- 特集 学年末の「読むこと教材」単元計画バリエーション
- 全学年総点検! 年度末の国語授業「やることリスト」
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- 小学校 学年末の「読むこと教材」単元計画バリエーション
- 小学1年/ずうっと,ずっと,大すきだよ(光村図書) バリエーション@
- ぼくになって語ろう
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- 小学1年/ずうっと,ずっと,大すきだよ(光村図書) バリエーションA
- おはなしを読んで感じたことを話そう
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- 小学2年/スーホの白い馬(光村図書) バリエーション@
- 問いをつくって話し合おう
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- 小学2年/スーホの白い馬(光村図書) バリエーションA
- 読書生活へつなげる読みと言語活動
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- 小学3年/モチモチの木(全社) バリエーション@
- 自分の感想や考えをもって「モチモチの木 活弁士」になろう
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- 小学3年/モチモチの木(全社) バリエーションA
- 豆太のこと,「みんな」どう思ってる?
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- 小学4年/スワンレイクのほとりで(光村図書) バリエーション@
- 読み方の価値に気づく単元
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- 小学4年/スワンレイクのほとりで(光村図書) バリエーションA
- 強く感じたことは何なのか?
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- 小学5年/大造じいさんとガン(全社) バリエーション@
- 多様な表現に着目して作品の魅力に迫る
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- 小学5年/大造じいさんとガン(全社) バリエーションA
- 「問い」をもとに思考する国語科授業
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- 小学6年/海の命(光村図書・東京書籍) バリエーション@
- 6年生の最後だからこそできる単元
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- 小学6年/海の命(光村図書・東京書籍) バリエーションA
- 疑問からひらく自分だけの読み
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- 中学校 学年末の「読むこと(詩)教材」単元計画
- 中学1年/さくらのはなびら(光村図書)
- 「命の営み」をどう表現する?
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- 中学1年/わたしの中にも(東京書籍)
- 「詩の心」を読み取る力をつける
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- 中学2年/木(光村図書)
- 学年末,オーソドックスに。
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- 中学2年/わたしが一番きれいだったとき(東京書籍)
- 作品の良さを評価(批評)しよう!
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- 中学3年/わたしを束ねないで(光村図書)
- 未来への思いを詩で表現しよう
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- 中学3年/レモン哀歌/生ましめんかな(東京書籍)
- 詩から「死」の描き方を考える
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- その指導案,添削します! (第6回)
- 後ろから読む
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- 〜「海の命」(小学6年)〜
- 発問くらべ―“ちがい”で深める国語授業づくり (第6回)
- 教材「スーホの白い馬」(光村図書/2年)
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- 教材「大造じいさんとガン」(全社/5年)
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- 自立した学び手を育てる国語授業の工夫 (第6回)
- 自立した学び手を育てる3つの視点
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- 教科の常識を疑う AI時代の授業研究 (第6回)
- ドリルを疑う
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- 〜「繰り返し取り組む」ばかりでいいのか?〜
- もっとうまくいく国語授業「プロの技」 (第6回)
- 漢字指導の技
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- 子どもの意欲を高める授業アイスブレイク (第6回)
- メタ認知を促すアイスブレイク
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- 編集後記
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- 今月取り上げた教材
- 2/3月号
編集後記
毎年2月・3月の2か月は,教育書業界にとっては特別な期間です。新年度に向けた新刊書籍が集中的に発売され,教育書をお買い求めになる先生もまた,1年の中で最も多い時期だからです。そのような背景もあって,この時期には,雑誌の特集を含め,業界全体として新学期向けの内容に比重を置いた情報発信が多くなる傾向にあります。
しかし,情報の受け手である先生方からすれば,次年度以前に,まずは今年度をどうするかを大切にしたいというのが今の気持ちなのではないかと思います。各教科の授業について言えば,むしろ,1年間の学びの集大成であるこの時期の授業計画にこそ力を入れておられる先生も多いのではないでしょうか。そこで今号では,刊行後すぐ,今年度中にお役立ていただけるような特集として,学年末の「読むこと教材」の授業を取り上げたいと考えました。
小学校では,学年末の時期に,大型の物語文単元を予定されている学年が多いのではないかと思います。そのため本号では,学年のクライマックスとも言える単元に向けて,その学年でこれまで何を学んできたのか,どのように学んできたのかを踏まえて,よりよい授業を構想いただけるように,各学年で1つの教材につき2人の先生にご寄稿をいただき,2つの「単元計画バリエーション」をお示しする形式をとっています。
一方で中学校では,複数の教科書で,学年末に「詩」の教材が位置づけられています。詩を扱う授業は特に難しいという声を聞く一方で,授業案などの情報や文献は少なく,悩んでいる先生が多いのではないかと推測します。本号では7つの詩教材について,学年末だからこその単元・授業の流れを,丁寧にご紹介しています。
最後に,本特集には,今年度の授業を最後まで悔いなくやりきる手助けとしていただきたいということの他にも,もう1つのねらいがあります。それは,今のうちから「次年度」の授業づくりのゴールを見据え,次の1年間の「読むこと」の指導を考え始めることにも役立ててほしい,というものです。今年度の1年間と次年度の1年間をつなぐ1冊として,考えを巡らせながら記事をお読みいただければ嬉しく思います。
/大江 文武
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- 明治図書