- 特集 授業に熱中させる“個別評定”の活用術
- 向山実践からすぐれた個別評定の原理原則を抽出する
- 教師が教えないで評定するからこそ子ども達の挑戦意欲に火がつく
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- 向山実践以前の実践からすぐれた個別評定の原理原則を抽出する
- 個別評定の萌芽は、斎藤善博の「教師の教材解釈 3つの型」に始まる
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- 特別支援教育の視点から個別評定の有効性を証明する
- 子どもが課題決めに参加でき成果の感想も言える個別評定の勧め
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- 指名なし討論を実現するために必要な,「技あり」の個別評定
- 発言の質も量も向上させる「立たせて評定」
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- 気になるあの子を激変させた!タイミングをとらえた個別評定
- 個別評定を二段階で行うことで、一番勉強のできない子が変化する
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- 個別評定のバリエーションと実践例を全体構造化する
- わずか2種類の個別評定の組み立て方に教師の技量が表れる
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- 実践ではここに気をつけよ!個別評定時の留意点5
- 「個別評定」,この五つに気をつけることで子どもは熱中する
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- 特別支援学級で子どもを伸ばす個別評定で子どもを熱中させるパーツ5
- 特別支援学級の子も夢中になる個別評定
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- 個別評定で「話すこと」の授業を活性化する
- スピーチに必要な項目を示し、スピーチさせる
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- 個別評定で「聞くこと」の授業を活性化する
- 聞き方、メモの取り方、聞くときのポイントを教えて褒める
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- 個別評定で「書くこと」の授業を活性化する
- 個別評定で大興奮。郵便教育とセットで行う手紙文指導
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- 個別評定で「読むこと」の授業を活性化する
- 「上達の法則」に欠かせない個別評定
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- 個別評定で「伝統的言語文化」の授業を活性化する
- 向山型暗唱指導―個別評定の活用で、子どもたちは有名詩文の暗唱に熱中する
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- 個別評定で「日本語の特質」の授業を活性化する
- 個別評定により、全員がテーマに迫った文章が書けるようになる
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- ミニ特集 11,12月教材を用いた,子どもを熱中させる授業案
- 小学校1年/昔話を聞いて楽しみ、昔話を音読して楽しむ
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- 小学校2年/「お話をつくろう」 学校図書 つづき落語ばなしを作ろう
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- 小学校3年/「三年とうげ」で起承転結を授業する〜子ども達が自分の考えをもつこと、討論することで熱中する
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- 小学校4年/光村図書「文と文をつなぐ言葉」をこう指導する
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- 小学校5年/敬語の授業(尊敬語と謙譲語)―この時間ですべて詰め込まず、楽しく帯で扱うべきである―
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- 小学校6年/俳句 子どもに問題を作らせて教師が分裂しそうな意見を取り上げる
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- 中学校/詩「河童と蛙」の設定で指名なし発表を仕組む
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- 高校/『平家物語』「能登殿最期」は分析批評から郡読へ
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- 向山型国語初心者の挑戦―手ごたえを得たあの瞬間―
- 向山型国語を学んだおかげで初心者の私も授業参観で大成功した漢字パズルの授業
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- 漢字の効果的な習得方法は広まる
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- 自薦他薦子どものノートづくり
- ノートづくりの極意 第8条「ノート展覧会」をする
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- 満員御礼!「向山型国語教え方教室」
- 新教科書、「向山型国語」ならここまで知的に授業できる
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- 巻頭コラム
- 子どもの事実から生れる学問なら共通することがある 音読カードを親にさせるな!体力主義は全く無意味!
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- 巻頭論文
- 授業に熱中させる“個別評定”の活用術
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- 向山洋一国語著作の「読み方」
- 「向山型教材研究法」と「発問づくりの条件」を学び、発問を作り出す力を身につける
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- 「つぶす」という思想の系譜
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- 向山型で言語力育成授業を行うとこうなる
- すぐれた教材を使うことで授業が安定する
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- 一目でわかる! 実録向山型国語指導案集
- 第4学年 国語科学習指導案
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- 向山実践から学ぶ「発問づくり」の型
- 授業「内容」は授業者の「情報量」の反映である
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- 百人一首・名句百選指導の「奥の手」
- 五色百人一首の「色を変える」ときに必要な四つのしかけ
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- 月に一度の「決勝戦」で、もっと盛り上がる!
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- 向山型国語に挑戦/論文審査 (第63回)
- シンプルだけに授業化はむずかしい
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- 新卒教師が追試できる!おすすめ向山型国語実践
- 有効なツールにはきちんと投資する。それがプロのあり方だ。教師人生を俯瞰して,教室を豊かにするツールを手に入れろ
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- この「授業システム」でできない子ができるようになった!
