- 特集 発展学習=プロが薦める面白教材20選
- 教科書の発展学習・私の採点簿−中味・使い勝手&改善策
- 「検定外」理科教科書も参考に
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- 理科の発展学習は改訂前の教科書を超えるべし
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- 4年生の天文学習でのプラネタリウムや天文台の利用
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- 細胞・花粉管の観察〜生命の神秘の学習〜
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- 発展学習の類型に応じた自作教材開発のヒント
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- 指導内容・指導時期の空白を埋める発展教材
- 生物分野
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- 化学分野
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- 物理分野
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- 地学分野
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- 06年に向けて年間計画にどんな発展学習をどう入れるか
- 3年の年間計画
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- 4年の年間計画
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- 5年の年間計画
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- 6年の年間計画
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- 中学1分野の年間計画
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- 中学2分野の年間計画
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- 日常生活と関連づけて学ぶ発展学習のポイント
- 調べる力をつける発展学習のポイント
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- 観察する力をつける発展学習のポイント
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- 体験する力をつける発展学習のポイント
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- 読み物資料の活用力をつける発展学習のポイント
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- インターネット活用力をつける発展学習のポイント
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- 小特集 科学読み物としてのアニメ・マンガ本=お奨め3
- 中学生に響く,日常生活の「なぜ」と人生のドラマ
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- 力学から宇宙物理学へ−ニュートン・アインシュタイン・ホーキング−
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- 感情移入するから心に残る
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- 20年たっても印象に残る科学の香りがするアニメ「機動戦士ガンダム」
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- 教室で使える写真集 (第7回)
- アオバナゴロモ
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- <往復書簡>科学概念の基本をどう教えるか (第7回)
- 往信 思考と言語(ことば)
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- 復信 ことば・思考・コミュニケーション
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- 理科カリキュラム改革への提言 (第7回)
- 評価システムをともなった改革を時間をかけて
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- 子どもに教える!新教科書の使い方・基本スキル (第7回)
- 4年「もののかさと力」
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- <すぐに使える科学読み物>科学史における日本の貢献―人物中心に― (第7回)
- ファックスを実用化させたのは日本人科学者だった
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- 理科好きにする実験観察のヒント (第7回)
- 水溶液の性質を楽しく調べる!「酸性とアルカリ性」
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- <コピーしてすぐ使える>エピソード記憶でしっかり定着の“この重要概念”
- 3年/「鉄」と「金属」の関係をどう教えるか
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- 4年/ススキの葉はノコギリだ
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- 5年/流れる水のはたらき―けずる・運ぶ・積もる
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- 6年/水溶液の性質
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- 中学1分野/「原子説の父」と呼ばれているジョン・ドルトン―定比例の規則性―
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- 中学2分野/秋の青空
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- 編集後記
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- プロ級の理科工作―カタログ&製作ヒント― (第7回)
- ビー玉の振り子を作り面白実験をしよう
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編集後記
○…京都市教委は,今年度「社会と理科」で,教科書に記述されている発展的な内容のうちの一部を,「全員が学習するものとする」とした教育課程計画を作成したといいます.(5月16日付日本教育新聞)
この指導計画では,5年の教科書(大日本)の場合,発展的な内容は全部で20項目.そのうち8項目を全員学習とした―といいます.全員学習扱いは,日常との関連が深く,子どもの興味関心を高めることができそうな項目が多いようです.
「一日の気温の変化と太陽高度」の場合,現行指導要領では,一日の気温の変化についてしか扱ってなくて,なぜそうなるのかには触れていない.地面が温められてから空気が温まるという解説は,発展扱いになる.
そこで,担当された大上裕司先生は,「子どもから見れば,一日で一番暑いのは,太陽が真上に来る12時ごろではなく,なぜ2時ごろなのか,気になるはず.気温が変化する原因を追究することは理科学習にとってとても大切」と話していると出ています.
どなたも頷けるもっともなご指摘―と思います.
なにしろ,精選されたあとの教科書は,盛り込める内容がどうしても薄くなることは避けられなかったわけですから,その分やはり不満の声も多々ありました.
ということで,06年度の年間計画を作成する時の参考になるような,いわば折り紙つきの発展教材をご紹介いただきました.
(樋口雅子)
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- 明治図書