実践国語研究 2011年5月号
「音読・朗読・暗唱」を生かして学習の活性化を図る

O306

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実践国語研究 2011年4・5月号「音読・朗読・暗唱」を生かして学習の活性化を図る

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ジャンル:
国語
刊行:
2011年3月16日
対象:
小・中
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

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特集 「音読・朗読・暗唱」を生かして学習の活性化を図る
特集について
座談会
「音読・朗読・暗唱」を生かして学習の活性化を図る
寺井 正憲吉永 安里藤原 麻衣小森 茂山本 直子須田 実花田 修一
提言「音読・朗読・暗唱」を生かして学習の活性化を図る
「音読・朗読」の思考力・表現力の重視―能動的、効果的な言語活動の開発
須田 実
伝え合う音読で学習を活性化する
村松 賢一
ねらいを明確にした音読・朗読・暗唱を
沖山 吉和
教室コミュニケーションを育む「音読・朗読・暗唱」に
相原 貴史
「音読」と「付けたい言語能力」の有機的関連を見出した学習過程の開発を
保坂 伸
小学校・実践授業の展開
低学年/【文学的文章】理解を深め想像を広げる音読を
一條 美奈
低学年/【説明的文章】考える音読で創る説明文の授業
西村 光博
低学年/【古典等】〈読み〉における音読活動の効果を考える
立石 泰之
中学年/【文学的文章】情景描写に着目して、表現力を高める音読を考える―「ごんぎつね」の実践を通して―
山下 恵子
中学年/【説明的文章】音読は子どもたちの強い味方である
三原 聖
中学年/【古典等】情景を想像して短歌や俳句を楽しむ
佐伯 美穂子
高学年/【文学的文章】音読や朗読を生かした卒業プロジェクト
深沢 恵子
高学年/【説明的文章】音読と読み取りをつなぐ指導の工夫
細見 博友
高学年/【古典等】古文を読むイメージ音読(イメ音)で読む
大谷 雅昭
中学校・実践授業の展開
1学年/【文学・古典】音読・群読で声と国語学習をひらく言語活動としての群読の魅力
宗我部 義則
1学年/【説明的文章】音読に始まり音読で終わる
保田 裕介
2学年/【文学・古典】わくわくする古典授業―群読の巻―
高橋 千恵美
2学年/【説明的文章】音読を軸にした説明的文章の指導
植西 浩一
3学年/【文学・古典】たまには意味から離れて音楽のように朗読を楽しむ
平田 知之
3学年/【説明的文章】音読を中心に据えた発表会「解説しよう」
森 顕子
言語力を育てる教室環境のヒント (第7回)
どの子も分かる授業を目指して
佐々木 仁子一色 久恵
書評
『国語学力調査の意義と問題』全国大学国語教育学会編
須田 実
『DVD付授業マニュアル 小論文の書き方指導 4時間の授業で「導入」から「評価」まで』市毛勝雄著
花田 修一
全国研究会時報
鳥取県
小森 茂
〜各教科等の思考力を高める書く活動の充実〜
世界の言語活動の工夫と実践への提言 (第1回)
フランス
中西 一弘
論理的な学習課題を追究する「読解表現力」の解明 (第1回)
考える力を鍛え合う学習づくり
須田 実
〜・楽しく伝え合う言語活動の充実〜
続国語科授業改革論―戦後国語教育史から学ぶもの― (第7回)
作文教育と生活綴方の統一実践を
花田 修一
〜表現力(形式)と認識力(内容)を一体的に育てよう〜
新指導要録で国語科授業を変える (第1回)
指導要録と国語科授業との関係
小森 茂
思考力・判断力・表現力を育成する指導技術―子どもが考えを広げ深める楽しい授業アイデア― (第1回)
本物から学ぶ
山本 直子
編集後記
須田 実花田 修一小森 茂
今月取り上げた教材
4/5月号

特集 「音読・朗読・暗唱」を生かして学習の活性化を図る

音読に関する指導事項は「語の意味や内容が伝わるように音読すること」と示されています。小学校の低学年では「語のまとまりや言葉の響きなどに気を付けて音読すること」、中学年では「内容の中心や場面の様子がよく分かるように音読すること」、高学年では「自分の思いや考えが伝わるように音読や朗読をすること」が求められています。

それでは、音読と朗読とは、どのように異なるのでしょうか。学習指導要領解説の中では次のように明記されています。

@ 音読とは、自分が理解しているかどうかを確かめたり深めたりする働きと、他の児童が理解するのを助ける働きとがある。

A 朗読とは、読者として自分が思ったことや考えたことから対象としている文章の全体的なイメージを明確にし、そのことを相手に分かってもらうように伝えようとして音声化するものである。

つまり、音読が文章の内容や表現をよく理解して伝えることに重点があるのに対し、朗読は、児童一人一人が自分なりに解釈したことや考えたことを文章全体を通してまとめ、表現性を高めて伝えることに重点がおかれています。従ってAの朗読が高学年で指導される理由もうなずけるのでしょう。

音読・朗読・暗唱は、論説文における事実の説明・解説を裏付けるための例証や引例・各段落の重要な言葉などを究明し、「伝え合い、高め合う学習づくり」による授業の活性化を図る時にも活用できます。そのためには、学習の始めにのみ行われる「音読・朗読・暗唱」ではなく、どの学習過程においても読解思考力を育て深めていくことを重視し、学習力の強化充実を図るようにしたいものです。

本特集では、座談会で「音読・朗読・暗唱」にかかわる課題を明確化するとともに、多様な提案を集めました。

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