教室ツーウェイ 2005年7月号
教師の授業技量5つのレベル

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教室ツーウェイ 2005年7月号教師の授業技量5つのレベル

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2005年6月8日
対象:
小・中
仕様:
B5判 88頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 教師の授業技量 5つのレベル
教師の授業技量 5つのレベル
授業の技量は、その気で修業した人しか向上しない。向上のステージには5つのレベルがある。
/向山 洋一
問題外の授業技量、最下位レベル
その教室から逃げ出したくなる授業
/神谷 祐子
サークルで模擬授業をし、納得する代案を示してもらうことが、授業の腕を上げる最善の方法である。
/松崎 力
自分の腕の未熟さを自覚しよう!
/岡田 健治
教師入門の授業技量、下位レベル
はじめの一歩は挑戦すること
/師尾 喜代子
授業開始の第一声でプロとアマの差が歴然と表れる。教師の授業行為には意味がある。
/甲本 卓司
公開授業の参観は「技量検定」の審査員になったつもりで
/木村 重夫
崩壊学級で通用する授業技量、中位レベル
崩壊したクラスで授業を成立させる
/石黒 修
授業の始まり一五秒に全神経を注げ
/松藤 司
一つ一つの項目を意識すれば授業がぐちゃぐちゃになる
/井上 好文
学級崩壊を5日間で立て直す授業技量
やんちゃくんも勉強が苦手な子もひっくるめて授業できる技量
/河田 孝文
研究者と交信し、圧巻指導案を(B4判50枚)を書いて単元構想を示す気概を持て!
/椿原 正和
歴史に残る授業を開発する授業技量
志在るところに道はひらける
/谷 和樹
「歴史に残る授業」を開発する教師の条件。
/伴 一孝
20代前半、授業技量アップへの努力歩き始めの決意
インプット、アウトプットをし続ける
/前冨里 英光
すべては一枚のチラシから始まった。技量検定に挑戦するたびに目から鱗である。
/山崎 一樹
20代後半、授業技量アップへの努力プロ教師を目指して
毎日の実践こそが一番!「楽しく・謙虚に」
/荻野 珠美
テープ起こしと模擬授業の繰り返しで腕を上げる
/西尾 豊
地道な努力は裏切らない
/笠原 三義
30代教師、子育て最中の教師修業
受検し続けることでしか技量アップはない
/加賀谷 晃子
時間の確保が最重要課題、いつでもどこでも教師修業
/永山 祐
40代教師、主任の仕事も視野に入れて
良い授業を見て、模擬授業を続けることで授業力はつく
/岸 義文
あこがれの『大塚の教育』と「十五秒間介入されない授業力」
/遠藤 信春
50代教師、退職の日まで成長を続けたい
C表検定は教材を作って臨みたい
/堂下 登美子
まだまだ未熟。教師修業は果てしない。
/佐藤 道子
ミニ特集 ノート指導、ノートチェックの方法
お手本で指導して数値で評定する
/向山 洋一
算数のきれいなノートは他教科にも波及する
/中山 孝志
観点を示し個別評定する
/村野 聡
スマートノートブックにTOSSノートを貼りつけて、ノートの書き方を示す
/赤石 賢司
ノートチェックにも思想がある
/奥 清二郎
写させ、まねさせて、ほめる
/樋口 正和
お手本を見せる なぞらせる 時間差チェック場面をつくる
/田村 治男
イラストでみる「学級づくりの法則」―学級づくりの5つのステップ
4 順序(2)
/前田 康裕
授業上達論 追補 (第162回)
学級づくりには、「5つのステップ」が大切である。成功する法則には、必ず「ステップ」がある。
/向山 洋一
編集前記
/向山 洋一
グラビア
第2期向山洋一教え方・授業技量検定講座始まる ほか
循環型社会への授業のドラマ
CO2削減最新技術の挑戦/日本の石油会社は、世界でトップレベルの技術を用い、多くの段階で二酸化炭素の削減に努めている。
/戸井 和彦
コーン袋の授業/ぽっかり開いた穴。中学生も大歓声をあげ喜んだ。
/大恵 信昭
都市づくり教育/小さな村の大きな挑戦
/畑屋 好之
総合的学習のドラマ
英会話/「聞く・話す」を優先させることは、言語の習得過程を考えた場合、当然のことである
/下川 善史
ジュニアボランティア教育/『あかねこ手話スキル』で手話のあいさつができるようになった
/夏目 雅子
ライフスキル教育/多様なアイマスク体験をライフスキルに!
/行實 克
若い教師への手紙―医師の立場から〜グレーゾーンの子どもかもしれないのは誰〜
授業の荒れにどう対処するか�A
/横山 浩之
新学習指導要領への検討課題
学校の危機管理の見直し
/明石 要一
第2回学力調査クラス平均30点差の原因
教師の統率力は学力にも表れる
/鈴木 智美
授業のドラマ12ケ月
ここまで書けた!〜教師の具体的行為が子どもを変える 1
/松藤 司
向山型は裏文化にもドラマを生み出す。
/松崎 力
向山型算数で平均90点突破 (第28回)
同じ問題を何度もさせることに意味がある
/西田 裕之
続・向山洋一を追って (第11回)
[第9巻]『体育授業を知的に』
/戸塚 雅昭
向山実践の原理・原則 (第136回)
TOSSが切り開きつつあるニート、フリーター対策(授業)
/向山 洋一
TOSS授業検定D表挑戦
言葉の並び一つにも意味がある
/八幡 加奈子
悔しい思いをするから上手くなる
/篠崎 孝一
2度のD表受検で得た秒単位の時間感覚
/衣笠 めぐみ
佐藤式工作法
作品展示の工夫
/佐藤 昌彦
授業の始まり15秒
授業の始まりの違和感に敏感になる
/奥田 純子
真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第172回)
初めて息子が一人で帰宅した日
/遠藤 真理子
TOSSインターネットランド (第124回)
/谷 和樹
全国ペーパーチャレラン (第160回)
計算あみだチャレラン
/伊藤 亮介
ドラマを創る教師たち
TOSS中学 どこでも模擬授業
「どこ模」で支えられたC表受検
/中野 智子
TOSSノートで子どもが変わった
ADHD児も喜んだTOSSノート
/京極 整一
教材は正しいユースウェアで効果が上がる
五色百人一首には学級づくりのエキスが詰まっている!
/八巻 修
熱中する音楽授業
「ふし作り」は楽しく簡単
/飯田 清美
藍川メソッドで「しゃぼん玉」を歌う
/関根 朋子
「先生、もう一回聞かせて!」局面の限定で鑑賞に夢中
/西邑 裕子
五色百人一首で学級づくり
学級経営に役立つ百人一首
/迫田 一弘
若く名もなくこの地に教師として生きて
過去の自分を反面教師に学び続けたい
/阪下 誠
サークルに参加して得たもの
サークルでわかったA君の指導
/東 しのぶ
TOSS中学高校、TOSSとの出会い
サークルのおかげで今の自分がある!
/佐々木 章子
全国ネットワーク全国ML活動中
ドラマは自分で創るものである
/川神 正輝
子どもTOSSデー進行中
公的資金を活用した「土曜ふれあいスクール」
/寺田 真紀子
スマートボード授業のドラマ
「スマートボード」は「複式算数指導」の必須アイテム
/小田 哲也
TOSS検定初挑戦
「つかみ」は第一声で決まる
/末冨 奈津子
変わったこと、それは「目線」
/梅沢 貴史
Free Way 読者のページ
編集長日記
/向山 洋一

