楽しい体育の授業 2023年11月号
必ずできる!まるごと逆上がり特集

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楽しい体育の授業 2023年11月号必ずできる!まるごと逆上がり特集

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PDF
ジャンル:
保健・体育
刊行:
2023年10月5日
対象:
小学校
仕様:
B5判 76頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年7月29日
定期購読

目次

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特集 必ずできる!まるごと逆上がり特集
【提言】逆上がりはなぜ体育で取り上げられるの?
仲宗根 森敦
小学校体育の三種の神器 「逆上がり・開脚跳び・水泳25メートル」
吉野 高明
小学生のうちに身に付けたい!基礎感覚マップ
平川 譲
鉄棒運動で必須の4つの基礎感覚
逆さ感覚
眞榮里 耕太
回転感覚
眞榮里 耕太
腕支持感覚
眞榮里 耕太
体の締め感覚
眞榮里 耕太
できない原因別で分析!逆上がりを確実にできるようにする指導アイデア
逆さになるのが怖い
[1]鉄棒を使って遊んでみよう [2]できないポイントを探る [3]「活力」の向上が成功への近道
浅利 亮
体が上がらない
[1]3つの原因とその対処法 [2]補助と口伴奏 [3]小さな成長でも認め,褒める
榎田 有輝
後ろに回転できない
[1]「足抜き回り」にチャレンジ! [2]「ゆりかご」「後転」はできるかな? [3]「逆上がり遊び」を楽しもう!
本田 将貴
最後まで回り切れずに戻ってしまう
[1]お手伝いで起き上がろう! [2]ひじを曲げて,起き上がろう! [3]手首を返して,ツバメになろう!
橋本 一哉
逆上がり成功のための色々アプローチ
「お手伝い・補助」で友達と一緒に
山崎 和人
教具の工夫
山崎 和人
鉄棒を使わないおすすめ運動
齋藤 直人
こうして逆上がりができるようになった!ドキュメンタリーから読み解く成功のポイント
ケース1
POINT@できることに取り組ませ鉄棒好きにする Aつまずきからのスモールステップ B固定グループでのお手伝い逆上がり
風間 啓介
ケース2
POINT@遊びで培う人間関係の構築 A遊びながら学ぶ体育授業 B鉄棒ブームと子どもたちの笑顔
戸村 省吾
小学校で習う鉄棒必須技の学習カード
解説
渡邊 知子
前回り下り
戸村 省吾
逆上がり
戸村 省吾
だるま前回りへつながる運動
渡邊 知子
だるま前回り
渡邊 知子
だるま後ろ回り
逸見 淳一
膝掛け後ろ回り
長谷川 輝
連続膝掛け後ろ回り
長谷川 輝
後方支持回転
長谷川 輝
こうもり振り下り
久保 賢太郎
とってもビジュアル!体育授業写真館 (第104回)
身体の冒険
栗原 知子
〜友達と関わり,器具や道具と関わって新しい動きに挑戦!〜
【特設】「豊かなスポーツライフ」を実現する!新体力テストの調査結果 体育授業への効果的な活用アイデア〜そのまま使えるスライド付き〜
遠山 健太
教師の願いと子どもの願いをダブルでかなえる! 絶対成功の体育学習カード (第68回)
低学年/ハードル(走・跳の運動遊び)
鈴木 裕貴
〜制限時間内に駆け抜けろ!〜リズムを考えてぴょんぴょぴょん〜〜
中学年/ハードル走(走・跳の運動)
富本 浩史
〜ダイヤモンドハードル走〜リズムをつかんでジャンプ〜〜
高学年/ハードル走(陸上運動)
澤田 崇明
〜スピードを落とさないハードル走を目指そう〜
学習指導要領を実現! 主体的・対話的で深い学びの体育授業づくり (第68回)
普段の授業に少しのエッセンスを加えて!
齋藤 裕
小学校体育で育むべき「基礎感覚・技能」はこれだ! (第20回)
「手足の協調B」
齋藤 直人
〜基礎感覚・技能:手足の協調 教材:クロール,平泳ぎ〜
体育×ICT レベルアップ活用術 (第8回)
ルーレットを作成し,イメージの世界に没入!
佐佐木 達哉鈴木 直樹
子どもの問いをグングン引き出す!目からウロコの教材開発 (第8回)
高学年の陸上運動教材「8秒間ハードル走」
古山 友希
運動が苦手な子も一気に巻き込む体育授業マネジメント術 (第20回)
みんなで楽しむ・のびるネット型のコツ
吉羽 顕人
〜今月の教材「みんなが得点の喜びを味わえる キャッチバレー」〜
子どもを授業にグッと引き込む!超オモシロ導入ネタ (第8回)
器械運動系C〜「切り返し」の動きをつくる導入アイデア〜
鈴木 一成
〜ついた手よりも前に,足で着地できるかな?〜
図解でわかる!体育授業の必須スキル (第8回)
体育における「場」とは何ですか?/「場」を設定するときのコツは?
垣内 幸太
体育授業の悩みを解決!オンライン相談窓口 (第14回)
どのような視点をもって,先生の授業を観察(評価)すればいいの?
川村 幸久中林 まどか
クラスの絆がグッと深まる! なわとび指導「きずなわ」 (第32回)
新たな冒険の舞台へ! part2
関体研チームきずなわ
編集後記
平川 譲

編集後記

 「逆上がり」「開脚跳び」「25m完泳」は,子どもから大人まで,注目度の高い技や運動です。吉野高明先生は,この三つの技について見解を述べてくださいました。水泳の外部委託問題を含めて,最も達成が危ういのが水泳,次に授業実践が薄い逆上がりとなるでしょうか。跳び箱も,準備の大変さや,怪我が恐いなどの理由で,教師が避けたくなる種目の一つです。本誌の読者層と考えられる体育を専門とする先生方を中心に,授業の充実と,子どもの体つくり・動きつくりの推進を図らねばならないと,改めて痛感します。

 多くの執筆者が述べているように,逆上がりができるようになるためには,逆さ感覚,回転感覚,体の締めの感覚などの基礎感覚が必要です。これらを高めておく方策をとらないまま逆上がりに挑戦させて,そのパフォーマンスから「できる子」「できない子」と分けてしまうのでは,あまりに子どもが気の毒です。本誌を参考に基礎感覚づくりを進めて,「できる」,あるいは「できそう」な体になってから逆上がりに取り組ませる授業づくりを心がけてください。

 そしてこのようなステップは,開脚跳びや水泳,その他全ての運動でも同じであると確認していただくことを切に願っております。


   /平川 譲

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    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 色々な方法があって良かったです。逆上がりは、自分自身も苦手でしたし、出来ない子に出来るようになってほしいです。
      2024/1/13ネッピー

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