- 特集 1単元で“発問100づくり”全題材一覧
- “発問100づくり”にトライ:何が見えてくるか
- 4つに分類すると良し悪しが見えてくる
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- よりわかりやすく意欲をもたせられる発問がつくれる
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- 見えてくるものは3つの壁である
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- 発問づくりから,単元の学習内容が見えてくる
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- “発問づくり”と授業の押さえどころ
- 導入の発問づくりの法則
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- メイン発問とサブ発問の関連
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- 学習課題を発見する発問の条件
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- こうして“発問100づくり”完了:私のドラマ
- 向山洋一氏の「じしゃく」の発問
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- 100発問までの30日間
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- 学区から地球規模に追究をひろげる発問づくりの条件
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- 小学校:1単元で“発問100づくり”私の一覧
- 3年/生物とその環境
- こんちゅうのからだとつくりの発問100
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- 3年/物質とエネルギー
- 電気の通り道の発問100
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- 3年/地球と宇宙
- 土と石を調べようの発問100
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- 4年/生物とその環境
- あたたかさと生き物の発問100
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- 4年/物質とエネルギー
- 電気のはたらきの発問100
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- 4年/地球と宇宙
- 月や星の発問100
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- 5年/生物とその環境
- たねの発芽と成長の発問100
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- 5年/物質とエネルギー
- もののとけかたの発問100
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- 5年/地球と宇宙
- 太陽と月の動きの発問100
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- 6年/生物とその環境
- 人とかんきょうの発問100
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- 6年/物質とエネルギー
- 水よう液の性質の発問100
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- 6年/地球と宇宙
- 土地のつくりとでき方の発問100
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- 中学校;1単元で“発問100づくり”私の一覧
- 1分野/物理領域
- 電流とその利用の発問100
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- 1分野/化学領域
- 身の回りの物質の発問100
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- 2分野/生物領域
- 植物の世界の発問100
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- 2分野/地学領域
- 天気とその変化の発問100
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- “発問づくり”と新しい教材研究法
- イメージマップ法による“発問づくり”
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- サイエンスシアターへのご招待 (第2回)
- 車輪銀河のシミュレーション
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- 「学校ビオトープ」紹介
- 学校ビオトープ事情(2)
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- 理科クイズで発問づくり (第2回)
- モンシロチョウは不思議がいっぱい
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- 子どもが間違えやすい概念と授業での是正指導 (第2回)
- 化学変化の実験を動的にイメージさせる方法
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- 理科で育てる学力と授業の改革 (第2回)
- 「乾電池と豆電球」で育てる学力と単元の展開
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- 子どもの“ふしぎ思考”と授業づくり―コメット法による評価をふまえて (第2回)
- 子どもの“ふしぎ思考”の特徴
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- 〜(その1)子どもの深奥に潜む“こだわり”〜
- 総合的学習につながる面白実験 (第2回)
- ジェットコースターモデルを作ってみよう
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- 編集後記
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- 授業に使えるサイバー図鑑 (第2回)
- 身近な植物を再発見
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編集後記
○・・・実際に,1単元で発問を100発するかどうかはともかくとして,“一つの単元で発問を100”考える,構想するということは,とても大事な事ではないか−と思います.発問を考えるということは,とりもなおさず,教材研究をするということでもあり,授業を構想する要でもあるからです.
こういうことにトライしたことがないと,授業がはじまると“とりあえず発問”ということで,「このあいだは,どこまでやったっけ?」というような調子で開始するというようなスゴイことにもなりかねません.
この教材でこのようなことを子供に発見させたいという願いは,具体的には発問という形になるわけですから,授業づくりのもっとも大事な作業ではないでしょうか.
ところで,このたび発表になった新指導要録では,絶対評価がメインに据えられることになりました.そうなると,よりいっそう“この教材で何処までねらいに到達したか”を問う事が求められるわけです.その意味から言っても発問のなかに到達度を測る評価チェックの項目が必要…ということにもなるのではないか,と思います.
本号はそのような意味からも教材のねらいに即した発問づくり,子供の興味関心に即した発問づくり,すなわち多様な発問づくりの腕を磨くノウハウをご紹介いただきたと願いました.
(樋口雅子)
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- 明治図書