道徳教育 2017年10月号
考え、議論する道徳をつくる新発問パターン集

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道徳教育 2017年10月号考え、議論する道徳をつくる新発問パターン集

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ジャンル:
道徳
刊行:
2017年9月6日
対象:
小・中
仕様:
B5判 90頁
状態:
絶版
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目次

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特集 考え、議論する道徳をつくる新発問パターン集
論説/発問を変えれば授業が変わる―問い方のバリエーションを増やそう
子どもが主体的に楽しく学ぶために
和井内 良樹
ビギナー必見! ゼロからわかる発問づくり
〔小学校〕内容を吟味して時間内に実現可能な指導案をつくろう
齋藤 眞弓
〔小学校〕本時の学習のポイントをとらえてぶれない発問をつくる
木原 一彰
〔中学校〕「考え、議論する」道徳となるための発問づくり
栗原 利夫
考え、議論する道徳をつくる新発問パターン集
問題把握の発問(導入など)
○○について知っているか
川崎 美穂子
○○についてどう思うか
川崎 美穂子
○○の経験はあるか
坂井 孝子
心に残った場面はどこか
坂井 孝子
みんなで話し合いたいことは何か
幸阪 創平
ここでは何と何が問題になっているか(問題解決的な学習)
幸阪 創平
教材と向き合う発問(展開など 共感的発問)
○○はどんな気持ちか
早川 大介
○○はどんな思いで〜しているのか
早川 大介
自分は○○のようにできるか
谷口 雄一
教材と向き合う発問(展開など 分析的発問)
本当の□□とは何だろう
谷口 雄一
○○の心を支えたものは何か
赤松 聖則
○○がそうしたのはなぜか
赤松 聖則
○○と○○の考えにはどんな違いがあるのか
有松 浩司
AとBではどちらが○○か
有松 浩司
教材と向き合う発問(展開など 投影的発問)
自分が○○ならばどう考えるか
太田 晶子
自分なら、この場面でなんと言うか
太田 晶子
自分なら○○のようにできるか
須貝 牧子
教材と向き合う発問(展開など 批判的発問)
○○がしたこと(行為)をどう思うか
須貝 牧子
○○の生き方をどう思うか
村田 裕子
この□□(価値)をどう考えるか
村田 裕子
○○は本当にそうしてよいのか
有働 ほずみ
□□の話が心を打つのはなぜか
有働 ほずみ
○○にどんなことが言いたいか
川口 陽
なぜ○○できたのか
川口 陽
考えを一層深める発問(補助発問・問い返し・揺さぶりなど)
○○さんの考えに対してみんなはどう思うか
上村 知子
それでいいのか 先生は○○だと思う
上村 知子
人間としてどうあるべきか
竹井 秀文
他に考えるべきことはないか
竹井 秀文
逆に考えたらどうか
土田 暢也
分けて考えたらどうか
土田 暢也
登場人物はどうしたらよかったか(問題解決的な学習)
山田 誠
もっとよい解決方法は何か(問題解決的な学習)
山田 誠
自分を見つめる発問(展開後段など)
同じような経験をしたときどう思ったか
庭野 優子
あなたは登場人物(○○)と似ているか 違うか
庭野 優子
登場人物(○○)にどんな声をかけてあげるか どんな経験からそう思ったか
上地 豪
あなたの生活に生かせそうなことは何か
上地 豪
(学習や話し合いから)〜するのに大切な心は何だと思うか
重野 典子
価値を把握する発問(終末など)
一番心に残ったことは何か
重野 典子
一番大切だと思ったことは何か
樋口 陽一郎
友達の考えで印象に残ったのは何か
樋口 陽一郎
緊急企画 覆面調査員が行く! 新教科書のHPウォッチング
A調査員の視点でウォッチング(低学年を中心に)
B調査員の視点でウォッチング
C調査員の視点でウォッチング
漢字で創る心の授業 (第7回)
先生
駒井 康弘
研究者×実践者が提言! 「考え、議論する道徳」の授業づくり (第7回)
価値の分析や相互評価を生かして多面的・多角的に考える道徳の授業
植田 和也
新・道徳授業論―多面的・多角的な発想で授業を変える (第19回)
「納得解」は主に創作教材の中にある
永田 繁雄
板書例でよくわかる! 「考え、議論する道徳」の実践例 (第7回)
小学校編/「観点」を明確化する(四年生の実践)
加藤 宣行
中学校編/「自己認識」の必要性と多様性
荊木 聡
実践モデルでよくわかる! 道徳の評価のポイントと留意点 (第7回)
持ち回り道徳でどうする? 道徳の教科化での評価へのアプローチ
中山 芳明
ユニバーサルデザインの視点で道徳授業をチェンジ (第7回)
話合い活動をチェンジする
増田 謙太郎
体験的な学習×有名教材で新しい授業を創る (第7回)
体験活動で行動へつながる実践意欲を育む
島 英公子
アクティブ・ラーニングになる授業の仕掛け (第7回)
リアルな世界でファンタジーを感じたとき人の世の真実が見えてくる
佐藤 幸司
道徳授業=ホープ&エースを紹介します! (第55回)
【青森県】道徳教育を充実させる多様な取り組みと実践者
毛内 嘉威相馬 省進川井 清広
編集後記
一枚の写真 子どもと何を語り合いますか (第7回)
<今月の写真>野鳥の保護・被害から自然環境について考える
鵜澤 美恵

編集後記

 今回の企画にあたり、「泣いた赤おに」を題材に発問づくりにチャレンジしました。何も参考資料を見ずにチャレンジした結果、「赤おにの気持ちは……」等、気持ちを尋ねる発問しか思いつくことができませんでした。あらためて、発問づくりの難しさを感じました。

 登場人物の気持ちを問う発問は、道徳授業において重要なものだと感じます。しかしながら、気持ちを問う発問以外が、多面的な思考を促すこともあるのではないでしょうか。発問や問い返しの引き出しを多くするためにも、様々なパターンが知りたいです。


  /C

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • これからどのような問い方のバリエーションがあるのか,それらの使い方や相互関係はどうなのかということを意識しながら読ませていただきました。自分なりに整理し,和井内先生の論説を軸に見直していくことで,混乱していた「テーマ発問」についての考えが整理されて,今後の授業づくりの手がかりとして大きく役立ちました。
      2018/8/1550代・小学校教員
    • 保存版にふさわしい、授業で実際に使える内容が良かったです。やはり、実際にどういう発問が可能か、参考にしたところが多々ありました。
      2018/6/1540代・小学校教員
    • 木原先生の実践を知りたくて購入した。特に中心発問を「子どもの考えよりも、一段深い問いをつくる」という部分が参考になった。実践し続けないと、これは難しい部分が多いが、そこを考えていくことで自分自身も道徳の授業が高まっていくと感じた。
      2018/6/930代・教諭

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