楽しい算数の授業 2007年3月号
これだけはおさえておきたい基礎・基本のテスト

S271

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楽しい算数の授業 2007年3月号これだけはおさえておきたい基礎・基本のテスト

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ジャンル:
算数・数学
刊行:
2007年2月6日
対象:
小学校
仕様:
B5判 72頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 これだけはおさえておきたい基礎・基本のテスト
総論
多面的な実態把握による基礎・基本の充実
太田 恭子
学年別実践事例
1年/知識・理解,表現・処理
ものの数を正しく数える!
小原 美紀
1年/数学的な考え方、関心・意欲・態度
「数と計算」領域における評価の仕方
中嶋 のり子
2年/知識・理解,表現・処理
筆算・かけ算は必ずおさえよう
徳重 知子
2年/数学的な考え方,関心・意欲・態度
かけ算九九を唱えるだけでは…
古里 敦子
3年/知識・理解,表現・処理
3年生でおさえたい! 計算の基礎
榎並 雅之
3年/数学的な考え方,関心・意欲・態度
文章題を読んでわり算・かけ算の立式をしよう!
名村 嘉洋
4年/知識・理解,表現・処理
意味の理解と正確な処理のバランスのあるテストを
荒川 義弘
4年/数学的な考え方,関心・意欲・態度
基礎的な知識や技能と論理的思考力
垣 和彦
5年/知識・理解,表現・処理
これだけはおさえよう、確実に!
杉 由明
5年/数学的な考え方,関心・意欲・態度
気づきや態度、思考過程を評価する
土田 圭子
6年/知識・理解,表現・処理
算数と数学をつなぐ基礎・基本のテスト
古本 温久
6年/数学的な考え方,関心・意欲・態度
数量関係を正確にとらえるために…
森田 一
算数Short story (第60回)
正八面体の展開図は?
坪田 耕三
授業力アップ! 今月の授業と板書
【第1学年】10こつかってしきをつくろう
西郷 友香
〜10こつかって〜
【第2学年】問題作りをしよう
磯江 秀治
〜みらいへのつばさ〜
【第3学年】重さをしらべよう
中嶋 聖子
〜重さ〜
【第4学年】真分数・仮分数について考えよう
北沢 陽子
〜分数〜
【第5学年】簡単な場合できまりをみつけよう
鈴木 一真
〜人文字〜
【第6学年】作れる? 新たな正方形
鈴木 秀典
〜中学生へのアプローチ〜
算数が好きになる問題
小学1年/かずのピラミッドをつくろう!
前川 公一
小学2年/数の でんしゃを つくろう
蜂須賀 渉
小学3年/0のある筆算につよくなろう!
松木 隆教
小学4年/カードゲームで分数をマスターしよう
荻野 款司
小学5年/どちらが広いかな? 陣取りゲームをしよう!
小野 浩
小学6年/石だんをすばやく数えよう!!
眞木 芳衛
算数授業奮闘記 (第59回)
全員がわかる喜びを分かち合える授業に
鈴木 良美
算数教育ホットニュース (第60回)
算数教育はどう進む
清水 克彦
個に応じた発展問題事例 (第60回)
1年・さんすうとせいかつ/2年・10000までの数/3年・重さをしらべよう/4年・分数/5年・円の面積/6年・6年のまとめ
諏訪算数数学教育研究会
街角の算数―自ら進める数理の学習法― (第12回)
「街角の算数」を日常的に展開しよう
日和佐 尚
ミラノからのフォトメール (第12回)
イタリア算数ものがたり
亀岡 正睦
「考える足場」をつくる算数授業 (第12回)
習熟度別コースに応じた「足場」の設定
石田 淳一
いまさら聞けない算数・基礎の基礎 (第12回)
「論理的な考え方」と「数学的な考え方」とは違うの?
大澤 隆之
メタ評価を生かした算数指導の実際 (第12回)
学習を促進させるための評価
二宮 裕之
自著を語る (第53回)
『「考える足場」をつくる算数科授業の創造』
石田 淳一
編集後記
志水 廣
今月の楽しい問題 チャレンジコーナー
三角形づくり! 何種類できるかな?
東原 正二郎

編集後記

 3月は、学年の終わりです。この時期に学習のまとめ及び評価の総括をします。1年間、算数の学習をしてきて、重点内容をおさえておきたいと考えます。その際、全ての内容を復習することはできません。多くの教科をもつ小学校の教師にとって迷うことがあります。「計算も大事だし、数学的な考え方も大事なんだけれど…」等々。

 一体、何を復習させればよいのでしょうか。

 そこで、当該学年で「おさえておきたい基礎・基本」を明確にしてそれをテストの形で示すことはできないかと考えました。評価の4観点、「知識・理解、表現・処理」、「数学的な考え方、関心・意欲・態度」にそって示すようにしました。

 基礎・基本を考えるとき、2つの面が考えられます。学年の内容を集約して整理することと、上の学年以降から見てフィードバックして、これだけはおさえておかないと困るという内容です。特に後者を大切にして評価し、復習に取り組んでください。

 例えば、計算の考え方で言えば単位の考えはとても重要です。20

 +30の計算は、10のまとまりで考えることができます。この単位の考えがあるから、30×4、0.3+0.4、2/7+3/7などに使われるのです。

 特集では、このように基礎・基本の内容を明らかにして、なおかつテストの形にして明示していただきました。ぜひ、ご活用ください。


(志水 廣)

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