- 特集 楽しんで書いた読書感想文18選
- 楽しんで書く読書感想文の書かせ方と学習への活用
- 本とのよい出会いを作り出す読書感想文の楽しみ
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- 読書感想文の書かせ方/見方のポイント
- 考えを創る感想文の書かせ方
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- 豊かな人間形成を促す感想文指導
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- まずは「読むこと」から
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- 「読書感想文悪者」論からの脱却
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- 楽しんで書いた読書感想文と指導の実際
- 小学校1年の読書感想文と解説
- カブトムシのびっくりをみつけた
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- ワタルくんへ
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- 小学校2年の読書感想文と解説
- あのね、ロラのことすきなの?
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- トマトのひみつ
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- 小学校3年の読書感想文と解説
- きつつきさんへ
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- エルマーといっしょにぼうけん日記
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- 小学校4年の読書感想文と解説
- 「勇気・仲間・強い心」のパワー
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- お月夜とオシドリ
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- 小学校5年の読書感想文と解説
- 走れ、セナ!
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- みんな地球家族
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- 小学校6年の読書感想文と解説
- ミーハウってえらいなあ
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- 森林に対しての新しい気持ち
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- 中学校1年の読書感想文と解説
- ティモシーが教えてくれた大切なこと
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- 我輩は猫である
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- 中学校2年の読書感想文と解説
- 向田邦子さんとの出会い
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- 本当の友情とは強い人間だけの特権か
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- 中学校3年の読書感想文と解説
- 葉っぱのフレディ
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- 人はなぜ書くのか
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- 子どもの心と言葉を豊かにする国語教室 (第9回)
- 「調べる力・伝える力の育成」をめざして
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- 〜愛知県豊田市立挙母小学校〜
- 確かな国語力をつける実践資料の展開
- 低学年/伝え合う力を育てる国語科学習指導
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- 中学年/対話を意識しながら物語を読む
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- 中学校/根拠を明らかにして意見文を書く
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- 投稿=実践研究の広場
- 「ことばで見つけて」を活用し説明文を読み取り書く
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- 交流学習で学びを高めよう
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- BOOK GUIDE《この本がおもしろい》
- 『「よさ」を生かす教師力・授業力・実践力』(吉永幸司著)
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- 『豊かな言語活動で確かな国語力を!』(横浜市小国研著)
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- いまさら聞けない国語の豆知識・素朴なQ&A (第27回)
- 授業のコラム
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- 子どもの言葉 (第9回)
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- 新しい国語科の学習指導法―実践の可能性と成果 (第3回)
- 小学校/学校図書館を活用した授業の充実
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- 小学校/漢字力をつける言語単元構想
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- 中学校/授業改善の成果をいかに把握するか
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- 話す力・聞く力の基礎・基本 (第9回)
- 話すための原稿用紙と、メモ用紙
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- 中学校国語科の授業 (第3回)
- 書くことの指導をどのように展開するか(3)
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- 学年別 国語教室の1年間 (第3回)
- 目的をもって表現する力を高めよう―感受性が育つ三年生―
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- 説明的文章の学習指導における新しい地平 (第3回)
- 読み書きの絶対量を増やす
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- かかわる力を育てるコミュニケーション教育の展開 (第3回)
- コミュニケーションの身体
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- 国語教師としての力を高める (第3回)
- 教師自身の「国語力」を高めるには
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- 編集後記
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- Keyword Index
編集後記
読書感想文を書く力は、国語科の最も基礎的な能力の一つとして位置づけられるものである。ところが、実際には、どのように書けばよいのかはあまり指導されていない。読むことの能力に位置づけられ、初発及び発展段階で課題だけが示されたりする。または、長期休暇の前後に宿題形式で提示され回収して終了することも多い。本誌では、読むことの能力を高める読書感想文の指導をどのようにすればよいのか、「楽しんで書いた読書感想文18選」という特集名で編集した。
○作品に出合い、どのような楽しみを得たのか
○どのように楽しく書けばよいのか
○そのために感想・評価語彙をどのように与えたのか
○各学年のモデルとなるような感想文(文学系、説明系)は、どのようなものか
このようなことが分かるように、新しい指導法と実践提案を行った。
1 楽しんで書く読書感想文の書かせ方と学習への活用
読書感想文指導の現状を踏まえ、どのような取組を行えばよいのか、理論的展望を行う。
2 読書感想文の書かせ方/見方のポイント
実際に即してどのような書かせ方があるのか、また書いた感想文をどのように見ればよいのか考える。
3 楽しんで書いた読書感想文と指導の実際
実践及び実例のモデルを提案するものとして、児童生徒の読書感想文を掲げ、この読書感想文の何がすぐれているのか、実際に行った指導のねらいと方法を提案する。
(井上一郎)
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- 明治図書