- 特集 優しく芯のある指導―いつでも・どこでも言語活用力を鍛える
- 巻頭論文
- TOSS女教師大会―知的・優しさを追いかける〜ハードルを超えると学びがリンクし始める〜
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- 朝の会・帰りの会
- 毎日の返事で鍛える
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- 全員が声を出してスタート
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- 楽しい雰囲気で言語活動の基盤を作る
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- 伝統的言語文化で育てる言語活用能力
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- 名文詩文の暗唱で学校は楽しい!を実感させる
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- 決まったメニューで特別支援の子が落ち着く
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- 同じパターンで鍛える
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- 楽しさを演出する
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- 帰りの会で読み聞かせ
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- 「少し難しい」くらいがちょうどいい
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- 朝の全員暗唱で脳を活性化させ、言語活用力を鍛える
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- 言葉を自分のものとして獲得させる読み聞かせで語彙力を鍛えよう!
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- 名文・ことわざの暗唱
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- 係り活動の報告で言語活用力を鍛える
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- 国語科
- (低学年)想像を広げて言語化する
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- (中学年)「問いに正対すること」を教えよう
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- (高学年)声を出す経験を圧倒的に増やす!
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- 生活科
- 見つけたことを知らせる
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- 一年生でもできる指名なし発表
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- 社会科
- (中学年)1枚の絵を使って考えさせる授業をする
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- (高学年)まずやってみる
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- 算数科
- (低学年)定義は問いと答えで練習
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- (中学年)算数的活動で基本形を意識する
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- (高学年)「型」から入り、自信をもたせる
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- 理科
- (中学年)授業の中で言語力を高め、理科的思考力を高める
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- (高学年)発表の経験を積ませる
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- 音楽科
- (低学年)音を言語化する
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- (中学年)音を言語化する
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- (高学年)音を言語化する
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- 図工科
- (低学年)教師の「ほめ言葉」を使わせる
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- (中学年)「振り返りカード」は一石四鳥!?
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- (高学年)「発表はするもんだ」と思わせてしまう
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- 体育科
- (低学年)活躍の場をつくる「障害リレー」
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- (中学年)縄跳びが跳べた魔法の言葉
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- (高学年)長縄一分間一〇〇回以上達成に向けて
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- 道徳科
- (低学年)かるたで、伝え方を学ぶ
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- (中学年)つながりを生む日記指導
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- (高学年)携帯電話のトラブルを防ぐ!
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- 宿題
- (低学年)ことばあそびで楽しく鍛える
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- (中学年)日記を毎日書かせる
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- (高学年)自学ノートで鍛える
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- イベント
- (低学年)人との関わりを学ぶお礼の手紙
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- (中学年)イベントの企画書を書かせる
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- (高学年)体験を言葉でまとめ、伝える
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- 男の先生と、女の先生
- 子どもに運動量を保障しなければ、体育の授業とは言えない
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- グラビア
- 石川裕美ほっとセミナー
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- 第1回スマイルアップセミナー
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- おすすめグッズ・整頓術
- 整理術のポイント―近くに置けばすぐ使える 動線を考えた配置
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- 巻頭言
- 言語は、人間に与えられた最も人間らしい力
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- 男教師から見た“…ですよね”女教師論
- 素敵な女教師に「例外なく」共通する3つのポイント
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- 向山先生への師尾突撃インタビュー (第11回)
- 「はやく」を言わない指導法
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- 〜教師の言葉は学級経営に大きく反映する〜
- 辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
- 優等生女子をたくましく育てる
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- ベテラン先生奮戦記 (第5回)
- いつのまにか、理想で自分をしばってしまっている 呪縛から逃れる方法は簡単!
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- すぐ使えるイラストページ
- 子どもへのおもしろ年賀状のアイデア
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- 冬のパズルイラスト
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- 学年別・今月のおすすめ指導
- 子どもをあっという間に集中させるワザ
- 〈1年生〉叱らずに楽しく集中!
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- 〈2年生〉クイズと直写で熱中!
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- 〈3年生〉その場の空気を変える
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- 〈4年生〉瞬時に技をつかいこなす
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- 〈5年生〉楽しさと緊張感を出す
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- 〈6年生〉活動でメリハリを
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- (中学生〉教師の声に反応する学級
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- 新学習指導要領をふまえた日々の授業 (第5回)
- 【国語】一年生『ものの名まえ』での言語活動
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- 【国語】伝統的な言語文化に親しみをもつ子を育てる
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- 〜中学年 リズムを感じ取ったり、情景を思い浮かべたりする実践の紹介〜
- 【算数】生活の中で時間や時刻を取り入れ、学年末までに内容を身につけさせる
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- 【算数】説明する力は、「教えて、考えさせる」からつく!
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- すぐ使えるファックスページ
- 直写教材
- 〈1年用〉百人一首を書いてみよう
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- 〈2年用〉年賀状の正しい書き方を学ぼう
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- 〈3年用〉いろはかるた直写で広がる世界
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- 〈4年用〉漢字で書こう 都道府県名!!
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- 〈5年用〉割合の問題もすいすい解ける面積図
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- 〈6年用〉卒業を意識して直写と暗唱に挑戦
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- 校長先生 女教師の仕事ぶり拝見 (第5回)
- 人として素晴らしい教師は、女教師に多い
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- TOSS開発パーツ活用術 (第5回)
- 担任の意向を聞き、TOSS教材を持ち込む
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- 〜補教に行くときは、担任の意見を尊重しつつ、TOSS教材を教室へ持っていく〜
- 女教師の常識QA (第5回)
- 「和を以て尊しとなす」の精神尊重?
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- あこがれの人 紹介 (第5回)
- 教員として 人間として あこがれの先生からの学ぶ
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- 女子学生ただいま教師修業中
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- 身だしなみ注意報 (第5回)
- 子ども達の憧れの教師になりたい
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- 私こだわってます! (第5回)
- 理科室整備は、手作りのモノを持ち込んでます!
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- 中学女教師・腕力なき指導を目指して
- 信じる道を笑顔で進む
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- 女教師喫茶室
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- 編集後記
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- 教室で絵手紙を描こう
- 同じ模様もアレンジ次第
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巻頭言 言語は、人間に与えられた最も人間らしい力
本誌編集長/師尾 喜代子
最近、脳科学の勉強に取り組んでいます。その中でとても心に残る内容がありました。
「言語がなければ思考もできないし、想像もできない。記録できないから歴史すらない。サルのミラーニューロン(共感の神経細胞)はヒトで言えば、ブローカー野(言語を司る脳の部位)の辺りで働くが、サルは言語を持っていない。持っているのは合い図だけである。」
ということです。
人間に与えられた、最も人間らしい力が「言語力」というわけです。
人が生きていくために、また生活を豊かにするためにも、人と関わるためにも「言語」が最も大事だと言えます。
学校の教育現場では、意図的・計画的に様々な場面で「言語活用力」を育てることができます。
一日の学校生活の中の場面ごとに言語に注目し、「言語力」を鍛える指導法を網羅しました。
国語科だけでなく、どの教科も言語で物事を考え、話し合い、決断し、学習を深めていきます。教師がその一場面ごとに「言語の活用」を意識し、指導をしていけば、もっと、効果的な学習をさせることができることでしょう。
人前に立てなかった高機能自閉症児が、担任して、二年目の六年の秋、はっきりと皆に聞こえる声でスピーチしました。一学期の総合の時間に調べた作文に何度もできごとを加筆し、スピーチの原稿にしました。皆の前で、話す練習を繰り返しました。
言語力を鍛えるには時間がかかります。だから毎日が大切です。
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- 明治図書