- 特集 「復唱法」で授業が変わる・子どもが変わる
- 総論
- 授業が変わる「復唱法」の総括理論
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- 「復唱法」の実践的方法論
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- 学年別「復唱法」の実践事例
- 1年/話すことで理解が深まる
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- 2年/相手の思いを大切にする「復唱法」
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- 3年/「復唱法」で気づき合う子どもたち
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- 4年/「復唱法」で、授業スタイルに広がりを
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- 5年/一人一人の理解を確かなものに
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- 6年/復唱で考えが引き出せる、深まる
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- 「復唱法」いろいろ
- 子どもたちの学びを深める「復唱法」
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- 「復唱法」は福招法
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- 復唱により算数的な発言を導く
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- 「復唱法」の実技講習
- 校内研修で楽しく「復唱法」
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- 算数Short story (第34回)
- 十干・十二支のこと(1)
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- 授業力アップ! 今月の授業と評価
- 【第1学年】得点のちがいを考えよう
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- 〜0のたしざんとひきざん〜
- 【第2学年】図を使って2段階の問題を考えよう
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- 〜かけ算(2)〜
- 【第3学年】筆算の仕方を考えよう
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- 〜かけ算の筆算(1)〜
- 【第4学年】二次元の表を完成しよう
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- 〜調べ方と整理の仕方〜
- 【第5学年】分数を小数で表そう
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- 〜分数〜
- 【第6学年】関係図をかいて考えよう
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- 〜分数のわり算〜
- 自著を語る (第30回)
- 『学習感想を取り入れた新しい算数の学習』
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- 算数が好きになる問題
- 小学1年/たすのかなひくのかな
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- 小学2年/九九を見つけよう!
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- 小学3年/分かりやすくせいりしよう
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- 小学4年/何度ができる?
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- 小学5年/何g足せばよいでしょう
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- 小学6年/どんな言葉が出てくるかな?
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- 算数授業奮闘記 (第34回)
- 基本コースで考える力を育てる
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- 個に応じた発展問題事例 (第34回)
- 1年・0のたしざんとひきざん/2年・九九のひょう/3年・重さしらべ/4年・調べ方と整理のしかた/5年・分数/6年・割合を使って
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- 算数教育ホットニュース (第34回)
- イギリスで見た個に応ずる算数指導
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- 若い教師のための算数指導入門 (第10回)
- 小出し型とオープン型
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- わかる・楽しい授業の実現をめざして (第10回)
- 分数のかけ算における定例文指導と対話の実践
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- 学ぶよさ・楽しさを味わえる海外の算数教材 (第10回)
- 世界共通のゲームから始めてみよう
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- 算数授業達人への道 (第10回)
- 学ぶ、まねる、教えを請うことから始まる道
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- 認知心理学から見た算数授業へのヒント (第10回)
- 個人差と授業
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- 全国研究校だより/北から南から (第9回)
- 広島県世羅町立甲山小学校
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- 編集後記
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- 今月の楽しい問題 チャレンジコーナー
- 四角に切ってみよう
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編集後記
昨年度の1月号で<「○つけ法」で授業が変わる!>という特集を組みました。現場に好評を得て、多くの方に読まれました。そこで今回は、<「復唱法」で授業が変わる・子どもが変わる>という特集を組みました。
「復唱法」は、授業の中で、教師と子ども、子どもと子どもとのコミュニケーションを促す活動です。
教師でも子どもでも、何かの発言を復唱することは、脳からの外化を促します。外化の機能として海保博之氏は、確認、補完、焦点化、共有をあげています。記憶の観点から言っても短期記憶から長期記憶へ向かうためにリハーサル(復唱等)は必要なことです。
また、カウンセリング・マインドの視点からも、復唱法は「繰り返し」の手法と同様で、共感的な理解の上でも大切です。確かに、復唱法を用いると子どもに「聞く」態度が身に付いていき、授業も一体化してきます。その結果、学び合う授業となってきます。「復唱法」の理論的なよさについては、志水が述べ、執筆者の先生方には、授業のどんな場面で復唱したのか、復唱させたのか、すると、どんな効果があったのかについて述べていただきました。
(志水 廣)
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- 明治図書