編集前記

▼教師の技量には差がある。明確な差がある。

 通知表のように五段階に分けて考えるとつかみやすい。

▼教師の技量の五段階評定は、絶対評価である。「上位七パーセントが5である」というような相対評定をしない。

 相対評定は「目標」に対して「努力」している時に生じてくる「傾向」である。

 努力しなければ「下位の割合」が多くなる。

「自然な努力」であれば「傾向」が生れる。

「優秀な努力」であれば、上位が増加してくる。

 教師の世界は「技量向上」への「意図的計画的組織的」でかつ「実証的実践的」な努力がない。皆無に近い。よって、下位が厚くなる。

▼五段階で評定すると、次のようになるというのが私の実感だ


評定1(最下位)教師の九割

評定2教師の一割近く

評定3日本で数千名

評定4日本で数百名

評定5(最上位)日本で数十名


▼そもそも、いかなる仕事、芸道でも上達するには修業が必要だ。

 プロになるには、熱心で熱中した何年間かの修業は必要だろう。

▼例えば、サッカー、英会話、剣道、将棋、ピアノなどで「人に教えるプロ」になるためには、どのくらいの修業が必要だろうか。

 クラブで毎日毎日、一年間もやれば大丈夫だろうか。毎週必ず英会話教室に通って三年もすれば大丈夫だろうか。

 その程度では「人に教えるプロ」になれないのは、誰でも分るだろう。

▼教師は大学生の時「授業」について、教えられ、修業しただろうか。

「何も習ってない」が実感だろう。

▼教師になって、研修の中で習ったろうか。「授業」に役立つことは皆無に近かった。技量を向上させる修業はなかったというのが実感だろう。

▼では、自分自身、修業の場を求めて努力しただろうか。TOSSの教師をのぞけば、ほとんどいない―というのが実情だ。

 だから、アマの技量の教師ばかりなのであり「教師の授業力向上」がマスコミで大きくとりあげられているのである。

(向山)

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