- 特集 楽しい評価 パフォーマンステスト23例
- “あのパフォーマンステスト”が子供に受けた訳
- マッチで火をつけるだけでも大騒ぎ?
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- 個別評定が子どもをやる気にさせる
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- テスト通過で使い方を習熟する
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- 第1段階は楽しく,単純な内容を!思わず笑みがこぼれる上皿てんびんのテスト
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- パフォーマンステストのよさを生かす工夫例
- 観察力がわかるパフォーマンステスト例
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- 実験力がわかるパフォーマンステスト例
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- 測定力がわかるパフォーマンステスト例
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- 分類力がわかるパフォーマンステスト例
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- 器具の扱い力がわかるパフォーマンステスト例
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- “ちょっと5分”で出来るパフォーマンステスト
- 3年・この単元でこのパフォーマンステスト
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- 4年・この単元でこのパフォーマンステスト
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- 5年・この単元でこのパフォーマンステスト
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- 6年・この単元でこのパフォーマンステスト
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- 中1分野・この単元でこのパフォーマンステスト
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- 中2分野・この単元でこのパフォーマンステスト
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- <コピーしてすぐ使えるページ>パフォーマンステストの“チェック項目と記録用紙” ―生きた知識となっているか?がわかるテストの実例
- 生物分野で必要なパフォーマンステスト例
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- 化学分野で必要なパフォーマンステスト例
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- 物理分野で必要なパフォーマンステスト例
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- 地学分野で必要なパフォーマンステスト例
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- 授業が盛り上がる パフォーマンステスト実施の工夫点
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- パフォーマンステストやってはいけないワーストワン
- 本番通りに,火付け消しテストを行なうと大事になる
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- 電池の残量を確認しない!
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- 火の用心4ヶ条を十分に意識させて
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- 果てしなく続くビー玉飛ばし
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- 小特集 理科とPC―知らないと損する“裏ワザ”
- 短時間!情報量アップ!選択の材料を与える
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- 理科が苦手な教師に役立つ「TOSS理科写真集」の使い方
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- スマートボードにあらゆる画像を映す
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- 実体験の前に仮想体験をさせる
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- インターネットランドを活用するのが一番
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- 教室で使える写真集 (第11回)
- 万華鏡に3つの改造
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- <往復書簡>科学概念の基本をどう教えるか (第11回)
- 往信 「先行学習」の可能性
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- 復信 観察や実験に先行する理論
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- 理科カリキュラム改革への提言 (第11回)
- ちょっと待って改革・改訂
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- 子どもに教える!新教科書の使い方・基本スキル (第11回)
- 6年「大地の変化」コース別学習を組み立てる
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- <すぐに使える科学読み物>科学史における日本の貢献―人物中心に― (第11回)
- 日本発・日本育ちの新素材「光触媒」で日本人科学者の活躍を教える
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- 理科好きにする実験観察のヒント (第11回)
- 「電磁石」モーターやスピーカーの仕組みを調べよう
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- <コピーしてすぐ使える>エピソード記憶でしっかり定着の“この重要概念”
- 3年/「回路」を他の学校での飛び込み授業で実際に教えてみた!
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- 4年/冬,生きている証拠探しをする
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- 5年/振り子は不思議?!
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- 6年/生き物のくらしと自然環境
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- 中学1分野/時間と空間の常識を疑い発想の転換をしたアルバート・アインシュタイン―相対性理論―
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- 中学2分野/金星〜不思議な地球の兄弟〜
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- 編集後記
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- プロ級の理科工作―カタログ&製作ヒント― (第11回)
- 発砲スチロールと馬糞紙でフリスビーを作ろう
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編集後記
○…身近にマッチの姿がなくなってから,マッチで火をつけることも,数年前からパフォーマンステストの範囲に加わったようです.ソニー賞日本一に輝く,埼玉県の小森栄治先生が最近書かれた論文のなかに,・マッチ,ガスバーナー,電圧計,電流計,テスター,電源装置について,それぞれパフォーマンステストを実施している.その際,“ねずみ算式”と名づけ,合格した生徒が先生役となり,生徒同士で判定できるようにしている.
・そのためには,判定基準を明確にしておく必要がある.問題や図が書いてあるカードを各班に持たせ,間違えたものでパフォーマンスを始めると不合格と宣言されてしまう.もし仮に合格させると,見過ごしてOKをだした生徒まで合格を取り消しにするので,厳しく判定するようになる.
・不合格になっても最後に合格すればいいので,何度もチャレンジできるので,生徒同士で教えあうようにもなる.
ということです.
なお,パフォーマンステストの場合,一般的には,
・時間がかかる./・最初の行動が間違えていると後まで響くので,どこで助言をするか./・相手によって助言をしたりしなかったりがあっていいのか./・評定に入れるのか入れないのか.
など,さまざまな検討課題もあるようです.
もちろん?もっとも気になる?「知識としては知っていても実際には出来ない」あるいは「その知識は本番で使えるものになっているか」というようなことは,このパフォーマンステストですぐにわかるような―仕掛けが求められるということもあると思います.
本号では,これらについてもご意見をいただきながら,最も理科らしい?楽しい評価として多くの子供が体験できるような特集をと願い企画しました.
(樋口雅子)
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- 明治図書