楽しい体育の授業 2022年9月号
「走・跳・投」の運動能力を上げる

K396

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楽しい体育の授業 2022年9月号「走・跳・投」の運動能力を上げる

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ジャンル:
保健・体育
刊行:
2022年8月2日
対象:
小学校
仕様:
B5判 76頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年4月22日
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 「走・跳・投」の運動能力を上げる
【提言】今こそ,体育授業の存在意義を
原 和幸
特集目次
コロナ禍で低下した基礎体力を底上げしよう
「本気で!たくさんやる!」授業が体力向上のカギ
牧野 祥子
ビジュアル解説「走る・跳ぶ・投げる」 局面別動作のポイント&身に付けたい力
木越 清信鈴木 一成
木越 清信鈴木 一成
木越 清信鈴木 一成
ゲーム感覚で楽しく身に付く!「走・跳・投」に必要な力を付けるおすすめ運動
【走】走り出す準備力/素早く走り始める力
中嶋 悠貴
【走】調子よく走る力/まっすぐ走る力
辻 真弘
【走】ピッチ・アップ(回転加速)力/ストライド・アップ(歩幅伸展)力
中野 弘幸
【跳】跳ぶ準備力(踏切足決定力)/片足踏切・両足着地力(かがみ跳び)
橋本 浩司
【跳】片足踏切・片足ずつ着地力(はさみ跳び)/腕の動き活用力
阿部 史
【投】投げる準備力/大きく腕を振る力
鈴木 一成
【投】体重移動力/リリース力
牧野 祥子
記録アップでやる気もアップ!種目別 陸上運動の授業づくり
リレー
石川 陽介
小型ハードル走・ハードル走
西岡 慎伍
幅跳び・走り幅跳び
小澤 悠
高跳び・走り高跳び
蒲原 秀高
投の運動
酒井 淳也
陸上運動でのICTの活用スキル
杉山 翔一
運動会シーズン 今さら聞けない?リレーのハテナ
村瀬 啓亮
とってもビジュアル!体育授業写真館 (第90回)
スタートで勝負!
中嶋 悠貴
〜走の運動遊び〜
学習指導要領でつくる! 今月の単元計画 (第51回)
低学年/跳び箱を使った運動遊び
青山 哲士
〜“ひっさつわざ”でようかいたいじだ!〜
中学年/跳び箱運動
山田 俊一
〜目指せ!跳び箱くるりん名人!〜
高学年/跳び箱運動
松田 大央
〜はねる楽しさを感じよう!頭はね跳び〜
教師の願いと子どもの願いをダブルでかなえる! 絶対成功の体育学習カード (第54回)
低学年/ボール遊び領域
日野 英之
〜うって はしって ねらって かんがえて!〜
中学年/ベースボール
宮西 亮輔
〜打順を工夫して,チームで最高得点9点を取ろう!〜
高学年/位置取りと声かけで相手の攻撃を阻止せよ!
西原 昂志
学習指導要領を実現! 主体的・対話的で深い学びの体育授業づくり (第54回)
身近にあるモノから体育の授業を考える!
高嶋 香苗
小学校体育で育むべき「基礎感覚・技能」はこれだ! (第6回)
「逆さ感覚」E
山崎 和人
〜基礎感覚・技能:逆さ感覚 教材:頭つき逆立ち,頭はね跳び〜
メンドウな機器管理までサクッとわかる! 本気で取り組む体育授業ICT活用術 (第18回)
一人ひとりの考えを大切にした話し合い場面を実現するAIの活用
世取山 拓平鈴木 直樹
〜Kahootの利用を通して〜
線1本で今すぐできる!動きづくり&ケガ防止におすすめ ライントレーニング動画付き講座 (第6回)
マット運動につながるライントレーニング
佐藤 哲史森田 哲史
運動が苦手な子も一気に巻き込む体育授業マネジメント術 (第6回)
みんなで楽しむ・のびるマット運動のコツ
倉谷 裕人
〜今月の教材「感覚技術を高めるマット運動(下から壁逆立ち〜立位から壁逆立ち)」〜
子どもの学びを逃さない!体育指導リカバリー技術 (第6回)
器械運動系@
鈴木 一成
〜典型教材で必要な経験回数を保障する技術〜
インクルーシブ教育時代に対応する! 通常学級における特別な配慮が必要な子どもたちへの体育指導アドバイス (第6回)
思いきり打とう!9月 ベースボール型ゲームの授業づくりのポイント
萩原 雄麿
体育専科が伝授!授業成功のための指導技術 (第6回)
「苦手な児童も楽しく挑戦!トリム駅伝!!」 体力を高める運動
喜名 正人
クラスの絆がグッと深まる! なわとび指導「きずなわ」 (第18回)
4年生のきずなわ
関体研チームきずなわ
編集後記
鈴木 一成

編集後記

 感染症に熱中症,災害レベルの異常気象も続き,命の危険と背中合わせの日常です。そのためか,子どもたちにとっての運動がますます疎遠になっていくように思います。

 もちろん,体力・運動能力調査の結果だけがすべてではないとはいえ,危機的な状況に直面している今,巻頭の特集扉(p.2)で述べていただきましたように,改めて「体力低下の最後の砦として踏ん張っていた体育」の存在意義を問い直す大切さがあります。そして,「走・跳・投」の運動能力を上げる特集に挑みました。

 まず,運動能力・体力評価・運動特性の対応を整理しました。次に,子どもの「走・跳・投」の動きの特徴を解説しました。そして,これらの特徴にフォーカスしたおすすめの運動を「ゲーム感覚で楽しく身に付く」と題して,子どもたちが楽しく取り組める活動やアイデアを提案していただきました。そこには,体育授業はトレーニングではなくラーニングという考え方があります。

 本号の特集が,読者の皆様の体育授業づくりの一助になり,いつも子どもたちにとっての運動が身近にありますように。


   /鈴木 一成

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      明治図書
    • 現在低学年の担任なので、陸上の運動というよりも基礎的な運動能力に焦点が当たっていて参考になった。
      2023/3/2830代・小学校教員

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