- 低学年/暗唱システムを使いこなす
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- 高学年/すべてTOSSの学習パーツで組み立てる
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- 発達障害の子どもの自己肯定感を高める向山型国語
- 他者視点を意識させながら激励する 他者視点に立たせることによる反省は難しい。まず,他者視点を意識させながら激励していくことを繰り返していく
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- 新分析批評の授業が読解力をあげる
- 白いぼうしはやさしいか?
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- 〜4年「白いぼうし」〜
- 江副文法の授業のススメ
- 「文法の可視化」を構想追試する
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- 向山実践を読み解く
- まずは自分自身が教材と向かい合う
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- 〜教材文『暗夜行路』(志賀直哉)B 2008年1月 TOSS箱根合宿〜
- 教材分析から発問・指示づくりへのステップ
- 教材分析の手はじめの一歩をはじめよう(5)
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- 女教師がすすめる向山型国語
- キーワードを見つけて段落を要約する 東京書籍3年上「自然のかくし絵」
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- 優れた授業をまねてみる、100回、200回を過ぎると見えてくるものがある
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- 向山型国語で生み出す「中学生の事実」
- 正解,不正解は二の次である
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- 国語デジタル教科書への対応
- クラウドによる情報共有がディスレクシアの子を変えた
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- そのまま使える,ちょっとした隙間時間にできる教材
- 漢字文化「虫」前編
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- 「伝統的な言語文化」の授業づくり
- かるたで、俳句・短歌への抵抗を減らす
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- 「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」にある俳句の広がり
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- 学力テストB問題対応授業を創る
- 非連続型問題への体験を連続保証しよう
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- テーマ別 向山型国語QA
- 全学年でできる一字読解の授業
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- 読者のページ
- 「追試しやすいように書かれている」「子どもに力がつく方法が示されている」執筆者の主張が読者とのツーウェイを創っています
- 編集後記
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- 向山型国語最新情報
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- 向山型国語に挑戦/指定教材 (第65回)
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巻頭コラム
子どもの事実から生れる学問なら,共通することがある
音読カードを親にさせるな!体力主義は全く無意味!
本誌編集長/向山 洋一
音読カードを作って,「家庭で評定を記入させる」という指導法がある。
熱心に,いくつもの「項目」を作って,親に判定させるのである。
「教師の仕事」を「サボル」この方法は,害の方が大きい。私は,やったことはない。
教師は教えるのが仕事だ。指導するのが仕事だ。それを放棄するなんて,信じられない無責任な方法だ。「教えて,ほめる」ことこそ,教師の仕事である。
家庭では,「子どもの努力を聞いてやる」,「子どものよさをほめてやる」ことが大切だ。
教育で,最も大切なのは,「生きていく力を育てる」ことであり,それは「セルフ・エスティーム(自己肯定感)を育てる」ことから生れるからだ。
音読カードは,これと反対に「セルフ・エスティームをこわしてしまう」方法なのである。私が言ってるのではない。小児神経科の大学病院のドクターが言っているのだ。
次の報告がある。
LD・ディスレクシア研究で有名な鳥取大学 小枝達也先生の講演を聴いた。
早期発見,指導の手順など,ほとんどTOSSの主張と重なる。なかでも,指導で「言葉の語彙を増やすこと」が最も大事だと主張された。
そのためには,学習した言葉を使って短文をいくつか作るのが最も良いという。
向山先生の授業の中に,多く出てくることではないか。
このことを鳥取大学方式の特許にしたいぐらいと話していた。
これが,最新の知見。
向山先生は,もう30年も前から普段の授業で行っていたことだ。
このように新たな知見を通して,向山型を理解していく。
このような講演を聴くとき,ただ漫然と聴いていては意味がないと思っている。
自分のもっている知見・運動というフィルターを通して聴く。
小枝先生が音読の指導について,面白いことを言った。
「私は,親に音読の指導をしないように言っている。なぜなら,親は叱ってしまうからだ。専門家や学校の先生に指導をしてもらう」
これは,音読が苦手な子,ディスレクシアの子の親に対して言っていたのだが,通常の親でも同じ事だ。
音読カードで喧嘩になる。
しかも,音読指導のステップは細かい。
それが,親にできるのか?
苦手な子は,疲れやすい。長い文章を読ませる。無理矢理読ませると,嫌になってしまう。
この嫌になってしまうと,指導が入らなくなる。
だから,一度に長く読ませない。とも話していた。
このような配慮が,親にできるか?音読カードにできるか?
また,小枝先生は,何回も何回も読ませるという体力勝負の指導は全く意味がないと強調していた。
(向山)小枝先生は,附属の校長先生でもある。本当の専門家なら,子どもの事実を大切にする。子どもの事実から本物の方向が生れる。本物ならば,共通することがあるのだ。ドリルなどの体力主義は,「全く意味がない」ということまで共通してくる。
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- 明治図書