- 特集 大幅に時間を得する教師の仕事術
- 大幅に時間を得する教師の仕事術
- 時間を活用する決意をした教師だけがすぐれた教育実践をつくり出せる
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- 仕事のできる教師、できない教師の違い
- 仕事のできる教師は、教師らしい仕事をすることで、この国の教育を変えたいという志を持っている。
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- 段取りをつけて時間を管理する
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- 仕事のできる教師は、「例外なく」優れた時間感覚を持っている。
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- 時間を活用して広がる交流、広がる活動
- 向山洋一氏の「仕事術」に憧れる
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- 待つから遅れる!時間を有効に使えばなんでもできる
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- 時間は工夫しだいで、いくらでも作ることができる。
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- 時間を生み出す仕事術
- 行事の準備、指導
- 準備に使える時間に枠をはめ、無駄を削減する
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- ファイル化、マネジメント、個別評定で無駄な指導は省く
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- 研究授業の準備
- 授業の「心臓部」をいかにつかむか
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- 前年度からあこがれの授業をイメージしTOSSランドをつかう
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- テストの丸付け
- テストはその時間の内に返却する
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- 新たな時間を生み出すテスト時間中の○付け
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- 授業参観の準備
- TOSSランドと家庭教育ツーウェイで授業参観の準備は15分でOK
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- 「普通の授業」を加工せよ
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- 授業の準備
- 「見通し」と「段取り」
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- インターネットランド、教材研究の教師サイトと基礎学力定着の子どもサイトで授業の準備
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- 校務分掌の処理
- 教具室を観ればその学校の実力がわかる
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- 学校で済ませる「覚悟」と「段取り」が大切!
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- パソコンの活用
- 毎年繰り返して提案する文書を保存する
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- サーバーに校務分掌表どおりに校内情報を保存する
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- 時間の使い方でどこが変わったか
- TOSSで学べばすべてが変わる
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- そのとき、その場で、いつやるか、を決めて、行っていく
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- 同僚の時間も得させて、TOSSのスマートさをアピール
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- わずかな時間を活かしてその場で処理する
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- すぐにやる・その場でやる・あとに残さず完結させる
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- ミニ特集 イギリス、カナダ、アメリカそして日本に広がるスマートボード
- スマートボードの授業は子どもが熱中し、参観の教師の目が点になる
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- TOSSに負けないコンテンツを探す
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- ブレイク寸前! 身につけるなら今
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- 「注目点に対する視線の一致」が教育効果をもたらす最大の要因である
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- スマートボードノートブックの機能を普段の授業に生かす
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- 最後は子どもに使わせ、プレゼンテーション能力を身に付けさせる
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- スマートボードはイギリスで日本の十倍普及
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- イラストでみる「学級づくりの法則」―学級づくりの5つのステップ
- 2 三日間で
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- 授業上達論 追補 (第160回)
- 新学期にあたりどうしても心掛けたい「3つ」のこと
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- 編集前記
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- グラビア
- TOSSのまねまね教材の氾濫は“TOSS教材のすばらしさを認めた”結果である ほか
- 循環型社会への授業のドラマ
- CO2削減最新技術の挑戦/ハイブリッド車の原理を実験で理解させる
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- コーン袋の授業/初めてA君が認められたドラマ
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- 都市づくり教育/熱い思いが人を動かすまちづくりの授業
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- 総合的学習のドラマ
- 英会話/苦手意識80→0パーセント。楽しかった100パーセント!
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- ジュニアボランティア教育/「あかねこ手話スキル」で参観日を楽しく
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- ライフスキル教育/野菜嫌いのK君が変わった
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- 若い教師への手紙―医師の立場から〜グレーゾーンの子どもかもしれないのは誰〜
- 子どもの集団を見つめなおそうA
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- 新学習指導要領への検討課題
- 一日に20分間の運動量を保障する方策は
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- 第2回学力調査クラス平均30点差の原因
- 地域のせい、という発言への反論
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- 授業のドラマ12ケ月
- 子どもをほめ、保護者と連携することで子どもは変容した
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- 校内研修にTOSSの主張が入り、学校がミルミル変化した
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- 向山型算数で平均90点突破 (第26回)
- 『テストができたつもり』から脱却
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- 続・向山洋一を追って (第9回)
- [第7巻]『知的追求・向山型社会科授業』
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- 向山実践の原理・原則 (第134回)
- 今後10年で半分の教師が入れかわる。新任教師に、悩んでいる教師に、ぜひTOSSデーを紹介していただきたい。
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- TOSS授業検定D表挑戦
- 何度も挑戦するから見えてくる
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- 受験によって教師人生が大きく変わる〜検定受験は最高の教師修行法だ!〜
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- 十九年目にして初めて全員が見えた
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- 佐藤式工作法
- 鈴の音、小刻みに揺れる動き。さて何ができるかな?
