楽しい理科授業 2008年6月号
“自然ってスゴイ”環境体験メニュー27

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楽しい理科授業 2008年6月号“自然ってスゴイ”環境体験メニュー27

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ジャンル:
理科
刊行:
2008年5月8日
対象:
小・中
仕様:
B5判 76頁
状態:
絶版
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目次

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特集 “自然ってスゴイ”環境体験メニュー27
シンポジュウム=環境体験と新指導要領・理科のねらい
提案
理科としてのネイチャーゲーム・環境体験型学習の可能性
降旗 信一
意見
環境体験における「直感・感情」の理科における役割
阿部 治
子どもの主体性を引き出す「体験」の意味
朝岡 幸彦
理科の基礎・基本と環境体験学習の意義
能條 歩
自然を読み解く力を育む表現と学び合い
有馬 武裕
新指導要領と環境体験の場と方法を考える
学習問題と実生活を関連付ける環境体験のポイント
中村 重太
自然環境を尊重する態度と環境体験のポイント
福地 昭輝
生命を尊重する態度と環境体験のポイント
川上 昭吾
科学的に探究する態度育成と環境体験のポイント
広木 正紀
科学的な見方・考え方育成と環境体験のポイント
平賀 伸夫
自然災害と関連づける環境体験のポイント
藤岡 達也
持続可能な社会を目指す環境体験のポイント
山口 悦司
新指導要領を環境体験学習のメニューで考える
小学3年の環境体験学習メニュー
青柳 徹
小学4年の環境体験学習メニュー
桜井 健一
小学5年の環境体験学習メニュー
桑原 和彦
小学6年の環境体験学習メニュー
前川 淳
中学第1分野の環境体験学習メニュー
小森 栄治
中学第2分野の環境体験学習メニュー
吉原 尚寛
楽しい環境体験活動づくりのヒント
ビオトープ・活動づくりのヒント
平山 明彦
川を舞台に・活動づくりのヒント
竺 文彦
海を舞台に・活動づくりのヒント
海野 義明
田んぼを舞台に・活動づくりのヒント
木嶋 達平
キッチンを舞台に・活動づくりのヒント
本澤 智巳
大気汚染調べ・活動づくりのヒント
河村 真吾
堆肥づくり・活動づくりのヒント
冨田 元久
環境マップづくり・活動づくりのヒント
宮野 正樹
小特集 中学教師が思う“小学校の理科授業”の問題点
本物を体験させることの重要性
杉山 学
結果から考察する学習を
高橋 治
協同作業と思考力や表現力の向上をめざして
吉峯 宏明
一人一人の観察実験の技能の修得を
宇野 秀夫
国語的な理科授業からの脱出
古松 育代
理科指導の苦手意識克服と国の「理科離し」の改善が必要
中村 日出夫
小学校教師が悪いのか?
間 英法
理科室を“子どものサイエンス・ミュージアム”にしよう (第3回)
竹内 幸一
体験&体感できる!大人気の自然博物館&施設 (第3回)
忠類ナウマン象記念館
中川 正則
理科新指導要領 重点指導事項の事例集 (第3回)
理科の改善の基本方針からの検討
角屋 重樹
小学校理科 移行期の準備 単位時間増で入れたい“教材&授業プラン”集 (第3回)
再考「物と重さ」@
佐々木 昭弘
〜「体積」と「重さ」の関係〜
中学校理科 移行期の準備 単位時間増で入れたい“教材&授業プラン”集 (第3回)
実物を触らせ,ノートに貼らせる
岩田 秀雄
理科でする―習得型・活用型・探究型学力づくり (第3回)
どうやって習得するのか
西川 純
科学に恋する? 女子生徒―育ててみませんか (第3回)
テスト問題の工夫が乙女を理科好きにする Part1
三好 美覚
コピーしてすぐ使える サイエンス版 ペーパーチャレラン (第3回)
スイスイ表面張力舟・チャレラン
加藤 俊博
続・新指導要領で授業をつくる―焦点はここだ (第27回)
小学校理科の6つの新内容(下)
日置 光久
編集後記
樋口 雅子
(続)一歩踏み出す勇気!理科授業で使える面白教材 (第15回)
身近な材料で地震=断層をつくる
里 嘉千茂

編集後記

○…新学習指導要領が告示されました.中味は,当然ながら中教審の答申が色濃

く反映しています.

たとえば,理科の改善の基本方針の

 「科学的な知識や概念の定着を図り,科学的な見方や考え方を育成するため,観察・実験や自然体験,科学的な体験を一層充実する方向で改善する」

ということです.

 また,

 「環境教育の一層の推進の観点から,地域の特性を生かし,その保全を考えた学習や環境への負荷に留意した学習の充実を図る」

ということも強調されています.

 ま,一口でいえば,基礎基本をしっかり定着させ,自然体験をも充実させよう―ということでしょうか.

 たしかに,よく言われるように,雪を見たことも,触ったこともない人に,冷たいものとか白いものとか,いくら説明しても,当然のことながら,<体験・体感>にはかなわない―のではないでしょうか.

 とりわけ,義務教育段階での体験学習は,その子どもの感性や物の見方・考え方にも影響を与える大事な学習―といえると思います.

 特に,災害が起きたときだけ?自然の猛威という形で,自然を学ぶような,いわばナマの自然から遠のいた都会での理科は,意図的に体験学習を仕組んでいく必要があるのではないか―という気もします.

 本号は,夏休みを目前にした時期でもあり,計画の一部に体験学習を加えられるような事例をご紹介いただきました.

(樋口雅子)

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