指導法の徹底聞き取り調査…計算
- ノート指導で学力に差がつく
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- 教師が、ノートの使い方の指導をしているかどうか
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- 教科書の問題を宿題にしない、学習技能も教える
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- 指導方法の違いが基礎学力の差を生む
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- 我流の指導が差を生み出した
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- 実力の付く授業、実力の付かない授業
- 具体的事実をもとにした「五つの条件」
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- 実力がつく授業の第一歩は、ノートが激変する指示と「良質」の教材のユースウェアを使いこなすことである。
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- ほとんどの子が漢字テスト満点をとったドラマ
- 漢字が嫌いなB君がまとめのテストで満点を取った!
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- 『あかねこ漢字スキル』は子どもに自信をもたせる
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- 努力すれば必ず、必ず100点が取れる!
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- 算数クラス平均90点突破のドラマ
- 「転校万歳」と言われたKさんが変わった
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- 赤鉛筆指導で90点突破
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- 出来る子も出来ない子も同じ感想を残した
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- 授業が変わったら学力が向上した
- 学力向上は、教師の不断の努力から
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- 授業を変えた・子どもを変えた向山型算数
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- ぐちゃぐちゃな文字の子が百点をとった
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- 「勉強をしたくない」と言っていた子どもに勉強する楽しさを教えた赤鉛筆指導
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- 指書きと向山型算数で、学力向上を実感する。
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- 漢字テスト0点が連続百点を取るようになる。漢字スキル採用で、子供を幸せにすることができるのだ
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- ミニ特集 はじめての五色百人一首指導
- 毎日のようにルールを学び教師の指導が通る体験が続く
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- 最初の指導 「最初の指導」完全ユースウエア
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- 学級内順位の入れ替え 番付表を作って対戦相手をシステム化する
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- 保護者参観での演出 五色百人一首指導 保護者参観での演出
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- 始めるときの心配と結果 中学生も熱中。無理せず、続けること。
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- やらなきゃ損! 一年生一学期でも心配無用です
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- イラストでみる「学級づくりの法則」―学級づくりの5つのステップ
- 3 順序(1)
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- 授業上達論 追補 (第161回)
- 学級を組織し、熱中する活動を配置する
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- 編集前記
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- グラビア
- スマートボード活用授業検定初級・中級・上級に挑む ほか
- 循環型社会への授業のドラマ
- CO2削減最新技術の挑戦/セル生産方式は、人々のやる気を引き出し、CO2を削減する
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- コーン袋の授業/事実の提示が子どもを動かした
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- 都市づくり教育/ 「茨城方式」で行政と連携したまちづくり
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- 総合的学習のドラマ
- 英会話/TOSS英会話の威力と自分の甘さを実感したA子との出会い
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- ジュニアボランティア教育/私の右手は私の宝です
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- ライフスキル教育/子どもの作ったメニューが給食献立に
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- 若い教師への手紙―医師の立場から〜グレーゾーンの子どもかもしれないのは誰〜
- 授業の荒れにどう対処するか@
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- 新学習指導要領への検討課題
- なぜキャリアー教育が必要か
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- 第2回学力調査クラス平均30点差の原因
- 問題解決学習やプリント学習では勉強の仕方が身につかない
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- 授業のドラマ12ケ月
- 五色百人一首で中学生の見る目が変わった
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- ノート見開き二ページのまとめは、授業の反映である
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- 向山型算数で平均90点突破 (第27回)
- 子どもの事実から学び、腹の底からの手ごたえを感じる
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- 続・向山洋一を追って (第10回)
- [第8巻]『子どもが生き生き理科「じしゃく」の授業』
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- 向山実践の原理・原則 (第135回)
- 我流教師が苦労して生きのびてきた、人には言えない秘密
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- TOSS授業検定D表挑戦
- 納得のいく練習を重ねてD表検定に挑む
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- 授業開始十五秒の重要性を実感
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- 仲間がいれば、修業も楽しい
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- 酒井式新ステージV (第2回)
- オトナvsコドモ 講座での勝負は?