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- 授業の始まり15秒
- 即授業に突入する
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第170回)
- プロの仕事のすごさ
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- TOSSインターネットランド (第122回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第158回)
- 計算迷路チャレラン
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- ドラマを創る教師たち
- TOSS中学 どこでも模擬授業
- 教師修業はいつでもどこでも
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- TOSSノートで子どもが変わった
- TOSSノートを主要四教科で使用する
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- 教材は正しいユースウェアで効果が上がる
- 我流でやっていた「あかねこ漢字スキル」の指導
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- 熱中する音楽授業
- 珠玉のコマで授業を構成せよ「ボディパーカッション」の導入
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- ふしづくり指導「柏打ち」のポイント
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- 毎時間十分で中学生が熱中する「世界の歌声」
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- 五色百人一首で学級づくり
- 五色百人一首は子どもを変える!
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 授業上達の視点をサークルから学ぶ
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- サークルに参加して得たもの
- 模擬授業に挑戦したからこそ今の自分がある
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- TOSS中学高校、TOSSとの出会い
- 人生を変えた二つの出会い
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- 全国ネットワーク全国ML活動中
- ML作成は超簡単……でも、運用は難しい
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- 子どもTOSSデー進行中
- わくわくしながら、サークル一丸で取り組む
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- スマートボード授業のドラマ
- どの子も集中するスマートボード
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- TOSS検定初挑戦
- 練習百回のその先に・・・
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- 教室の授業を激変させるTOSS検定
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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編集前記
▼時間の使い方によって、人生はずいぶん変ってくる。
充実した人生を送っている人、大きな仕事をしている人は、時間の使い方が上手だ。
▼私が小学校教師であったとき、勤務時間は、八時三十分から四時までであった。
私は、ほとんどの場合、登校するのは八時二十五分で、下校するのは四時ちょっとすぎだった。
▼私は高学年の学級担任をしており、教務主任だった。その上、公開研究の責任者だった。仕事は多面に渡っていた。
それを、八時半から四時までの時間で消化した。公開発表は全国から千名もの参加者があったし、研究内容は明治図書から出版された。すべての会議は時間内で終了したし、楽しい教職員イベントも行われた。
▼教師には時間のゆとりがあり、子育て中の先生方への配慮も手厚かった。
何よりも教師が「学力を授業で保障しよう」「そのための研究に燃える学校にしよう」と生き生きとしていた。
▼私は、幸せな教師生活を送った。
その中心は、効率的な時間の使い方ができたためだと思っている。
それを、学校の仕事にも反映したからだ。
▼若い頃、みんなのいやがる「学校便り」の担当になった。それまで二人だったが一人でやった。
▼「学校便り二ページ」の枠組みを作った。一ページは、校長、行事予定、その月の話題が入る。二ページは、各学年、各部からの記事になる。これの一年分を一覧表にした。担当の部、学年を記入した。
▼四月前日出勤の日に提案し「学年、部」の担当個人名を入れるよう要請した。
月毎の袋を用意して、文字を指定した原稿用紙を入れた。担当の部と個人名を記入した。ここまで実働一時間である。
▼後は毎月、袋をあけて原稿用紙を担当個人に配り、回収袋を教頭の机に下げて終わりである。毎月スイスイ原稿は集まった。
「大変な仕事」を「簡単な仕事」に変えた。
▼大変な仕事は、工夫によって、いくらでも簡単になるのである。職員会議で決められた「遊びのルール」を印刷配布しておくだけで、かなりの時間節約できる。思い当る方も多いと思う。
(向山)
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- 明治図書