- 特集 学び合い・教え合いで上達!跳び箱運動イラスト解説
- 【提言】運動のポイントの焦点化,共有が出発点
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- 特集目次
- イラストでわかる跳び箱運動 6年間の技の系統図
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- 局面別でみる 切り返し系と回転系 動きの解説と注意点
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- 効果的な学び合いの「進め方」「見方」
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- 学び合い・教え合いで上達する!跳び箱の技36
- (1)うさぎ跳び(2)かえる跳び(3)頭つき倒立(4)ブリッジ・ブリッジくぐり
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- (5)くま歩き(6)よじのぼり逆立ち(7)あざらし歩き(8)手押し車
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- (9)カンガルー(10)ケングー(11)跳び乗り・跳び下り(12)またぎ乗り・またぎ下り
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- (13)段階的な馬跳び(14)30秒馬跳び(15)板目馬跳び(16)2人馬跳び
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- (17)またぐ位置を後ろにしてまたぎ下り(18)連結跳び箱で開脚跳び(19)開脚跳び(20)大きな開脚跳び
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- (21)マットを跳び越すうさぎ跳び(22)うさぎ跳びで跳び乗り・跳び下り(23)重ねたマットへのかかえ込み跳び(24)かかえ込み跳び
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- (25)重ねたマットでの前転(26)連結跳び箱での台上前転(27)台上前転(28)伸膝台上前転
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- (29)背支持倒立からブリッジ(30)重ねたマットからの首はね下り(31)連結跳び箱からの首はね下り(32)首はね跳び
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- (33)頭つき逆立ちからブリッジ(34)低い跳び箱や重ねたマットで頭はね跳び(35)頭はね跳び(36)前方屈腕倒立回転跳び
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- 動きのチェック&意見の共有で協働的な学び! ICT活用アイデア
- 跳び箱運動(かかえ込み跳び)×ロイロノート/ウゴトル
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- 跳び箱運動(頭はね跳び)×Google Slides/Google Jamboard
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- 教え合ってうまくなる!技別学習カード
- 開脚跳び
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- かかえ込み跳び
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- 台上前転
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- 頭はね跳び
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- とってもビジュアル!体育授業写真館 (第94回)
- 勝利に向かって自分たちに合った学習を自分たちで進める授業
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- 学習指導要領でつくる! 今月の単元計画 (第55回)
- 低学年/走・跳の運動遊び
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- 〜なげなげレンジャーが学校を守る!〜
- 中学年/走・跳の運動
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- 〜「高跳び」(目指せ投力向上!壁当てゲーム)〜
- 高学年/陸上運動
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- 〜クラスみんなで投げて・走って・かかわって!〜
- 教師の願いと子どもの願いをダブルでかなえる! 絶対成功の体育学習カード (第58回)
- 低学年/ゲーム「ハンドホッケー」
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- 〜ボールを操作できる位置に動き,狙ったところへ打ち返すために〜
- 中学年/ボール運動
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- 〜狙って攻撃!考えて守備!スローイングバドミントン!〜
- 高学年/ボール運動領域「ネット型」
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- 〜ニュースポーツ「タスポニー」から学ぶ攻守一体型ゲーム〜
- 学習指導要領を実現! 主体的・対話的で深い学びの体育授業づくり (第58回)
- 「主体的=必然的」でやる気スイッチオンに
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- 小学校体育で育むべき「基礎感覚・技能」はこれだ! (第10回)
- 「回転感覚」B
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- 〜基礎感覚・技能:回転感覚 教材:前回り下り,だるま回り〜
- メンドウな機器管理までサクッとわかる! 本気で取り組む体育授業ICT活用術 (第22回)
- 上空からの視点を手がかりにして表現を工夫する!
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- 線1本で今すぐできる!動きづくり&ケガ防止におすすめ ライントレーニング動画付き講座 (第10回)
- 跳び箱運動につながるライントレーニング
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- 運動が苦手な子も一気に巻き込む体育授業マネジメント術 (第10回)
- みんなで楽しむ・のびる ベースボール型のこつ
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- 〜今月の教材「シンプルな場・ルールで全員楽しめるベースボール型〜かっとばし,かっとばしゲーム〜」〜
- 子どもの学びを逃さない!体育指導リカバリー技術 (第10回)
- ボール運動系@
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- 〜「相互技能」に着目したネット型・ゴール型のゲーム指導技術〜
- インクルーシブ教育時代に対応する! 通常学級における特別な配慮が必要な子どもたちへの体育指導アドバイス (第10回)
- 全員が跳べる!1月 長なわ跳びの授業づくりのポイント
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- 体育授業の悩みを解決!オンライン相談窓口 (第4回)
- 活発で質の高い対話が生まれる体育授業にするために必要なことは?
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- クラスの絆がグッと深まる! なわとび指導「きずなわ」 (第22回)
- シンクロなわとび
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- 編集後記
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編集後記
大学の授業で,小学校から高校までの体育で心に残った出来事を毎年書いてもらっています。その中には,小学校で「跳び箱が初めて跳べた」「上手に跳べて嬉しかった」「跳べて友達がスゴイと言ってくれた」等の跳び箱に関するコメントが必ず複数含まれています。
跳び箱は,単なる「もの」に過ぎません。しかし,ものに過ぎない跳び箱を「跳べた」「回れた」という結果から生まれる達成感や成就感は,前述の大学生のように,忘れられないインパクトを与えるものなのです。反対に「跳べない」「回れない」で授業が終わった時の気持ちはどうでしょう。こうした経験で,跳び箱や体育を嫌いになる子がいることも事実です。また,跳び箱は怪我が一番多い運動であることが報告されています。
安全への配慮をしながら,「跳べた」「回れた」という達成感を経験させることができれば,跳び箱,体育を好きになってくれること間違いありません。それには,教師が系統性を理解し,できることを保障する感覚づくりを指導することが必要です。さらに,子ども同士が互いの動きを見る,認め合う場面をつくり出す教師の働きかけも求められます。「系統性は?」「どう発展させたら?」「何を事前に?」「関わりながら学ぶ方法は?」を解決してくれる情報を跳び箱指導に熟練した先生方に執筆いただきました。是非,ご活用ください。
/木下 光正
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- 明治図書
- 跳び箱ありがとうございます跳び箱やってくれてよかったありがとうございますありがとう2023/2/1030代・小学校教員