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- 授業の始まり15秒
- サークルで授業の始まり15秒を磨く
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第171回)
- 「五色百人一首」は、学級づくりに欠かせない教材である。子ども達はあっという間に熱中する。そして、だんだんとクラスがまとまってくる。
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- TOSSインターネットランド (第123回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第159回)
- 計算だんごチャレラン
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- ドラマを創る教師たち
- TOSS中学 どこでも模擬授業
- 全国から集う同志が勇気を与えてくれる
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- TOSSノートで子どもが変わった
- 「なぞらせる」「ほめる」がTOSSノートを魔法のノートにする
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- 教材は正しいユースウェアで効果が上がる
- やんちゃ君も大好き五色百人一首
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- 熱中する音楽授業
- 子どもたちに伝えよう!「日本の歌の歌い方」
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- ボディーパーカッションは、やんちゃ坊主も熱中する秀逸な実践である
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- 中学生も熱中する「ふしづくり」の「音まね」
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- 五色百人一首で学級づくり
- 荒れたクラスで授業を成立させるのに役立った
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 知りたかったことを教えてくれたTOSS
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- サークルに参加して得たもの
- 本だけでできると思った傲慢さ
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- TOSS中学高校、TOSSとの出会い
- 生徒の手紙から「腹の底からの手ごたえ」を実感
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- 全国ネットワーク全国ML活動中
- TOSS―CMで最先端の情報を!
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- 子どもTOSSデー進行中
- 長崎県内八会場で実施。様々な形の子どもTOSSデーを試行中。
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- スマートボード授業のドラマ
- おとなしい子、勉強の苦手な子が活躍する
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- TOSS検定初挑戦
- 緊張する場面だからこそ、欠点が明確になる
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- 初挑戦での貴重な学び
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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編集前記
▼教師の力量はいろいろだ――と思う人が多いだろうが、実は違う。
教師の力量は、明確に二つに分類できる。
学力調査がそのことをはっきりさせた。
▼「基本を学んだ力量」と「我流の力量」だ。教師の力量をこの二つに分けると、いろいろなことが見えてくる。
▼例えば、我流の教師。我流だから、主張もバラバラだと思うだろうが、驚くほど似ている。教師我流教が流布されていると思えるほど似通っている。
▼例えば、総合的学習では「何をやってもいい」と馬鹿な主張をくり返す。
ヤギやウサギや蚕など、生きものを飼うことにこだわる。あるいは、カレーづくり、そばづくり、豆腐づくりなどにこだわる。日本中、みんな一緒で今でもやっている。
▼そういう教師は、授業時間がしばしば延長する。そのくせ、休み時間は、ダラダラとお茶を飲んですごす。チャイムが鳴っても席をたたない。
▼又、そういう教師は、研究授業をやりたがらない。やる時は「全年全員の授業」などを考え出す。
▼研究授業の時、机の上にノートは出させない。プリントで学習する。
教室は、ばかでかい掲示物が貼られている。掲示物作りは熱心だ。
▼研究授業のときは、同じような授業内容を前もってやる「おけいこ」をする。
そのくせ、指導時間の表示をごまかす。
▼運動会のダンスには、手に何か作りものを持たせて演技させる。練習時間が長い。
▼職員朝会の司会をすると復唱をする。復唱など知能欠如の証明だ。会議で決ったことを、後になって平気でひっくり返す。
▼子どもの悪口をよくしゃべる。自分の責任と考えずに、すべて他人に責任転嫁する。
▼授業中の説明がやたら長い。教室には子どもの列がズラーっとできる。どなり声がしばしば聞こえる。
▼以上、我流教師の一断面だが「いるいるそういう人」と読者諸氏は思うだろう。
すべて「基本」を学ばないからこうなる。オジジ、オババとなっていくわけだ。
▼本号は、日本教育技術学会の学力調査の結果から見えてくる教師の技量の違い、指導法の違いを明らかにする。
▼どのような授業が、学力を保障していくのかを、一つ一つのドラマで明らかにする。
▼二〇〇五年の教材選択、TOSS教材はすべて前年度より大きく前進した。
TOSSの教材は、すぐれたユースウェアと一体であり、ユースウェア(使い方)こそ授業そのものであることが分ってきたのである。
▼TOSSデーの参加者を、「三回完結のサークルへ」など、次の行動に招待しよう。そして子どもTOSSデー成功へ。
(向山)
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- 明治図書